宇部変電所【6】

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現地踏査日:2014/1/18
記事公開日:2014/1/25
(「宇部変電所【5】」の続き)

時系列では「宇部興産・桃山開閉所【2】」の続きとなる。
宇部変電所の東門を訪れ、桃山開閉所の横から入る通路が草刈りされて通れる状態になっていた。


それでフェンスの外側をたどって桃山開閉所を撮影し、ここまで歩いてきたところだ。
一段高い敷地は恐らく中国電力の所管になるのだろう。


現在位置を中心にポイントした航空映像である。


実際のところどうか分からないがここから先は宇部変電所関連とみなしてこの記事に収録している。

フェンスに沿って斜面を進み、そこから更に5m位高い位置に宇部変電所の敷地があった。


何だか見慣れない鉄塔だ。これは初回訪問時には撮影していないと思う。


斜面は赤土なので足掛かりは良く問題なく登ることはできた。しかし傾斜角は45度でかなりきつい。何かに掴まっていないと一番下まで転がり落ちてしまいそうだ。

敷地を隔てる縦のフェンス。
桃山開閉所の敷地からも直接往来するための階段が見えている。


敷地の上の段だからこれは宇部変電所関連だろう…見慣れないタンクのようなものが4基据えられている。


これは何だろう…
機器の動作に必要な絶縁油などが封入されているのだろうか。


ここから覗いた宇部変電所敷地内の様子。
残念ながら制限されたアングルでしか撮影できない。


ネットフェンスの網目が異常に細かく、カメラのレンズを押し付けることしかできなかった。


敷地は下の管理通路より5mくらい高い。立っていることも難しい急斜面の上なので片手でフェンスを掴んで体勢を保持しながらの撮影だった。


一旦下の管理通路まで降りる。
こんな場所へ子どもが訪れるとも思えないのだが子ども向けの告知板がネットフェンスへ貼り付けられていた。


次のフェンス折れ点で以前観察した「謎の建屋」が見えてきた。


宇部南支線の送出側だろうか…多重回線を抱える高い鉄塔に接続されている。


敷地の端まで来た。
この場所は初回訪問時には遠巻きに眺めるだけだったので、やはり予想通りフェンスの外側を辿って周回できることが分かった。フェンスにはまだツタのような植物が絡みついた痕跡があるので、夏場は寄り付きならないほど藪化するのだろう。


この近辺を歩けるように草刈りしたのは割と最近らしい。
まだ刈り取られたばかりの雑草が鉄塔寄りの低い敷地へ集積されていた。


多重回線の鉄塔の足元はフェンスで囲まれていて真下へ行くことはできなかった。


「謎の建屋」へ裏側から接近する。
側面に奇妙な継ぎ接ぎ模様がある円筒形のコンクリート塔までぴったり有刺鉄線付きフェンスが設置されていた。


フェンスはかなり傾きながらも侵入阻止の機能は健在だ。
改めて眺めても継ぎ接ぎ模様が如何にも奇妙だ。


多重回線鉄塔に接続される敷地内の鉄塔。
市道側から見える従来タイプの鉄塔より細身な感じがする。


裏側から観た変電所構内の様子。正面からだと高いブロック塀があるため見えない。
全体の鉄骨部分に赤錆が目立つ。


さて、ここまで到達したのだから「謎の建屋」を違うアングルから撮影して何かヒントを得たいと思った。

(「宇部変電所【7】」へ続く)

出典および編集追記:

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