場所の地図は中央入口で示したので省略している。概要についてはときわ公園公式サイト[1]に記載されている。
訪れたのは中央入口を訪れた翌週の火曜日だった。
訪れた時間が早かったせいか両方の扉が開放されていた。
独立した店舗と誤解されないように「公園中央入口」の表示が出ている。
毎週火曜日は遊園地の定休日となっている。そのためか1階は消灯しており誰も居ない様子だった。
もっとも記事向けに写真撮影するならその方が好適である。店内に利用客の姿が一人でもあれば諦めて別の日にしていただろう。
1階のフロアーにもテーブルが数脚置かれ休憩できるようになっている。
誰も居ないフロアーにはただ静かにBGMが流れていた。
開かれた扉からはそのまま園内に抜けることができる。
園内出入口の様子。
2階への階段は中央入口側に設けられていた。
階段は踏み台部分だけがある開放式の造りで、上がり口下には車椅子が置かれていた。
正直な話、私自身も中央入口にあるこの建屋は全体が焼肉店と思っていた。外食自体する頻度が極めて少なく、殊に最近では焼肉屋へ入ったことがない。
階段を上がって階下を見下ろしている。
階段付近が吹き抜けになっていて開放感ある造りになっている。
私自身、この建屋に入ったこと自体が初めてであり、2階がどうなっているか全く与り知らなかった。
階段を上がった先は大会議場のようになっていて、椅子が整然と並べられていた。
平日の昼間でまして休園日のせいかさすがに利用者の姿はない。
一つのテーブルに椅子が4脚。大きめのテーブルでは6脚据えられている。一度に100人以上楽々利用できそうだ。
階段を上がった反対側も休憩スペースになっていてパネルに花々の写真が展示されていた。
1階と同様テーブルと椅子は少なめに配置されていた。
階段のすぐ横にはエレベータが設置されていて車椅子でも2階の休憩所に上がることができる。
再び大広間の休憩スペースに移動したとき、奥の方から何やら作業をなさっている係員の姿が見えた。準備室のような部屋があるようだがまさか覗き込むわけにはいかなかった。
テラスに出れば噴水池や眺橋が正面に見える位置である。
出口のところに貼られていた案内によると、レストハウスの2階は午後5時までの利用に限られるらしい。
時間的制約があるだけで利用料はかからず、しかもこれほどの広さなら特別なイベント開催日でもない限りまず空いた席を利用できそうだ。館内にゴミ箱はないが、飲食物の持ち込み禁止などは別に掲示されていなかったので、食べ物持参で来園したが屋外ではちょっと寒いとか風が強い日などは利用価値が高そうだ。
《 個人的関わり 》
中央入口や駐車場が整備されたのは駐車料金を徴収するようになってからなので、そう昔のことではない。しかしそれ以前ここが何の設備があったかを思い出せない。直営の食堂だったような気がするが、ここから出入りした記憶がないのである。駐車場があったかさえも分からない。このあたりはもう少しリサーチが必要だ。ときわレストハウスを利用したのは、現在のところFBで一般読者向けの試験的オフを行った一度のみである。午後5時で退出という制約はあるが、利用者が極めて少ないため会話が遮られることもなく快適な環境であった。
以下の記述には個人的見解が含まれます。 |
2階がレストハウスとして一般に開放されていることはあまり知られていない筈である。私自身、Wikipedia で常盤公園の項目を読むことで初めて知った。同様に知らない方は市民でも結構あるように思われる。[2]
これは常盤公園側のPR不足もさることながら、市道から見える看板のイメージが強すぎるのも一因にあるのではと思う。中央入口であることを示す看板よりも焼肉店の屋号の方がはるかに目立つ。
車で訪れた場合、遊園地で遊びたい家族連れなら正面駐車場を利用するし、ときわミュージアム本館を訪れるなら西駐車場の利用を考える。中央駐車場はその中間にあるのでどちらにも行ける好位置なのだが、状況を知っている市民ならともかく市外及び県外からの来園者なら、焼肉店向けの駐車場と思って他の駐車場に向かうドライバーがないだろうか。
もっとも常盤公園側にすれば何処の駐車場を利用されても収益面に変わりはなく、レストハウスの1階部分を間貸ししている分しか影響はないだろう。来園者からすればここで持ち込みの弁当を拡げてもいいし、常盤池の周回ウォーキングを企画した折りにここで休憩したり談笑するのに利用できそうだ。
改装前にこの場所がどういう建物があったかについては情報が得られ次第追記ないしは別途派生記事を作成する予定である。