お知らせの履歴・2016年

(「お知らせの履歴・2017年」の続き)
2016年はどんな年だったのか?
2015年はどんな年だったのか?」は12月の中旬に書いていたことからも推測されるように、今年はホームページの更新については明白にペースダウンしました。しかしこれは市内のあちこちを探索するペースが鈍ったことを意味するのではなくむしろ逆でした。”市内で訪れたことのない場所を潰す”如く新規に訪れる場所を増やし、更に一旦訪れた場所も写真の撮り直しや新たな題材発見による再観察もあって年間の撮影枚数は間違いなく過去最多の筈です。多すぎる画像数は保存可能スペースを圧迫するし検索にも時間がかかるので、最近は同趣旨の写真があれば品位の劣る画像を削除しています。

Facebookによる繋がりは過去でもっとも濃密になりました。新たに興味を持って下さる方の流入が増え、私の知らない案件の報告や調査依頼も入ってきています。単独で解決するのは殆ど不可能な難題がメンバーとの情報交換や手助けにより解決する一幕もありました。何が起きたかは正直な話、ホームページをご覧になるだけでは全く分からないでしょう。FBは簡潔だけど即応性の高い世界で、ホームページは詳細だけど時差が当たり前な場です。その日得られた最近の情報は、まずFBに投下されています。この情報に繋がりたい方は…遺憾ながらFBに登録なさって下さいとしか言いようのない状況です。ホームページをご覧になられる方なら、物理的にはFBも閲覧可能でしょう。あとは実名登録というハードルがありますが、回避したりハードルを下げる方法はいくつかありますので。
うちのホームページでも文化カテゴリで具体的な方法を書けないこともないんですが…

露出という点での今年最大の変化は、やはり宇部日報社への定期投稿でしょう。6月の誌面リニューアルに合わせて毎月一回、最終週の水曜日に配布されるサンデー宇部にコラム掲載しています。文字数が限られている(概ね500〜600文字)ことと読者層を考えて概説的な記述にしていますが、何か一点従来の郷土史にはない部分を含めるようにしています。十分な稿数が積み上がればコラムを書籍化することも可能とのことです。

外へ向かって発信していく点では、この他にも宇部市制100周年記念委員会の委員応募、インターネット市民モニターでの意見提出、高齢者声かけ活動に伴う活動があります。声かけ活動以外でも今年は地元在住者からの聞き取りが記事制作に貢献する場面が何度もありました。殆ど一人での暇つぶし同然な探検記録に始まったものが、郷土在住者の実体験を巻き込み共有可能なデータベースとなってきています。このデータベースを更に充実させるのは、私を含めて後の世代の重要な仕事になってくるでしょう。安心してください。この種の仕事は「決してなくなることはありません」から。

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選択と集中
新規の時系列記事が登場しなくなって久しい状態です。たまに更新履歴であがってくるのは総括記事程度なので、もしや活動停止かと思われているかも知れませんね。

実のところ活動停止どころじゃなく以前よりも更に加速しています。FBでは運営しているページと自分のタイムラインにダイジェスト公開しています。しかしこちらで長い記事を書くに至っていません。不公平感があることは自覚していますが、ホームページ側に記事を仕立てるのはFBのタイムライン投稿に比べて格段に時間がかかるからです。

FBは写真だけ用意すれば、あとは書くだけです。しかしホームページの場合はテンプレートをコピーしてファイルを作成し、命名し、掲載する写真の実ファイル名をイメージタグで指定し…それから書き始めです。書き終わっても今度は該当するジャンルにリストを追加してリンクを張る作業が要ります。倍どころじゃない時間がかかるため、事実として敷居が高くなっています。それでもホームページの記事として仕立てればタイムラインに流されることなくいつでも容易に参照できるし、ジャンル毎にきちんと整理できるのは強みです。

このため特に記事化の必要性を認識していたり、単一物件で他の記事とのリンク張りなどが少ないものに限られることになります。自分の時間は無限に存在するわけでもないので、以前は勢いに任せて記事を増やしていましたが、それが困難になりました。特に記事化に急を要する案件を抱えているとそうなります。

先月の下旬からある非公開物件の時系列記事制作に注力していました。別に期限を切られている案件ではありませんが、自分の中で年内かならずたたき台部分を書き上げるという目標で進めていたので。昨日のことあらかたで脱稿(と言っても査読はこれから)し一区切りつきました。テキストベースでの分量は228KB(約11万文字)にものぼりそのままではとても読めるシロモノではないので、今後これを「濃縮」する作業に入ります。ちなみに濃縮された結果は小冊子などに印刷し、査読して公開に問題が生じなければ来年のうちにもリリースを考えています。

忙しいという言葉は嫌いなので使いたくありませんが、郷土関連の作業で結構身の回りが埋まり始めています。宇部日報さんのコラム執筆は順調に進め、既に来月掲載文の原稿も提出済みです。また、去年3月に初めて企画した「水の大動脈の今と昔を辿る自転車ツアー」に続くうべ探検博覧会コラボ企画第2弾オファーがあり、これから詳細な企画(と言っても実は殆ど自分の頭の中では決まっていますが)を練ることになっています。

ホームページのみ閲覧なさっていてFBとは無縁だという読者もいらっしゃる筈です。情報到達速度や分量において不公平が生じる問題については、(要ログイン)タグのみで済ませている現状から改良することを考えています。ともあれ持てる時間が有限なので、こちら側ではもう暫く遅々とした記事発信となることをご了承ください。

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街の景観が急速に変化している
去年あたりから感じ始め、今年は近年ないほど加速しています。老朽化したビルや建物、人が住まなくなった廃屋など一斉に取り壊されています。

市内でもテナントが撤退して廃ビル同然になった建物や半壊状態の民家があちこちに見られました。今のように市街部をウォッチし始めた7〜8年前からずっと変わらなかったのですが、雪崩を打ったように変わり始めています。具体的な事業者名は明示しませんが、例えば市立図書館に隣接する区画にあったレンガ積み倉庫、東見初町にあった廃オフィス、神原町2丁目にあった事業所などなど…これらの大型物件は現在までにすべて取り壊され、一部は同じ場所にドラッグストアが建って既に営業開始しています。
民家ではうちの前の市道に限定しても今年に入って既に3軒が消えています。跡地は更地にされて建て売り物件となり、既にそのうちの1区画は住宅の基礎工事が始まるといった変貌ぶりです。
これに対して公的機関の更新はそれほどではないものの、琴芝小学校の体育館が今月に入って取り壊しが始まりました。建物の破砕関連や廃棄物処理関連の業者さんは人手が足りない位に仕事を抱えているのではないでしょうか。

遊んでいた空き地を生かした建築も相次いでいます。うちの近くにも11階建てマンションの建築工事が始まり、現在基礎工を進めている段階です。これなど市街地回帰の傾向と行政が推進するコンパクトシティーの流れを先読みしたものでしょう。街の景観と共に市内の居住者分布域も少しずつ塗り変わると思います。
高層階マンションが建てば、その狭いエリアだけは人口高密度となります。この件に関しては居住者数に即した道路整備の絡みで書いておきたいことがあるんですが、ひとまずは変わりゆく前の街の景観は記録しておこうと思っています。

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ホームページ開設5周年
日々の歩数から買い物履歴に至るまで情報を残しておく記録好きなんですが、その割に節目やきりの良い数値に対して無頓着です。たとえばホームページやブログを持っていらっしゃる方なら訪問者数のキリ番は結構意識しているはずです。キリ番を「踏んだ」来訪者を祝ってあげるなんてのは過去私もやってたんですが、今は殆ど見てない状態です。実生活でも同様な塩梅で、自分を含めて誰の誕生日も普通の日だし、新年の到来は節目として意識はするものの人と出会うに特別な挨拶言葉を準備しておかなければならないのが正直鬱陶しいと感じるくらいです。

だけど11月1日が自分にとってどんな日だったかはさすがに覚えていました。このホームページを世に送り出したのがちょうど5年前です。もっともそれ以前から今のような活動はしていたし、地域SNSやブログに記述はしていました。当時既にFacebookは存在していたと思うけど、知ってはいても実名をネット上に出すなんて…という意識から敬遠していました。ホームページは自分にとってまったく初めてのものではなかったし、ブログの可読性の悪さとジャンル分けの難しさを実感していたのでもう一度始めたいという気持ちがありました。

5年間もよく続くなぁ…という感想があるかも知れませんが、前に向いて進み始めたらそんなものです。三日坊主の日記とは違います。何を書いたらいいものかなんて迷ってる余地も暇もない…書くべきことはいくらでもありながら、その努力が欠けているだけです。ただ、初期のホームページ時代に比べると記事更新の頻度が明らかに落ちています。あるいはネタ切れになったのだろうかと思われるかも知れないので強く否定しておきます。理由は単純に他にするべきことが増えてきたからです。毎月一回、月末週に掲載されるコラム執筆はそれほど時間はかからないとして、いずれ世に送り出すべきであろう物語やドキュメンタリーの構想や組み立て、市内の地名事典、Facebook側での投稿などなど。記事の絶対数が増えればメンテナンスも要ります。新たな情報が判明した折りでの編集追記、読者からの指摘による誤りの修正、未だに散見される誤字脱字やリンク切れ直し…これらは更新履歴にはあがりません。地味だけど修正すべきと分かっているものを放置はできないので。

まあそういった雑多な作業も積み重ねつつ、それでも確実に進歩はしています。対象が小さなものであろうがある推測から仮説へ、そして仮説が裏付け資料を伴った定説まで昇格できているものがたくさんあります。5年前の当時だったら「そんな昔の地形など分かる筈がない」が、今ではかなりの確度をもって主張できる程になっています。絶対数は相当に集まったし信頼性もかなり高くなってきたなら、次にはそれらの情報をもう少し分かりやすい形で世に送り出すことになります。今後ホームページの記事が急増することはなかなか困難なものがありますが、別の媒体で整理された情報を閲覧することができるようになるでしょう。

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恐らく気候に翻弄されています…
「恐らく」なんてのも訳がわからないんだけど、実際自分のことながら訳が分からず混乱しているのです。

10月11日頃、即ち先週の連休明け頃から持病が劇症的な形で発現しました。いつもの指湿疹だけど指じゃなく殆ど全身が痒くてたまらない。顕著なのは腕と足です。どうも指湿疹とは違う感じ。指湿疹はプクッと膨れて痒くなるんですが、今回のは見かけ上正常な皮膚が痒くなり、ひとたび掻いてしまうと血液が集まって更に痒みが強まるスパイラル状態になります。もっとも酷かったのは水木曜日あたりで、夜中に痒みで2度も目が覚める状態でした。

先週の水曜日(12日)は、午後から船木の新郷まで自転車を漕いだ日でした。往復で5時間超も自転車漕ぎと徒歩で写真を撮りまくり、その無理が引き金となったかに思えました。しかしその前日の火曜日夜あたりから同様の症状があったので、恐らくこの日にある店で買った揚げ物をやや多めに食べたのが主因と思います。間違いなく美味しいんだけど、どうも良い油を使っていないんだろう。以前から食べていたんですが、少量ならまだしも多いと影響が出るようです。これに加えて水曜日の疲労が症状を加速させた形です。

しかし最大要因と疑われるのは、この変動が大きい気候です。もう10月中旬になろうかってのに外出時も半袖一枚です。いっときは涼しくなったんだけど、先週は9月上旬の天候に逆戻り。指湿疹は今までの観測によれば食生活や疲労は悪化要因で、主因は気候らしいと考えています。涼しくなれば軽快する筈が、気候の変わり目には程度の差はあっても出てくることが分かっています。

個人的に暑がりで、季節に夏とか要らない…一年じゅう寒い冬であれば良いのにと思う位なので、更に暦が進めば嫌でも寒くなり寛解に向かうものと思われます。それから手持ちの定例業務が今日で一段落するので月末までは時間が空きます。遅れている記事を何とか進めようと思います。手足がゾワゾワとしてて痒みが始まろうかって状況ではとても集中して記事書きに専念できなかったのですが、今朝は幾分状態が良く、更に暑さがぶり返さなければ大丈夫でしょう。

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「写っていれば良い写真」から「外部に出せる写真」へ…
デジカメが不調です。以前から白トビが気になっていましたが、最近はかなり頻発します。記事向けの写真を撮ろうと今月中旬にある場所を訪れたのに撮影した殆どが使い物にならない写り具合で、結局過去の写真から選ぶことになってしまいました。

カメラの製造元に連絡したところ、原因は分からないものの添付された写真を見る限り故障に間違いないとの回答を頂きました。しかし購入元へ持ち込めば5年間保証を再度使って無償修理できるけど弊社では1年を限度にしているので有償になると言われました。無償だって修理に出したくないのは明白です。その間カメラは使えないし、往復の送料と修理費を負担しても治る見込みもない。新しく買い直した方が確実で安いかも知れないのに。

そもそもデジカメのような一般向けに大量生産している精密機器の不具合は、販売元に問い合わせてもまったく時間の無駄です。完全に動かなくなったり、動いても満足のいく動作をしなくなったら買い直した方が良い。修理に出しても時間とコストに見合いません。最近の国内家電製品は軒並みあっちの国に造らせて輸入し、国内企業は完成品をそこそこチェックして売ってるだけです。今回の相談でも原因について何一つ語られず症状を回避する方法のアドバイスも提示されなかったのですから、販売部門に分かる人間など誰一人居ないと考えるに足ります。そういった貧相なサポート体制を前提に今の安い価格があるわけです。買い直すのが嫌なら、自分で解決法を探す以外ありません。

まったくタイムリーなことに、Facebookでフォローしている記事に大いに参考になる情報を見つけました。
ISO感度をマスターすれば、カメラをもっと使いこなせる
人物や景色をカメラで撮るというのが一体どういうことか再度考えると、人間の目と同じで適当な光源が当たって反射している対象を記録することです。カメラの場合は色彩の要素と強さをデジタルに変換しています。あまりに光が強すぎるとまぶしくてつい目を細めたりしますが、カメラも自動判定でその動作を真似ています。しかしどうも手持ちのカメラは、実際にはまぶしい程度に光量があるのにそれを絞る動作判定が甘いらしい。

上記の記事にあるISO感度というキーワードがそれに相当します。これはどれだけカメラ内部に光を取り込むかの数値で、大きくすれば暗い場所でもある程度何があるかは分かる程度に写ります。しかし十分な日差しがある場所でISO感度が高いままだと、まぶしいのに無理やり瞳孔拡大させて見ているのを同じ状況が記録されます。即ち白く霞んで見えづらくなる写真です。

以下はこないだ撮影して失敗した写真の例です。この日は雑木林の中にたたずむ遺構を撮りに行きまして、天気は曇りでした。そこでカメラのマニュアル設定で曇りに設定したのが裏目に出ました。晴れの日より光量が少ないので、ISO感度を高く設定しまうようです。

これはISO640で撮影されています。薄暗い場所柄、ISO自動設定だと数値が上がるのは仕方ないのですが、対象は見えやすく写る代わりに木々の間から光が漏れている部分が光量過多状態になっています。


そして一度このような状況になると光量判定がおかしくなってしまうらしく、そんなに暗くもない場所でも異常に高いISO値を設定してしまいます。

これは帰り道で撮影したワンショット。
先の場所より明るいのに、自動設定ではISO1000というとんでもない数値に設定してしまっています。このせいで確かに明るくは写っていますが、光量を多く取り込んだために逆に霞んで不鮮明な写真になっています。


すぐ上の写真程度ならまあ我慢の限界ですが、最初の写真は誰の目にも失敗作です。とてもこんな写真を外部に出せません。宇部マニって記事はともかく写真が超ヘタクソだなーと笑われるのがオチ。

夜のとばりが降りる一風景とか明かりを落とした飲み屋の場面なんてショットなら別として、上記の記事にもあるように通常はISO80で十分です。このカメラはどうやら暗い場所でもよく写ることを念頭に置いて、初期設定を高めにしているようです。暗くても前使っていたカメラよりはよく撮れることは気づいていました。その分だけ明る過ぎる場所では弱さを露呈します。

ただしISO80のマニュアル設定をしていても調子が悪いときはなおも白トビが部分的に起きます。そのときは更に露出補正も援用すればかなり抑えられることに気づきました。代わりにいつでもISO80で大丈夫とも限らず、日差しがガンガン照りつける山道を歩いていて木陰に入って写真を撮るなら、設定は変えないと酷く暗くなって巧く写りません。

面白いことに手持ちのカメラではISO値を低くすると光の取り込み量が減るので、その分シャッター速度を遅くして埋め合わせているようです。ISO値が自動設定だとシャッターを押してすぐ記録されるのに、ISO80だとゆっくりシャッターが降りることに気づきます。手ブレが起きやすくなるので、明るい場所でも速く動くターゲットを撮るには向いていません。写っていさえすれば良い状態から対外的に見せられる写真を志向するなら、この辺りはこまめに切り替えてやらないといけない。

結局、当面の運用法としては、
(1) 外で撮影するときは常にISO80に設定する。(このカメラの設定下限値)
(2) 撮影した画像を再生してなお白トビしているようだったら露出補正をゼロからマイナス1の間で設定する。(白トビ抑制と引き替えに画面は暗くなる)
(3) 明らかに暗い場所で撮るときは白トビは起きないのでISOは自動設定にする。(露出補正もゼロに戻す)
(4) 強い光を受けて反射している物体、暗い場所に置かれた真っ白な物体などの写真を撮らない。(ISO自動設定が誤動作する原因になる)
という辺りでしょうか。

前代のカメラで撮った原典写真を見ると、殆どすべてがISO80なんですよね。だから暗めの写真が目立つけど、逆光でもあまり見づらくない程度に撮れています。ユーザーからすれば明る過ぎて見づらいという声は少ないにしても、せっかく撮ったのに真っ暗で何も写っていなかった…という不満の方が多いことは容易に想像できます。暗い場所でも何とか撮れるようにというカメラの仕様でしょう。上に掲げたような見苦しい写真の原因は、カメラの特性に加えて暗い場所と明るい場所が混在しているという特殊性に依るもののようです。

単発的に調子が悪くなるとかいうのは、記録素子やロジックの問題ではなくアナログ的動作をとる部分の不具合かも知れません。電源を入れればレンズが飛び出し、指でシャッターを押せば反応する部分はアナログ動作なので、僅かな動作の差違が記録画像に影響を与えているのかも。いずれにしろ今のカメラは修理に出さずこれで騙しだまし使おうと思いますが、動かなくなったら2台目はないというのはこちらでも書いた通りです。

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続・記事メンテナンスについて
ちょうど1ヶ月前、ここで記事メンテナンスについて書きました。それは誤字・脱字の訂正やリンク切れの修正など物理的な意味での保守でした。実のところ一連の不備は「当初から正しくできていれば不要な作業」であり、真の意味でのメンテナンスとは言えません。記事の保守と言えば、その殆どが内容の正当性チェックです。

基本的に記事は増え続ける一方であり、対象となるものは時間と共に変化します。記事を書いた後で対象物が壊されたとか周辺の工事で景観が変わったなんてのはザラです。そのすべてに編集追記したり写真差し替えなどできないので、記事作成年月日を右上に記載して主要な変更だけ「最近の変化」という項目に追記しています。
この他にうろ覚えで誤ったことを書いたり、当初は正しいと思って書いたのに後から反証される資料が見つかって修正が必要となる局面があります。時系列記事の記述はいじらない原則があるので目をつむっていますが、総括記事は辞典的記述を意図していますから随時修正が必要です。

このため総括記事が書き上がるほどに作業量が増えていきます。このたび塩田川渡内川の総括記事を作成したので、他のすべての記事に含まれる渡内川などの記述はリンクに置換すれば可読性が上がります。しかし作業量が多すぎて追いつきません。異なる階層からの参照があるのでテキスト置換で一気に…というわけにはいかず、結局当該記事を参照して気づいたとき手作業で行う状況です。

総括記事は可能な限り分かりやすい階層とファイル名で作成することになっているので、河川名や山岳名でおよそ想像される名称のファイルは既に作成されています。完全に書き上がらないうちから公開すれば検索の障害になるので非公開にしているだけです。一般的な調べ事で役に立つのは言うまでもなく総括記事なんですが、辞書的記述ばかりに邁進していては皆様のお役に立てても私自身が愉しめません。そこでダラダラと時系列記事を書くことで愉しんでいます。それぞれを総論と各論に位置づけ、どちらも必要だから二元化しているのは以前お話しした通りです。

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記事メンテナンスについて
私は世間で俗に言う「A型人間」の典型例です。割り切っている部分はズボラなんですが、こだわっている部分はたとえ細かなことでも自分自身キチンとやれていないのが我慢なりません。当サイトの関連で言えば、出来ていない典型例が「誤字・脱字」「リンク切れ」「レイアウトの不統一」です。最後のレイアウトの件は見かけだけの問題ですが、誤字脱字は曲がりなりにも今や「物書き」を自称している身にはまったく恥ずべき事象だし、リンク切れは私だけの問題ではなく読者にご面倒をかけてしまいます。

誤字の原因は、今や熟語をいくつかの候補から選ぶだけの作業となった現代では専ら誤変換です。前後関係から推測して適宜正しい意味を受け取って頂けますが、リンク切れだけは如何ともし難いものがあります。先の情報を知りたくて「詳細はこちらから」と書かれたリンクをクリックして「ページが見つかりません」が表示されるなど、やり場のない脱力感があります。

リンク切れが記事公開当初から発生したままということはあまりありません。アップする前に自分で一通り動作確認するからです。問題が起きるのは、既存の記事に対して事情あってファイル名を変えたり階層をいじったりした後です。だからそういう作業は基本やりたくないんですが、初期には記事の絶対数を増やすことが至上命題でファイル名や階層は深く考えず作成していました。その後で「常識的な」ファイル名と階層名のガイドラインを画策し、更に「総括記事で総論、時系列記事で各論」のスタイルを確立してからはファイル名や階層の適正化が必要になりました。

収録記事の少なかったカテゴリではかなり早く対処が完了しました。しかし早期に多くの記事を書いてしまったダム関連は今から作業にかかる状況です。ファイル名を変えるだけでも時系列記事の場合だと前後の記事リンク、インデックス、他記事から参照されるリンクのすべてをチェックし修正しなければなりません。それらの作業は完全に内部的な問題であり、新しい記事が載るわけでもないので時間がかかる割に報われない作業です。チェックが漏れれば忽ちリンク切れが発生し、下手をすれば作業によって新たな問題が起きてしまいます。

そんな面倒を時間かけてやらなくても今正常に閲覧できているのだから良さそうなものです。しかし不適切なファイル名のまま放置していると、今後新規掲載する記事から古い記事を参照したいときリンクの記述で新規記事まで及んでしまいます。後になるほど修正が必要になって自分の作業量が増えるので、どこかで腹をくくって着手する必要があります。

最初にファイル名から階層からキチンと設計しておけばこんな面倒に付き合わされずに済んでいたのですが、それでも当初の設計は自分でも「これでいいだろう」というレベルでした。最初期から仕様を完全なものに仕立ててそれを変えずにずっと援用していくことの難しさを痛感します。

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見学会の記事公開制限について
毎年7月21日から月末までは「森と湖に親しむ旬間」です。当サイトでも足繁く見学会に参加しては成果をレポートに作成してきました。地元ネタ中心に進める方針を確立した去年は初めて何処にも行かないまま旬間を終えました。今年は予定一覧表に目を通し、新規追加された宇部丸山発電所真締川ダムを見学してきました。そして昨日のこと菅野ダム徳山発電所の見学会に参加しました。

さて、当サイトでは以前からダムや水力発電所の見学会の記事は限定公開にしています。一時期は期間限定で開放していたこともありますが、時期によって読めたり読めなかったりというのは公平さを欠くので、現在は閉鎖したままです。限定公開に設定した理由は見学会のプレミアム性を保持するためという当サイトの自主規制でした。

いくら記事を書いたと言ってもそれが無条件で閲覧できる環境になければ、その記事は「存在しない」も同然です。検索除外設定された記事、インデックスからリンクされていない孤立記事も同様です。手間暇かけて作成した記事を公開しないのは如何にも勿体ない話であり、今年の見学会へ参加する前では過去の見学会記事を一斉公開しようかとも考えかけていました。

過去に参加した見学会では写真撮影はまったく自由でした。今年の見学会ではもう一歩進み、担当者から「カメラ等での撮影は自由です」と明確にアナウンスされた会場も複数ありました。見学会は無償で誰でも参加可能なので、劇場や博物館など著作権がからむものや有償化されたスペースのようなプレミアム性はありません。それ故に過去に作成した見学会記事はオープンにしても差し支えなさそうにも見えます。
しかしながらプレミアム性とは別の以下のような理由により、過去の作成分も含めて見学会関連のレポート記事は限定公開(と言うか基本的に非公開)を維持します。
(1) 詳細な写真や記述により内部情報や技術データ漏洩の可能性があること。
(2) ネットを介した一連の情報共有について難色を示されていること。
(1) はこれまで作成してきた見学会の記事に当てはまる可能性です。例えば発電機タービンについては、見学会での理解を容易にするために設計図面や機器の製造に関わった業者の詳細データが展示されることがあります。一般には見学会では撮影自由ということになってはいますが、これらの図面は見学者から撮影されることを想定されていません。可能性は低いとは言え、図面の詳細が見える状態で撮影された上にウェブで伝播されれば、技術漏洩の問題が起こり得ます。
そして (2) は上記の状況を懸念した見学会主催者側の本音です。実際、このたびの見学会でもFacebookやホームページによる公開について複数の会場で尋ねたところ、見学会において普段は入場できない管理区域で撮影された映像(画像・動画)をウェブに公開することは避けて頂きたいとの回答を頂きました。
但し個別担当者の意見であり見学会全体の見解ではない可能性はある

「詳細を撮影されると塩梅が悪いものは片付けるなり告知すべきでは」という考え方も可能ですが、該当するものは見学会場によってまちまちです。それらをいちいち「これはOKだけどこれはダメ」とは言えず、また殆どの見学者はそこまで詳細に撮影しないから明言していないだけです。それもこれも「私があまりにも詳細に撮影するから問題が起きる」とも言えましょう。私とて純粋な興味によって詳細に撮影しているのですが、それらすべてを一般公開すれば、場合によってはテロリストへ間接的に情報提供してしまう状況になる危険性があります。

そういう状況が確認されたので、今後は見学会の記事レポートについて掲載条件を厳格化します。記事レポートの存在まで否定はしませんが、元から一般の読者にお見せできないものを掲示するのは無意味なので、過去のレポートに遡って見学会関連の記事インデックスとリンクを除去します。閲覧に関しましては基本的に非公開とします。

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新たな情報源を導入します。
当サイトでは既存の記事に編集追記されることはあっても取り下げられることは滅多にありません。更にペースは遅いながらも新規記事は追加されていくので、記事の全体量は増加の一途をたどります。このプロセスを開始して何年も経過し、その間に世の中も私自身も変化していきます。今までになかった仕組みが導入されたり、新たな情報源に接することで知見が広がったりする変化です。それらのうち既に導入済みだったり今後の導入が計画されているものを挙げます。
(1) 昭和40年代以前の航空映像
これは以前からあった筈なのですが、調査不足で取り込めていなかった情報源です。地理院地図で昭和49年度版の映像を参照すればほぼ全国を連続的に観察できることは分かっていて早くから利用していました。これ以外に単発的に採取された航空映像があり、単写真モードで閲覧できることを知りました。中には米軍の撮影した昭和20年代のモノクロ航空映像もあり、当時の地勢を調べる上で貴重なデータを提供してくれています。例えば常盤池を含む大字沖宇部相当のエリアを閲覧できる昭和22年の映像があります。このリンクをクリックして表示されるうちから「高解像度表示」ボタンを押すことで全体を拡大することができます。この一枚の航空映像だけで未解明だった多くの問題が解決されています。
(2) Google のストリートビュー(SV)
これも以前から利用可能だった情報源で、時間軸は数年前の一点に固定されるものの道路と周辺に写り込んでいるものを連続的に観察できます。例えば「国道190号(常盤通り)の宇部市役所前」は、このリンクをクリックすることでただちに現地へ向かうことができます。そこから連続的に国道を移動することで最近変化があった場所について以前はどんな状態だったかをネット上で調べることが可能です。この機能があるならば市道レポートは今後不要と言えるかも知れません。
(3) Facebookのページ・グループ・タイムライン
既に導入済みです。ただし現在私が関与している部分の情報は殆どがFBへの利用登録を要する設定なので、今後どのように当サイトと連携させていくかは現在考え中です。当サイトの情報は一般読者向けのみならず自分自身も参照用に使っているので、秘密結社グループ内で得られた成果を自分用メモとして遺している部分もあります。遺憾ながらそれらの情報へのリンクは現時点で(要ログイン・制限)と記載していて恐らくアクセスできないでしょう。まるっきり読者にはアクセス不可能なリンクを載せても無意味なので、記事中に概要だけでも書いて詳細をリンク化するなどしています。FBページでは毎日なにがしかのネタを投稿しているので、更に情報が要りような方は登録して活動なさることをお勧めします。

他方、古くなったり問題を起こすなどしたため廃止を考えている機能もあります。その代表格は位置情報を保持するYahoo!の短縮リンクです。元々短縮リンクは一時的使用を意図しているもので将来の機能変更によっては動作しなくなるリスクはあり、このせいで市道の起点・終点保持に使っていた短縮リンクを軒並み無効化されてしまいました。この件に関しては2度問い合わせを行っており、最初の回答では「有効期限はありません」と回答されたので一度は我慢して無効化された短縮リンクを修正しました。その後数ヶ月後にまたしても機能しなくなり、2度目の問い合わせでは納得いく回答を頂けませんでした。遺憾ながらYahoo!の短縮リンクは継続的な情報保持には不向きで信頼性がないと判断し、現在機能するものも含めて当サイトからすべて削除する予定です。
当たり前です…短縮リンクを無効化され数百時間かけて作成したデータベースをゴミに帰された報復措置です

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何か一つでも形を創り上げたい…
最近きわめて更新ペースが落ちています。当サイトしかご覧になっていらっしゃらない読者には放置状態に見えるかも知れません。実際は放置どころか、以前よりこの方面への時間配分を重くしてドキュメント制作しています。甚だ心苦しいながら、当サイトの記事更新ではなく今後どこかのタイミングでリリースされることになるであろうドキュメントの制作に充てられています。Facebook(以下FBと略記)の運営ページや個人のタイムラインでは逐次情報を流しています。

郷土かるたを制作すると言いつつも中途状態になっていたり、出版の件もヤル気満々でありながら分量が際限ない故になお現在進行中であるなど、どれもが並列的に進んでいて完成形がありません。悪く言えばヤルヤル詐欺状態になっていまして、もしかすると口先だけだねとの評判が拡がりかねない状態です。
もっとも小さな企画ながら既に着手し配信開始しているものもあります。既に公開されているのでここに書いても差し支えないと思われますが、地元の生活情報発信メディアである(株)宇部日報社さんに当サイトの名で地元の興味深い物件情報を配信するコラムへの寄稿を開始しています。現在は購読者の反応を探っている段階で、月に一度のコラム掲載です。毎日FBにネタ投下しているくらいなので、コラム寄稿は(購読者数や購読者層がFBとはまったく異なることを念頭におきつつも)大した負担ではなく、先行していくつかの原稿を提出しています。

ここ1ヶ月くらいで猛烈に進めているのは、市内の地名データベースです。現時点では300枚以上の地名データ写真を採取し、500ヶ所以上の地名について何かの記述を行っています。完成形は当面見込めませんが、書き溜めておくことで後から特に興味深い地名を連載形式で配信したり部分的な書籍化が容易にできると考えて注力しています。むしろ当サイトの記事書きが片手間仕事のようになって申し訳ないんですが、私自身も生活していくだけの手立てを得なければなりません。この方面へ少しずつ軸足を移し続けてもう5年以上経つし、サポートしてくれる仲間も大勢います。何よりも形になったものを求める方の存在が沢山あります。

そうは言っても当サイトの記事追加や更新が停まるわけではありません。目に見えない場所で多くの記事に編集追記を行っています。結構そっちも時間がかかるものです。できるなら古い内容の記事を古いまま放置はしたくないので。まあのんびりとやらせて下さいませ。

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克服できませんでした (>_<);
5月入りしても症状が出なかったのでかなり期待が持てたんですが…先週のある気温が急上昇した日にアッサリ出てきてしまいました。


その後も今日までに気温が急上昇したときがもう一度あり、その折りには数個の水疱が出現しました。一度に沢山できるのではなく、気温変動が大きかったとき数個現れ、それが治りきらないうちに次が出没するので次第に指先が荒れていくといった塩梅です。残念ながら食事内容が決定的要因であるという仮説は否定されました。

そうは言うものの症状発現に関与している可能性はあるし、TFAも加工肉も摂取が人体に悪影響を与えることのエビデンスは得られています。症状に関係ないなら摂取解除しちゃえではなく、今まで通り食事からは排除します。むしろ症状改善よりも一連の摂取に制限を加えることでカロリーを減らし体重を落とすことができた成果がありました。ただしこれには食事の量や方法、内容を変えただけではなく「有効かも知れない」という程度の効能を持つある方法が原因かも知れません。
個人的にはかなり有効性を感じているもののもう少し検証が必要かも

皮膚の健康を保つもう一つ始めた手法として、紫外線対策があります。仕事は日が落ちてからなので影響はありませんが、カメラを携えて街中の写真を撮るにも日差しがきつい時期です。先月からは外出前に顔と手にUVカットジェルをかならず塗るようにしています。昔より明白に紫外線が強い環境に晒される現代人は対策が必要です。特に年齢が進むと皮膚刺激のみならず老化の原因になるからです。

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未解決問題の整理について。
「困難な問題が…」あるいは「未解決の課題が…」の後ろに来る文章として常套句のように掲げられるのが「山積している。」です。実際、当サイトで扱う郷土関連の物件に限定しても、素性のよく分かっていないものが山積み状態になっています。未だ記事化されていない案件で写真だけ撮っているものも一応、当サイトのカテゴリ分類に準じた方法でフォルダ整理されすぐ提示できるようにしています。しかしそれらは多くのカテゴリに跨がっているし、未解決と言っても「何が分かっていないのか?」の状況はまちまちです。

山積み状態となった洗濯物の中から欲しい靴下を取り出すのが困難なように、混沌とした状態で未解決物件を溜め込んでいては何処から着手すべきかの見通しを立てるのも難しくなります。そこで以前当サイトで扱う物件を区分して困難の分割を試みたのと同様に、将来的な未解決物件セクションの作成も視野に入れて分類してみました。

A. 有形物探索存在が推定される有形物の場所や素性を特定すること。
B. 有形物調査既知の有形物について、その不明な点を明らかにすること。
C. 位置の探索かつて存在した有形物や地下埋設物、理論的に存在するものの位置を推定すること。
D. 仮説の検証現地調査や資料などを統合して仮説の妥当性を検証すること。

これは前回掲載した表をそのまま流用してあてはめただけで、実のところこの分類は更に精密化されるべきものです。A,Bは実体のある物件のある場所へ赴いての調査であり、Cは実体がない案件の位置のみの推定、Dは純粋に理論のみの問題です。
Aは郷土史や各種文献などで過去にはその存在が明らかだった物件の再発見を試みるものであり、未解決物件のうちでもっとも冒険的な課題です。白岩公園にある国土地理院設置の三角点のように存在がほぼ間違いないものから、明治期に造られた請堤への灌漑用水路のように存在がかなり否定的なものまであります。現物が発見されれば足りますが、存在しない場合はいつ失われたかなどの顛末を調べる作業がでてきます。発見はできたもののなお不明な点が残る場合は、AランクからBランクへ移動されます。
Bは例えば山奥を歩いていたら何か素性の知れないものが見つかったというような事例で、実のところ最も多いパターンです。最近では松崎の用水路が一つの例で、物言わぬ現物がそこに在りながらいつの時代に何の目的で造られたかなどが不明なものです。余剰水を流す経路と推測可能なだけ分かりやすい方で、栄川児童公園にある塗り壁のように存在意義すら分からないものもあります。

Cでは有形物に限定されず理論的な探索が含まれます。北小羽山には巨人の足跡という伝説のある窪地または溜め池の存在が資料により明らかなものの、恐らくは小羽山ニュータウン造成時に喪われ現在は何処にあったかもまったく知られていません。このような失われたものに限らず地表からは分からないものの場所特定も含まれます。県営常盤用水路の取水口から末信ポンプ所までは暗渠化されていますが、その正確な経路は殆ど分かっていません。また、元から明瞭な形では存在しない周防と長門の国境や沖宇部村と上宇部村の村境、各小字の領域推定もこのランクに含まれます。
Dは遙か昔からの言い伝えや独自に提唱した仮説がどれほど正当性あるものかを検証する問題です。各種案件の調査とは異なり、仮説を補強するための証拠資料の採取と推論が重要になります。調査も単一箇所ではなくしばしば広範囲に及びます。数学の命題のように水も漏らさぬ論理を経て仮説を通説に昇格させることは非常に困難です。しかし完全解決には至らなかったにしても、考察や調査の過程で副次的な収穫が得られることが多いのは数学などの未解決問題への取り組みと共通しています。それ故に最近はかなり大胆な仮説が多く提唱されており、私自身もいくつか温めております。遺憾ながらそのすべてを当サイトで提示することはできないかも知れません。

最後に、前回の「困難を分割してなし崩し的に取り組む…」の下りは、かつて愛読していた数学の啓蒙書に頻出した表現だったと思います。著者は遠山啓氏です。私自身は水道方式という教育概念は用語しか頭にありませんが、著作の数学入門に関しては大変に影響を受けました。

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もう少しで克服宣言できるかも…
4月も下旬に向かいます。この週末まで来れば5月の連休は目の前です。今年は暖かくなるのがかなり遅れましたが、今日(24日)は午後から日が差し気温もそれなりに上昇しました。そして気温が上がればそろそろ一昨年の5月から悩まされてきたあの持病(汗疱・指湿疹)が現れるかも知れないことは以前にも書きました

汗疱は今なお原因がよく分かっておらず対症療法しかありません。発汗の機能障害ですが、皮膚の下で何かのメカニズムにより炎症が生じていてその刺激が痒みを生んでいるようです。加齢や体質は発症に影響するし、おそらく食事内容もそうでしょう。そして加齢が進んだとは言え数年前まではまったく経験したこともないのに、一昨年の春先から急に起きたことを重視しました。その頃から加齢以外で変化があったかも知れない要因は、身体に良くないものとして前回列挙した3要素(加工肉・アルコール・トランス脂肪酸)の摂取頻度の高さです。

アルコールは元から殆ど飲まないので汗疱との因果関係はないとして、加工肉とトランス脂肪酸(TFA)の摂取量増加を疑っています。元から赤身の肉をあまり食べないのですが、筋肉を造るアミノ酸の成分として必要なので代わりにソーセージを多く食べ始めました。また、この頃からある店で美味しい菓子パンが並ぶようになったのを知り以前よりもよく食べるようになっていました。その後、加工肉が発ガン性因子であること、TFAは加齢とも相まって炎症因子になることを知り、以前書いたような自制を開始しました。

現在は炎症因子の排除に加えて摂取カロリー低減が必要になったので、更に厳格化しています。加工肉の代表格ソーセージは徐々に減らしてきて今後は原則摂取禁止、パンはTFA低減を明確に謳っているもの以外原則買わない、TFA含有の可能性があるその他の菓子や総菜類(特にショートニングを使ったもの)は高カロリーでもあるため摂取量を制限する方向で運用しています。

一昨年と去年とも痒みが酷くなり始めたのは5月入りする頃でした。これには気温上昇に伴う汗のかきやすさもあると思われます。ただし本当に酷いときは秋口や冬場も症状が出ていたし、その頃は食べるものに何の制限もかけていなかったので、摂取する炎症因子の方が影響が大きいと考えられます。

指の症状は収まっていますが、痒みについて皆無となったわけではありません。へそ周りや肘の辺りが痒くなることが起きます。これは先日薬をもらいに行くとき相談したところ汗疱とは無関係で乾燥による影響と言われました。ただ、薬は対症療法的なので服用すれば汗疱と同様に痒みが抑えられるようです。

個人的な見解ですが、5月入りし連休が終わる頃になっても症状が出なければ、加工肉またはTFA摂取のどちらかを汗疱の陽性因子として断定したいと思います。根本的な治療法が見つかっておらず同様の症状に苦しむ人は少なくない筈です。エビデンスも得られていない高価なサプリメントを買って服用せよという療法ではないので、同等程度の年齢で症状にお悩みの方は試す価値はあると思います。少なくとも以前よく起きていた指の痒みが起き始める前のザワザワしたような異様な感触は、最近はまったく経験していません。

ただ、そんなに単純なものでないかも知れない覚悟はしています。今はまだ暖かくなったというだけで梅雨時や夏場などじっとしていても汗をかく環境とは違います。5月は大丈夫でも梅雨入りした途端に酷くなるかも知れないので。

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踏査時には名札を装着します。
新年度入りしたからというわけではありませんが、物件調査や特殊な場所での撮影で疑義を差し挟まれそうな場所で撮影を行う際には写真のような感じの名札を装着することにしました。



画像は一部修正して隠しているものの実際にはフルネームが印刷されています。これは最近ある協力者の助けを借りて作成された新バージョン名刺をケースに入れたものです。手持ちの名刺が全部なくなったので、新しいものを作成する折にシンプルな仕様に改めました。

名刺とは言っても携帯の番号や住所は記載していません。理由は当面必要がないからです。商店や事業所なら連絡先が必要ですが、この名刺を受け取った人が何か私に連絡することがあるなら当サイトに記載済みの方法でメールするでしょう。携帯の番号は必要なら個別に裏へ手書きします。自己アピール目的で気軽に配られるのが名刺なら、誰彼と無く自分の住所や携帯の番号まで知らせるのは好ましい習慣とは言えないので。だから名刺とは言っても限りなく名札に近いスタイルです。

装着は自主規制です。街角のサクラが綺麗だからとカメラを構えるときにまで改めて名札を着ける必要はないでしょう。私有地かも知れない山林へ分け入っての撮影や、あるいは身を置いて問題ない公園などでも異様に写真を撮りまくっている私を見て近くに居る人に不安を抱かせないための予備的手段です。換言すれば殆ど業務としてやっているのであり、尋ねられればいつでも名乗るし撮影の目的もお話できますよという意思表示です。

ここへ画像掲載するにあたって上の写真は名前部分を隠しているけど、先々では必要なくなるかも知れない。先の住所や携帯番号の非掲載とは矛盾しますが、実名を出したところでそこに反応する方など僅少という考えからです。たまたま当サイトに迷い込まれたとかFBページを日々閲覧なさっている読者が、実は私が学童期や社会人になって何らかの関わりがあった方だった…という確率は高くないし、更にその方が私にとって名前を知られたくない人だったという可能性は更に低い筈です。

当サイトやFBページに関して「一体何処の誰が手がけているのだろう」という噂をかなり耳にしています。明らかになるのはそう先のことではないと自覚はしていますが、判明しても誰も驚かないでしょう。殆どの読者にとっては誰が一連の記事を作成しているかではなく、何が作成されているのかの方がずっと重要なので。

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今のところ小康状態ですが…
春分の日が過ぎ3月も下旬になろうかという頃合いですからさすがにもう降雪はないでしょう。朝夕ちょっと空気がひんやりしても段々と暖かくなっています。明るい時間が長くなるのは踏査活動にとってはプラス材料です。しかし歓迎ばかりしてもいられない…気温が上がってくるとそろそろ心配なのが春先に現れる例の指湿疹です。

相変わらず原因不明の疾病で対症療法しかないのですが、2年目にも入れば少しずつやり過ごす要領を覚えてきます。現在は殆ど薬が要らない状態です。一度に処方される薬の量は2週間分で、症状が酷いとき頓服的に扱うことも提案されているので、薬をもらいに行くのは一ヶ月に一度程度です。この種の薬は服用してすぐ効果が現れるものではなく数週間かかると言われているので、症状の出方には多分に心理的な要素があるように思います。ただ、外用薬はホントに酷いときは適用すれば確かに効く感じがします。

不規則な生活や極度の疲労といったストレスはマイナス要因らしく、痒みにかなり影響します。しかし自分なりに最大の原因と考えているのは、年齢が進んだという事実(加齢)と身体に取り入れているもの(食事内容)です。加齢は抗えないものの食べるものは選べるので、悪い要素を持つものを洗い出して排除しています。具体的には加工肉、アルコール、トランス脂肪酸です。

知っている人には今更ですが、加工肉とアルコールはいずれも発がん性リスク分類において最高レベルのグループ1(人に対する発がん性が認められる)に分類される飲食物です。そんな危険なものが今も普通に摂取されているのは、量さえ気を付ければリスクよりメリットが上回るからです。嫌いだったり他のものに代替可能なら摂らないのがベストなのは明白です。個人的にはアルコール飲料が嫌いで以前から殆ど飲みませんが、加工肉はハム・ソーセージの形で食べています。これは指湿疹が出始めた頃と食べる量が増えてきた時期が重なるように思うので、発がんリスク以前に症状との因果関係を疑い少しずつ量を減らしています。

トランス脂肪酸(TFA)は、指湿疹のような皮膚炎系疾病に対して最も大きな影響を与える因子の一つかも知れないと考えています。年齢が進んだ人の場合、TFAの摂取が体内で炎症因子として働くことの明確なエビデンスが得られています。更に調べれば分かることですが、TFAは一応人間が代謝可能なものの、摂取量が多ければ皮膚炎どころではない心疾患などの致命的な疾病をもたらす因子となります。これほど問題が明らかになれば、食品要素としてのメリットよりもリスクの方が遥かに大きく、極端な話「ヒトが摂取すべきではない毒物」と言って良いかも知れない。それにも関わらずこの国ではTFA排除に向けての対応が遅々として進んでいないので、国の規制や勧告など期待せずさっさと自衛を進めています。

TFAが最も問題視されるのは、当面のところパン類と思います。ファストフードや菓子類にも含まれますが、パンは主食として摂取される頻度と量が高いからです。製パン会社の対応はまちまちなので、TFA低減を明確に謳っている製造元によるパン以外は極力買わないようにしています。食べなければそれが一番良いのですが、これはリスクとメリットを秤に掛けた上での対応です。

人はどう頑張っても年齢は進み、次第に不健康に傾いていきます。今の活動を行うも記事化を進めるも、すべては健康体という土台の上に成立しています。なべて人間の生活はあらゆる種のリスクに晒されているので、対処しなければ疾病リスクが上昇すると分かっている事象については当然正しく取り組みます。

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カメラを修理に出しています。
前回さんざっぱらカメラの欠陥を論ったせいか、仕事をしてくれなくなりました (>_<);

液晶画面が縦筋状に欠けて表示されます。撮影は一応できますが、電源を入れている間ずっと縦筋が現れるので目障りで仕方がない…何よりも外出したとき一番よく使うアイテムがこんなことでは使うたび鬱になります。購入して何年も経っているなら諦めて我慢するものの買ったのは去年の春頃です。保障期間は5年なのに1年もっていない。まあ撮影頻度が高いことは認めますが、そんな手荒に使っている訳ではありません。

そもそもこのカメラ(Canon IXY630)は買ったときからケチが付いていました。数年来使っていた FinePix が動かなくなったので、翌日の重要な踏査を前にカメラなしでは話にならないと家電店でこのカメラを飛びつき買いしました。ところが…買って帰ってバッテリーを充電器に載せてコンセントに挿し、充電完了を示す緑色ランプに変わったので装填して一枚撮影したところ「バッテリーがありません」の表示が出て強制シャットダウンという信じられない事態。バッテリーも充電器も購入時同梱されていた純正のものでした。面倒なのにまた家電店へ持ち込み全品交換してもらうことに。

その後暫く順調に動作していました。機能的には申し分なく、以前使っていたカメラで起こりがちだったズーム時の測距失敗に伴うピンぼけが激減し、通常時の撮影もやや暗い場所でも明瞭な写真が撮れるようになりました。

最初の悲劇は近くの歩道橋を撮りに行った去年の6月のことでした。ポケットから取りだそうとしたとき引っかかり、ストラップに通した指を中心にカメラ本体がスイング、運悪く乗っていた自転車のハンドルに当たってしまいました。鈍い音がしたので傷や変形は避けられまい…と思いきや、何とカメラを保護する沈胴部材が粉々に砕けて足元に散らばっていました。



部品を拾い上げてみると…紙切れみたいに薄っぺら。まるでおもちゃみたい。不注意の破損ではあるにしても、あまりにも華奢な造りに唖然としました。

カメラが起こす奇妙な症状は、この事件以前からいろいろと起きていました。
(1) 周囲の明暗状態から明るさを自動補正する機能が正しく動作しない。
(2) 撮影時には見られなかった灰色の染みが中央に写り込む。
(3) 何も操作していないのに勝手にズーム動作を始める。
(4) 画像再生時に不定期に画面が縦や横に変化する。
(1) はこのカメラの最も残念な現象です。暗い場所から急に明るい場所へ出てきたとき途端に弱さを露呈します。このような状況では暗い場所でも写ることを優先して絞り調整してしまうらしく、過剰に光量を取り込んでこのような靄のかかった写真になります。


誤った絞り状態がメモリされてしまうらしく、一度この現象が起きたら電源を落としても正常に戻りません。暗い場所で撮ると木漏れ日が差し込んだような不自然な画像に、明るい場所では周囲が白トビした画像になってしまいます。ファインダーを覗いているときに分かるのでまだタチの良い方ですが、鮮明な画像が撮れなくなるため撮影中止に至ったことが何度かありました。

(2) は前回書いた通りです。厳密にはテストパターンのようなものを撮影して調べないと分からないけど、常時発生しているようです。カメラの内部に水気が入り込んでいるのかも知れない。撮影条件によっては染み部分が拡大し写真を台無しにしてしまいます。
(3) は比較的近い対象物を撮ろうとしているとき不定期に起きます。勝手にウィーンという動作音と共にレンズが前方に突き出てきます。かなり異様で原因はまったく分かりません。
(4) は家電店の担当者によれば「スマホでも本体を揺すれば画面の向きが変わります」って説明されましたが、動作条件がさっぱり分かりません。本体を動かしていないのに勝手に90度回転させたり、元に戻そうと同様に動かしても向きが戻らなかったり…撮った写真を再生するとき頻発してイライラさせられます。邪魔なだけで要らない機能なんですが、この動作を止める設定がありません。

便利さよりも使いづらさが目に着き始めた頃合いでの故障なので、正直かなり愛想がつきました。いくら無償で修理してもらえるとは言ってもその間にカメラが使えないダメージの方が大です。落としたり水に濡らした結果悪くなったのなら納得はするけど、何でもないタイミングで突然液晶が帯状に欠けるとか信じられません。キヤノンと言えば曲がりなりにも大手の筈なんだけど、カメラに関しては私の中で完全に信用を落としました。

修理から戻って来るまでカメラ無しでは活動できないので、ある方に譲って頂いたサブのカメラで細々と活動しています。ズーム機能は抜群ですが、適合する予備のバッテリーがないので大量の撮影を伴う長丁場の踏査ができません。このため近場限定で枚数も制限して撮影活動しています。
それでも撮影できるデバイスがあるというだけで本当に心強い…さもなければ完全に活動停止です

カメラが修理から戻るのは少なくとも半月かかる予定です。液晶部の交換は保障対象なので無償で完全に修復される予定ですが、粉砕されたレンズカバーの修復は費用を別途知らせるということでした。
修理から戻ってきても撮影時の不具合は今後も起きるでしょうから、このカメラをサブに降格し信頼のおけるカメラをもう一台買おうかとも思います。その際遺憾ながらキヤノンは選択肢から外し、使い慣れていた FinePix シリーズを検討しようと思います。

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増えすぎた写真を削除します。
「映像化された記録は百の伝聞に勝る」は以前から認識されている命題なので、特定の調査はもちろん単純な題材探しでもかならずデジカメを携行しています。今や映像化された記録を遺さない活動は既に踏査とは呼べないほど重要です。保存された画像が増える一方なのは当然として、最近は容量増加ペースが急上昇していて対処が必要となってきています。

初期の記録は撮影枚数自体少なかったし、機材も腕も今ほどレベルが高くなかったため水平が取れていなかったり、ピンぼけや異様に暗い画像が目立ちました。既に存在しない物件を撮ったものはそういった不完全を受忍するしかありませんが、現役物件の場合は撮り直しが可能です。改めて撮り直した場合でも以前の写真は残したままです。即ち写真を削除するのはアジトへ帰宅しPCへ取り込んだ段階で酷いピンぼけや手ブレなどで使い物にならないと判明した場合だけでした。

最近は記事を作成するにあたって現地へ再度最新の写真を撮りに行くことが多くなっています。記事を元に現地へ行ってみたら状況がまるで違っていた…では申し訳ないからです。このため撮影時期が近接した同趣旨の写真が多数生まれることになります。
多すぎる写真は外付けHDDドライブを早く保存容量の限界へ追いやるだけでなく、最適な写真を選ぶとき選別作業の障害になります。PCへの取り込み段階で却下してきた写真削除を第一レベルとすると、そろそろ第二レベルの削除を導入する必要があります。次の方針を考えてみました。
(1) 上位互換性が確保できた後の古い写真
水平がねじれていたりカメラの不具合でシャッターを押したときには見えていなかった変なものが写っている画像は、同等以上の品位の写真が確保された後は削除します。
例えばこのような残念な写真です。せっかく青空に映える真締川を撮ったのに、カメラの不具合で中央に染みのようなものが写り込んでいます。見るたびに残念な気持ちになるので、始めから無い方が良いとも言えます。
不定期に発生しがっかりさせられる要因…カメラの欠陥ではないかと思う


ただし上位互換性の条件は必須です。これは残念な画像に写り込んでいる主要な対象が一通り含まれることを要します。
(2) 同じ趣旨のものが複数枚ある場合の最も劣った写真
ある場所へ行って特定の対象をズーム撮影したような場合、微細にアングルが異なっているだけで殆ど同じ写真が複数枚発生します。それらのうち最も鮮明か最も新しい写真を残して他は削除します。既に記事中で掲載されている写真も対象にするので、同一の写真が手元に存在しなくなる場合も発生します。
ほぼ同じものが写り込んだ街中の風景などは、そのうち最新のものを残します。これはある特定の景観がいつまで保たれていたかを知るためです。
(3) 容易に同趣旨のものを確保できる写真
踏査記録で後々の記事化を意図して「かくかくしかじかの物品を準備した」を説明するために物品などの写真を撮ることがあります。この他にも作業工程の記録目的で自転車やPCを撮った画像もあります。ほぼ同等のものがいつでも確保できるなら、撮影された時期にかかわらず削除します。
ただし室内の作業風景などは注意が必要です。部屋の模様替えがつきものだし、何よりも「いつでも撮れる」という安易な考えから全部削除し、その後突然引っ越すことになった後ありきたりな日々の写真が手元に一枚も無かった…という事態になりかねないので。

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分ければ、判る。
まずお断りしておくと、上記はもっともらしい言葉に思えて私のオリジナルではなくパクリです。どなたの書物だったか忘れたけど、取り組んでいる対象があまりに広範囲かつ複雑でよく解らないものであるとき最初に手がけられるべき作業は「分類すること」とありました。困難を分割しなし崩し的に取り組むということです。

その重要性は当サイトでも認識されていて、それ故に大項目たるカテゴリ[1]があり、その配下にセクションを置く階層構造と容れ物を造りすべての記事をその中へ押し込めています。物件と目されるものを時系列など一元要素で配列したなら大変に探しづらく記事間の連携をはかるのも困難です。この問題を解決できないブログで記事を制作するのを諦めてホームページへ移行した本質的理由でした。

カテゴリ・セクション方式により記事化された物件は行き先を失うこと無く収録できています。他方、記事化に至る選定条件は今のところまったく気まぐれです。市内にあって極めて重要でよく知られている史跡などが記事化されていない半面、どうでもいいと思われる個人的関わりやコアな案件が延々と記事化されています。

この辺りはまったく私の興味の向くところから手がけられていて、事典化を意識はしているものの偏り方はかなり酷い状況です。例えば当サイトでは当初から寺院関係は物件の対象として扱わないと宣言しておきながら、物件相互の繋がりにより記事化に至ったもの(例えば黒岩観音など)があり、個人的な趣向を優先して記事化した物件(例えば恩田運動公園メタセコイア並木など)もあります。

どういった基準で記事化されたり見送られたりされているのか…なべて言えば個人的趣向ですが、これを説明するための4分類を考えました。

a. 歴史的題材歴史的にみて充分に古いものでその価値が認識され研究されている対象。
b. 近代的題材a.ほど古くないため充分な記録がないままの情報逸失が懸念される対象。
c. 時限的題材再現性が低い特殊な条件で観察される風景で、研究資料としての役割を持つ対象。
d. 形状的題材純粋な風景や外観を記録する対象。

a.は昔からある寺院仏閣、著名な史跡や天然記念物、文化財が該当します。市内各地の郷土史研究会で取り組まれている題材は主にこの区分に入ります。当サイトでは他の物件との連携性を持つ場合以外あまり記事化されることがありません。既に充分な記録が存在しているため、重複して記事化するよりは他の物件に時間を充てた方が有益と考えるからです。

b.は戦後に造られた構造物や道路、橋、建物など多岐にわたります。重要度や認知度はa.より低いことが多く、中には充分な記録が遺されないうちに姿を消すもの(厚東川旧橋など)もあります。当サイトにおいて最も注力している題材であり、従来の郷土史の取り組みと対比してニュー郷土史などと勝手呼称しています。

c.は渇水で干上がった溜め池や先日の大雪など、限られた条件下で記録可能な題材で、しばしば旬ネタと呼ばれています。時間的制約が特に強いものは瞬ネタとも書かれます。最近では昔の地勢を分類する手がかりになるため、掘削を伴う工事現場も瞬ネタとして記録する価値があることが指摘されました。[2]
この区分に入る題材は単独で成り立つことは少なく、殆どがa.やb.の題材に随伴します。例えば恩田運動公園の陸上競技場は記事化されているので、台風の豪雨で水に浸かった陸上競技場は瞬ネタとして成立しますが、元々がa.やb.の要素を持たない数年ぶりの月食などは旬ネタではあり得るものの(少なくとも当サイトでは)記録対象ではありません。

d.は純粋にそのものが持ち合わせる外観や美しさを記録するもので、しばしば「フォルムを愛でる」と表現されます。綾取りの糸のように編み込まれた形の鉄塔、趣向が面白く興味を惹く彫刻などです。専ら外観を慈しむ題材であるため記述内容は少なくギャラリーとして記録されることが多くなります。

この区分は、去年の空港イベントで私が訪れた物件を紹介する過程で、市内に散在するあまりにも数多い物件をできるだけ少ないジャンルとして分類する試みから生まれたものです。有形の題材に限定されるので、当サイトで既に記載されている地名や方言など文化カテゴリに属するものは含まれません。
実のところカテゴリやセクションの定義も未だ曖昧です。ただしあまりにも厳格にやろうとするときっちりした分類箱が完成して収録される記事制作は遅れるので、現状はああではないこうでもないと弄り回ることに終始しています。分類整理という作業の困難は、膨れあがった手持ちの写真の区分けに頭を悩ませる現状からも実感されます。
出典および編集追記:

1. 当サイトの「ジャンル」と記載していた区分は、実は「カテゴリ」の方が適正ではないかと考え直して修正を試みています。

2.「『旬ネタ』の定義を追加する(要ログイン)
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雪を愛でています…
1月25日、数十年に一度と呼ばれている強烈な寒波が押し寄せました。あっと言う間に街は白一色に様変わりしました。子どもたちは大はしゃぎなものの大人の世界は大変…街中はどの道もアイスバーン状態となり車はノロノロ運転、車を諦めて歩いて出社って方も少なくなかったようです。

さて、申し訳ないながら雪による交通の乱れなど私にとってはまったく他人事で、滅多にみられない積雪は大歓迎です。昭和期は結構外で雪合戦した記憶があるんだけど、近年は雪が積もるのは年に1〜2回程度でそれも翌日には溶けてなくなるものでした。宇部マニ的に言えばこういった滅多にない積雪は格好の「瞬ネタ」題材です。

まずは街中を撮りに行きました。自転車に乗るのは危険だし押し歩きばかりになるだけ無用なので、初めから歩きました。大量の雪を利用して玄関前には多くの家で雪だるまが鎮座していました。買い物して帰宅後、車の屋根の雪を下ろすついでに私も雪だるまを造ろうってことに。
このとき思ったんだけど、今回降った雪は質が全然違いました。瀬戸内地方で降る雪は専ら水気の多いぼたん雪で、フワフワした外観で溶けるとビチョーッてなる種の雪でした。ところが今回のは本当にサラサラの粉雪。まるで片栗粉を握っているみたいで、沢山雪を集めて握っても巧く固まりません。あまりにも低温なので粉雪相当の雪が大量に集まったようです。行ったことはないけど北海道の方の雪ってこんな感じなんだろうなあ…

雪玉を転がして集め、何とか押し固めます。綿菓子みたいなもので外観のボリュームはもの凄くあるように思えて押さえると小さくなります。ある程度大きなダルマを造るには、かなり広範囲にわたって駐車場の中を転がしまくらなければなりませんでした。子どものいる家庭で雪ダルマ作りする人は多いけど、アパートの独り暮らしでやる人なんてかなりの好き者です。しかしやりたいことをやっている間は全然周囲が目に入らず…薄暗くなるまで夢中でやっていました。

出来上がった雪ダルマ。「宇部マニ謹製」の署名入りです。傘の先で描きました。
駐車場には石ころがないので、ダルマの目鼻はポケットに入れていた財布の硬貨で造りました。
当然ながらアジトへ戻るときに目鼻は回収していますよ


この作品は運営しているFBページと私自身のタイムラインで公開し賞賛されました。[1]

この項目を書いている26日の夕刻時現在も雪は殆ど溶けずむしろ今も降り続けています。私は雪が降って身動きできなくなれば外での仕事は自主休業です。だからどんなに降っても今のところ全然困りません。もっと大量に降り積もればかまくらを造れるかも知れないなんて脳天気なことを考えています。
出典および編集追記:

1.「こんな寒い日にはおうちに籠もらず外で雪ダルマを作ろう!(要ログイン)
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「宇部マニかるた」を製作するかも?
子どもと違ってお正月気分など2日ももたないのですが、イベントとなれば話は別です。年に2〜3回定期開催するかるた会ってのをうちのメンバーのお一方が運営なさってまして、特に年明けのものは「新春かるたいかい」[1]として知られています。今年の開催は11日でした。私はレギュラーメンバーなので、11日は隣町バドの日なんですがゴメンネッて謝ってかるた会の方に出席しました。

一応、年明けらしく百人一首もするんですけど何と言ってもかるた会で特徴的なのは「混合かるた」です。3種類50枚の取り札を場に全部拡げて同時進行するもので、150枚の中から探し出そうとすると目がウロウロします。写真は取り札を拡げたところです。


次回の開催は5月3日が予定されていまして、今度はもっと外部からの参加者を募ろうねって話になっています。人数が増えたならもう1種類かるたを増やして4種混合でやろうかって話も。

さて、かるたとか当サイトには無縁な話だ…って思われていたんですが、この「4種混合かるたをやろう」って話が出たとき地元の面白い物件や地名とかを詠み込んだ「宇部マニかるた」を作ってはどうでしょうかって提案がなされました。[2]それ、ムチャいいね!って話になりまして真面目な話何とか製作できないだろうかってところまでも。
最初から多くの宇部市民の使用に耐える完璧な製品なんて難しいでしょうけど、せめて内輪的に使える試作品レベルでもいいから作ろうかってことで自分なりにプランを練っています。実のところ、おもて宇部に対応するガイドブックを製作するより簡単かも知れない。長々と解説文を書く必要がなく、かるた特有の短い読み上げ文に分かりやすさと面白さが重要だからです。

個人的には、市内の地名や主要な物件を一文字目に配して五七五調に作れればと思っています。これって難しいだろうなあ。このアイデアを進める過程で私の脳内で最初にひらめいた短歌があるので、ここに披露しておきます。殆どパクリネタです。
「このたびは カルタとりあへず 作ろっか
 常盤に錦 宇部のマニマニ」(詠み人:宇部マニさん)
元の短歌が何であったかは…まあ適当にお調べ下さいまし♪
出典および編集追記:

1. 本当は「かるたたいかい」であるべきなんですが、省略語法では同じ音が重なる語は省略できるので何故かそのようになっています。ワケ分かんね…sweat

2.「FB|2016/1/11のタイムライン(要ログイン)
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2016年の目標
去年の年の初めに掲げた目標は2015年のファイルへ移動しました。5つも目標を掲げていたのでどの項目も念頭には置かれていたもののいずれも完全には達成されなかったとも言えます。
しかしその点について特に失敗だったとか反省すべきとは考えていません。「一年の計は元旦にあり」で年頭に何かの目標を掲げるのは良いことですが、人間の生き方全般ならそれもアリとしても、そもそもホームページです。このサイトでどんな世界を構築しようと思っているのか、今後何処へ向かっているのかについては去年どころか以前から同じで年が改まる毎にコロコロ変わる筈もないのです。

したがって去年のように目標を列挙はしませんが、2015年でも書いた外部情報との連携と事業化については特に意識して進めたいと思っています。外部情報との連携とは、既に書かれたもの(Yahoo!ブログに掲載された記事やFBの投稿など)の有効活用です。現時点では特にFBへの投稿が多く、申し訳ないながら利用なさっておらず当サイトのみを閲覧なさっている読者には情報が遅れたり届かなかったりしがちです。当サイトで作成された記事でFB側の投稿に別の情報がある場合は、少なくともリンクだけは掲載するよう心がけています。FBは即応性に優れているもののすべての投稿を時系列で処理してしまうので、重要な情報は流されないようリンクを控えていなければ時間が経つに連れて参照困難になるからです。

事業化とは些か大仰な言い回しです。過去からそうであったように、私は当サイトの記事作成を含めた活動を収益の中核にしてまで移行する考えはありません。これで喰っていこうなんて考えるなら、小説家の如く脱稿期限を厳格に設定し記事製作に邁進しなければとても勤まらないでしょう。何かの宿題が与えられればその方面の解決に向けての活動は活性化しますが、課題に追い立てられるのが常態化すれば、間違いなく最後には嫌になってしまいます。「自分が一番やりたいと思っていることをメインの事業にしない」に拘泥する所以です。

しかし全てが去年や一昨年と同じように変化無く進むとも思っていません。当サイトだけでも去年の11月に有償サイトへ移転するという変化がありました。それはあらかじめ予想はされていたものの突然のタイミングでした。その裏に”対処しなければこのサイトは死滅してしまう”という危機感があったからです。こういった変化は私自身を取り巻く環境変化にも当てはまります。例えば「どうしてもこの書籍制作に集中したい」という状況になれば、当然ながら当サイトの新規記事公開ペースは鈍るでしょう。未来を完全には読めないにしてもその時が来ればまあ何とかなります。鷹揚に構えたいと思っています。

(「お知らせの履歴・2015年」へ続く)

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