常盤池・余水吐【3】

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現地撮影日:2013/7/7
記事公開日:2016/6/25
(「常盤池・余水吐【2】」の続き)

申し訳ない。この記事は前編を作成した後暫く経って余水吐から越流する様子を観察できたので、記事を書こうとテンプレートをコピーし画像のアップロードまで済ませていながら本文を書かず3年間も放置していたsweat
これほど時期が経ってしまったので、当時の詳細な様子は分からない。ただ、七夕のイベントがときわ湖水ホールで行われるということで現地へ向かおうとする途中だったことは分かっている。今更詳細な説明をつけられないので、思い出せる限りで時系列に沿った簡素な解説のみ添えて公開している。

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この日は湖水ホールで「ごきげん未来フェスタ」なるものが開催され、私の知っているメンバーも参加すると聞いていたのでちょっと覗いてみようと自転車で現地へ向かう途中だった。
本土手の張り出し歩道を通るとき、遠くからザワザワと水の音が聞こえていた。ほどなくしてその理由が分かった。
越流している!


確かにこのところ雨続きで、この日は久し振りに晴れて蒸し暑かった。余水吐から常盤池の水が流れ出るのを観るのは久し振りである。[1]これはちょっと時間を割いてでも撮影しておかねばなるまい。

余水吐のコンクリート上を数センチ程度越えるペースで流れ出ている。


夾雑物の流出防止の柵はそのまま設置されていた。



張り出し歩道の始まる部分に古い護岸があり、水位は護岸のかなり上の方まで達していた。


横から撮影。


もうちょっと近づいて撮影したいので、自転車は歩道の端に留め置いて余水吐の横へ近づいた。
柵のところからカメラだけ差し出し撮影している。


流れ出た水は道路下のカルバートへ向かっているのだが、その方向までカメラを向けることはできなかった。


このところ低水位が続いていたので、余水吐から溢れるのを観るのは久し振りだった。


前回同様の状況を見たのは2010年の5月であった。特に2012年は一年を通じてかなり低い水位だった。
2010年のときは数枚撮影しただけだったので、今回は忘れずに動画撮影しておいた。

[再生時間: 20秒]


余水吐に落ちた余剰水はそのまま荒手を経て最後は例の半壊石橋の先で岩場を流れ落ちる。今なら豪快な滝が観られるかも知れない。話によれば昔は割とよく観ることが出来ていたらしい。

荒手の周辺は殆どが鬱蒼とした茂みに包まれている。季節柄藪漕ぎすることになるかも知れないのを覚悟で、下流を追ってみることにした。

(「常盤池・荒手【4】」へ続く)
出典および編集追記:

1. この写真を撮影した当時は常盤池の水位は低めで推移していた。記事を公開する現時点(2016年)では常盤池の水位はずっと超過気味で雨のたびに越流している。ここ数年低水位になったことがない。

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