港町運河橋(仮称)

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記事公開日:2013/6/21
この記事は嘘ぴょん♪この記事は内容の信頼性に疑義が差し挟まれます。正確性を補強する資料や物的証拠が得られるまでは割り引いてお考えください。誤謬が明らかとなった場合は本記事は撤回されます。

港町(みなとまち)運河橋は真締川の最河口部に建設予定されている宇部・小野田湾岸道路(以下「湾岸道路」と略記)向けの橋である。
架橋計画が策定されている橋の中心位置を地図で示している。


ポイントされた地点の地図を見て分かる通り、現時点でこの場所は真締川ではなく宇部港の一部である。しかし橋が完成すれば実質的に真締大橋よりも河口側に架かる橋になるということで便宜上ここに含めている。

港町運河の映像。
実際の架橋地はこれより更に海側であるが、工場敷地内で一般の立ち入りができないため可能な限り接近できる箇所から撮影している。


なお、橋の名前は仮称であり、正式名は一般公募で決定される予定である。
【 架橋および経路選定に至った背景 】
2013年6月現在で湾岸道路は国道190号西中町交差点に接続されており、宇部空港〜西中町間が未成である。この区間の施工については都市計画道路において既に策定済みであるが、具体的な経路については用地確保の面で当初から難航が予想されていた。
本区間は当初、西中町ランプを延長し国道190号および市道東海岸通り線の上を通す二階層構造が計画されていた。本案では新規道路敷の取得コストを削減できるのだが、高架橋設置に伴い騒音および日照権問題で地元合意に至らず棚上げとなった。二次計画案として民家やビルの建て込む市街部を避け南側へ大きく迂回するルートが提出されている。
二次案もなお協議中であり最終決定されたものではない

二次案によると、西中町ランプを延長し工場群上を通す形で大きく南へ迂回させ、既存の宇部興産(株)専用道である宇部・美祢高速道路(以下「興産道路」と略記)上を通す二階層構造とする。この過程において興産道路との相互乗り入れを可能とするために沖ノ山ランプ(仮称)を設置する。高架橋は概ね現在の牛岩神社付近にて東に進路を振り、港町運河を本橋で渡って市環境保全センター付近に至るものである。
工場敷地を通すため、用地買収費用や補償問題については市街地の現道上を高架橋構造で通すよりも30%強コスト削減できるという試算があり、県としてはほぼ二次計画案に傾いていた。残された問題は興産道路上を通すことについての同社の協議のみであった。

湾岸道路の当初計画において興産道路に乗り入れる案については、既に供用されている妻崎開作〜東須恵間についてもかつて検討されたことがある。しかしダブルストレーラと一般車両の競合による事故、私道である興産道路の公道申請の手続きおよび公道規格に見合う道路規格の変更という問題があり頓挫した。今回の二次案では興産道路との共用区間がなく、早期合意が見込まれていた。最終的に宇部興産側が興産道路の上に高架橋を設置する道路敷を無償提供すること、県は興産道路との相互乗り入れを可能とする沖ノ山ランプを設置することで合意をみた。
沖ノ山ランプ設置は当初計画には含まれておらず、この追加変更には興産道路上の道路敷を取得する費用の約60%程度が見込まれた。しかし湾岸道路が西中町I.C.まで接続された状態で暫定供用開始されたことにより国道190号の交通量が増加し、国道維持コストの増大回避の方策を求められていたことも背景にあった。本ランプ設置により資材の搬入搬出車両は国道190号興産前交差点を介さずに湾岸道路の乗り入れが可能となるため、西中町交差点以東の大型車両交通の削減にも貢献するとみている。
【 橋東部の経路計画について 】
計画によれば、港町運河橋以東においては東部浄化センター付近を通り、次期工事で発注される沖宇部大橋(仮称)を経て市道空港線の道路敷を二階層構造で利用しつつ県道宇部空港線の空港前交差点に接続される。この二階層構造は既に供用されている厚東川新橋と同じダブルデッキ構造である。完成すれば東須恵〜空港前交差点間は一般道路との交差点や信号がない高規格道路によって宇部市街部の半環状化が完成する。この高規格道路の環状化計画は50年程度以前から提唱されており、半世紀振りの悲願実現となる。
学童向けの郷土副読本にはしばしば「未来のうべ」として計画図が掲載されていた

この区間においては市道空港線上の二階層構造が計画されている。八王子町や明神町付近を高架で通すことについては日照権および騒音の問題があり、地元協議の難航が予想される。しかし山口宇部空港の飛行機離発着の制約上、海側へ迂回する別経路をとることができないため全線開通には高架橋設置以外の方策がなく、最終的には妥結するものとみられている。
【 港町運河橋(仮称)の諸元 】
次に現在策定されている港町運河橋の延長および幅員などの諸元を解説する。これらは計画段階のものであり、微細な仕様変更が有り得る。

== ここでちょっと小休止… ==


いつの間にこんな具体案が策定されていたのだろう…と大慌てしている読者の顔が見えて来そうだ。なのでそろそろ化けの皮を剥ぎますと…
全部、嘘っぱちです♪
さすがに早めに宣言しておかないと…「いつそんな計画が決まったんだ!?」なんて真顔で県土木などに問い合わせされても困りますんで…sweat

改めて申し上げますが、ここまで書いてきた内容は殆どすべて嘘八百の大デタラメと言うか、全く何の根拠もない私独自の作り話です。路線変更計画があるとか地元協議云々とか、どれもこれも全部まったくの創作ね。

なかなかもっともらしかったでしょ?結構、真に受けて読んじまった人が多いのでは…固有名詞やテクニカルタームを巧妙にちりばめて如何にも本当らしく書き上げました。橋の名前も本当なら「宇部港大橋」あたりが順当だろうけど、どうせ架空の橋だから仰々しくて少しひねりを入れた名前でもまず綺麗に騙されてくれると確信していましたので…^^;

エイプリルフールでもないのに人騒がせだ!って声が聞こえて来そうです。他意はありませんよ。何で唐突にこんな捏造記事を拵えたかってのは、最近ずっと辞書的な堅苦しい説明付きの記事に終始しているので、ちょっとオチャラケた記事を作ってみたくなったというのがモチベーションであります。

現在のところこの記事はリンクを外した孤立記事になっていますが、検索などでダイレクトにこの記事へ飛来して真に受けて大騒ぎされても困るので、検索対象外設定して冒頭にテンプレから「嘘かも知れないよ♪」タグをコピーし貼っ付けておきました。

しかし…
嘘から出た誠で、これの全部あるいは一部が本当の話になったら面白いと思うんだけど…残念ながらまあ可能性は極めて低いでしょう。冒頭に「誤謬が明らかとなった場合は本記事は撤回されます」って宣言しているけど、それじゃあ公開もできないわけでして…思いっきり無責任ながら暫くこのまま放置しておきます。検索対象外でインデックスからも呼び出せない記事だからそんなに読まれはしないので…

さて…
「海に落ちたい方はこちらをクリック♪」の騙しリンクに始まり、誘い込んだ読者は担ぎ上げられたわけですが、この後どうしようかな…

=== 切り取り線(ここから↑の記述は全部嘘っぱちですんで切り取りください) ===

せっかく真締大橋から更に下流、海の方へ行こうとしているので、河口部まで散歩してみましょうか…
いや、今度は本当です。真締川公園にある旧橋の遺構の追加写真を撮りに来たとき本当に海の方まで歩いて撮影してきましたので。

…っというわけで、いつもの語り口調に戻りますね。
以下の記事をどこかで流用することがあるかどうか分からないけど、まあ深く考えず適当に書き散らしてみます。
《 宇部港・新町埠頭(真締川河口)》
現地撮影日:2013/6/17
記事公開日:2013/6/21
情報以下の記述部分は、将来的に追記内容が増えたとき単一記事に分割されるか他記事へ併合される可能性があります。

真締大橋の右岸下流側にある旧橋の遺構設置場所から海の方へ伸びていく広い道がある。
宇部港新町埠頭という案内看板が出ているが、傍目にも看板は古く積極的に案内する様子は感じられない。
埠頭の「埠」が常用漢字外なので看板では平かなで表記されている


歩くなんざタルいのでもちろん自転車を漕いでいる。このたびも自転車で進んでみたのだが…
時間帯というかタイミングが悪い。道の両側にズラッと車が駐車している。いつもよりずっと多いしそれも何故か無人ではなく乗ったままエンジンかけて休憩している車がかなりあった。

この進入路は恐らく港湾かどこかの管理になるだろう…少なくとも認定市道ではない。
実はこの道に面して新町埠頭緑地だったろうか…もの凄く荒れ果てた公園くずれのような場所があるのだが、これほど営業サボりのエンジンかかった車が連なっていては、自転車に跨ってカメラを構えることすら憚られた。
新町埠頭緑地については充分な写真さえ撮れたなら公園カテゴリで記事化する予定

道からは幾本か枝道が出ていたが、そのいずれも入口部分で「関係者以外立入禁止」の札が出ていた。[1]
やむなく直進するも、最終的に立入禁止の札で行き場がなくなった。


宇部の街は海を眺めたいと望む一部の人々に対して冷淡である。海に面する部分は悉く企業の社有地か県の管理地になっていて一般人が立ち入れる場所がない。元々そうきれいでもない海で大した眺めも効かない港湾なので景観用に整備されていないのだが、海に面する都市でありながら沖合に向かって疾走する船さえ眺める場所がないのは残念な話だ。
もっとも野ウサギは山派なので海が観られないからと言って暴れはしない…

過去にここを訪れて撮影した写真が見つかった。
以下の6枚は、4年前の冬に撮った写真である。


日が傾きかけている。確かこれは市道真締川西通り線の走破レポート向け写真撮影で立ち寄ったものと思う。

このときやはり進めるところまで埠頭の方へ自転車を走らせていた。
新町県営上屋と表記された建屋の前にやってきた。


ここから海が見える場所まで近づこうとしたのだが…
この方向はダメだ。


立て札が出ていない場所でどうにか海の近くへ接近できる場所があった。
どう見ても作業用の艀などが発着するような場所だった。


波に揺られる浮きの上に乗って遊ぶカモメだろうか…


更に海側の方には広いヤードがあったが、立入禁止区域だった。
間違っても入れないように有刺鉄線付きフェンスで仕切られていた。


それ以上見るべきものもないので引き返していた。そして今回は更に手前に立入禁止の札が出ていたので早々に撤収した。エンジンを掛けたままの車から私の動向を監視していそうな人が居そうな気配がしたので…

一旦再び真締大橋を渡る。
河口に向かえるのはやはり左岸側だけのようだ。


左岸接続部からは護岸に沿ってコンクリート通路がある。
通行禁止にはなっていないが、先の方で倉庫の裏手を通るような感じでさすがに進攻する気になれない。


このコンクリート通路を迂回し、一本裏側の市道を通ることでその先に到達することができた。
適当なところに自転車を停めて防潮扉の方へ向かった。


ここは立入禁止にはなっていない。荒天時は扉が予告なしで閉鎖されるという注意書きのみだった。


真締川の続きとなる左岸側。
ボートを係留するためにロープを掛ける柱のようなものが出ている。


真締川…と言うかもはや海なのだが、降りるコンクリート階段があった。
潮が高めなので下の方は水面下にある。どれほど深い場所なのか分からないのが山と違って怖いところだ。


先ほど行き損ねた右岸側。
そう大して面白そうなものはない。適当に車が駐車しているだけだ。


「下流側に橋はありません!海に落ちるよ!」の文言を地で行く感じで護岸の端まで向かう。


周囲の目を気にせず到達可能なもっとも海側の場所だ。
左側にはもっと沖合まで伸びる桟橋状のものがあったが、あの場所まで自由に行けるかどうか分からない。


右岸側も同じくらい沖合に伸びる桟橋があり、船便で到着した荷を降ろすヤードになっている。
あの場所はまず行けないだろう。


ちょっとズーム撮影してみた。
完全な陸地なのではなく、コンクリートの台を並べて作った陸地のようだ。下は空いていて海水が入り込める。


突端から振り返って撮影。
ここからはまだ真締大橋が見える。しかし真締川が運ぶ淡水よりも海水の比率の方がずっと大きいだろう。


今更だが、当サイトでは海にまつわる写真や物件が極めて少ない。興味を惹かれる物件の殆どが陸上にあるからなのだが、先に述べたように「野ウサギは山派」というのも理由である。足が地に着きさえすれば少々危険な場所でも平気で行けるが、これが深さ知れない海や湖、溜め池やダム湖などとなるとからっきしである。高低差も苦手なので、このような岸壁の縁に寄ってカメラを構えるのも出来ればやりたくない。
ダムの堰堤からダム裏を覗き込むように撮影なんて物件的には大好きだが本当に苦痛だ…

足がしっかり地に着く砂浜で海を眺めたり秀逸な岸辺の写真を撮ったりするのは好きである。しかしこれといった話題性を持つ物件にはなりづらい。恐らく一通り浜辺を撮った写真を並べて終わりである。
したがって今後も海浜や港湾が登場する記事は稀少だろう。たまさか浜辺に興味深い遺構が眠っていて潮が引いたときのみ姿を現す…のような物件が市内にあるなら、足を運ぶことになるとは思うが…
お隣り市の本山岬西岸にはそういう場所があるんですけどね…
出典および編集追記:

1. ここから先は県による関係者以外立入禁止の表示が出ているのだが、Google ストリートビューの車は更に先まで進行し画像採取している。


看板の向きが左側であることからここを左折しての進行が禁止されているだけであり直進は可能なのかも知れない。(2017/1/25)

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