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好奇心満載の野ウサギが野山を駆けめぐる…

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環境の変化に対応しなければならない時代
7月上旬に襲来した台風7号の意外な強さに戸惑った方は少なくないと思います。そもそも6月下旬に発表された週間予報の時点では、間違いなく「対馬辺りへ到達する前に温帯低気圧になるだろう」の如き予報が出ていました。台風から温帯低気圧には境界なく推移する筈ですが、語句のイメージからすれば台風と温帯低気圧では(少なくとも一般人なら)心構えの持ち方が全然違います。ちょっと雨が降るだろう程度に思われていたものが、意外にしぶとく台風のままで居続けました。更には県西部よりかなり離れた西側を通ったのにもかかわらず、中規模の台風直撃に相当するほど酷い風が吹き荒れました。携帯には避難準備情報が送りつけられ、知っている方の中では実際に避難された方もありました。

何とか台風をやり過ごしたと思ったのも束の間、その翌日からしつこい雨に見舞われることとなります。一般には「台風一過」という語と共に表現されるように、台風の翌日は風が穏やかで晴れ渡ることが多いのですが、晴れるどころか強い雨となりました。この雨はまったく弱まることもなく、一体何処にこれだけの水滴が乗っているのだろうかと訝られるほどしつこく降りしきりました。今度は厚東川の流入量が増えたために緊急放流の手前まで至り、ダム下の木田や瓜生野地区では避難勧告が発令されるという、近年無い緊迫した状況となっています。この危機に臨んで今度は水害に関する避難情報の形で携帯へ送りつけられています。

私を含めた郷土関連のメンバーは、郷土の地勢やそこで起きた自然現象を数多く見てきています。殊に水害に関してはそれほど遠くない昔に物的人的共に甚大な災害を経験しているのですが、書籍に記録されるだけで現時点で事改めて論じられることは殆どありません。ニュースでは特に地域を指定して報道されることはあっても、少なくともSNSや当サイトでもあまり明示はしていません。一個人に過ぎない人間が特定の地域に対して「あそこは危険だ」と論ずるのは、たとえ根拠があっても当該地区へ暮らす住民に無用な不安を押しつけることになるからです。

しかし自分の中では判っていながらそれを独り抱え込んでいると、仮に災害が現実のものとなった後でそのことが判明したなら「そこまで危険と判っているなら何故公表しなかったのだ?」と非難されるかも知れません。それ故に詳細に調べたら取るに足りない杞憂であるかも知れないものでも、何処かで言及するようにしています。2016年の梅雨時にも豪雨があり、このときは常盤池と夫婦池から流れ出る余剰水を実地に調査し記事化しています。経験的にも天候の変動が以前よりもずっと大きくなったと感じています。

現在の技術では無駄に風と水を送りつける台風や低気圧を拒否する術を持ち合わせないので、それらが押し寄せても持ち堪えるか、あるいは最悪被災しても迅速に復元できるだけの準備が要る時代と思います。前者は強靱化、後者は復元の容易化(最近の言葉で表現するなら「レジリエントな」)であり、各地域に固有の見舞われやすい災害に対して対応が必要になるでしょう。今後は「昔なら持ち堪えていたのに今回はいとも簡単に壊された。こんな事態は初めてだ」が全国各地津々浦々で起きる時代と思います。

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