市道常盤町寿町2号線

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記事作成日:2019/7/18
最終編集日:2019/7/19
市道常盤町寿町2号線は、宇部市役所新庁舎の西側を通る市道常盤通り小路3号線よりT字路の形で分岐し北上し市道宇部新川恩田線にT字路として接続される路線である。
写真は区間廃止後に起点となる付近。


後述するように市役所新庁舎建設の影響で起点が移動し部分的な廃道を生じた路線の一つである。もう一つは市道常盤通り小路3号線である。経路が変更になったこと、2019年度中にYahoo!ラボの廃止が確定していることからルートラボは掲載しない。起点・終点と経路のデータは[1]を参照されたい。以下では変更前の路線状況を記述し、新庁舎建設に伴い変化する部分は編集追記する。
《 概要 》
市役所周辺の整備に伴い認定された路線と思われる。路線番号が400番台中ほどであり、周辺の市道と認定時期が同じことが窺われる。初期は市道路課の台帳と地図で路線番号と路線名を確認する以外なく、この過程で本路線を把握していていた。

市役所旧庁舎の北側階段から撮影した本路線。


撮影位置を入れ替えている。
上の写真は、前方中ほどに見える階段から撮影している。


この場所は旧ゲート付き青空駐車場の角にあたる。コーナーから本路線に沿って数台程度軽四なら停められるスペースが設置されていた。それより北側は青空駐車場のフェンスとなっており、このフェンスに後述する美化ピカロードの掲示板が出ていた。

掲示板付近より市道緑橋芝中線との交差点まではやや勾配のある下り坂である。この中ほどで市道真締川東通り線と連絡する市道常盤通り小路5号線がT字路の形で接続する。このT字路の少し手前が新庁舎建設に伴う路線変更後の新しい起点となる。
【 認定市道区間の変更 】
2017年7月に市役所新庁舎建設のワークショップが開催された。この時までに新庁舎の移転先候補は現在地の北側にあるゲート付き青空駐車場とほぼ確定していた。
このとき新庁舎のレイアウト素案として模型が提示され、旧庁舎の北側と西側の道路が一部廃止されることが示唆されていた。


後述するように立体駐車場の完成後、2019年7月中旬に予定されていた市道の一部が廃止された。本路線の起点は元の位置より数十メートル程度北側の市道常盤通り小路5号線の終点付近に移動された。

この総括記事を作成する現時点では新庁舎建設工事に先立ち更新された起点付近からフェンスが張り巡らされている。新庁舎の完成は再来年以降のこととなるため、新しい起点付近がどのようになるかは未定である。
《 近年の変化 》
今後、市役所新庁舎が完成する2021年以降まで変化が続くと予想されるので、年を分けて記述している。
【 2019年 】
・4月上旬に本路線の起点から緑橋通り交点までの区間に下水道工事が施工された。この影響で施工中は歩行者自転車以外の通行ができなくなっている。ほぼ同時期に緑橋通りにおいて交点と市道栄町線までの区間も下水道工事が施工されている。本路線のこの区間は将来的に市役所新庁舎建設にかかる部分なので、汚水管の布設替えを行ったのかも知れない。


・6月中旬に本路線と市道常盤通り小路線の市役所新庁舎エリアにかかる地点に7月上旬で部分的に廃止する旨の看板が設置された。


実際には7月入りしても何の変化もなく廃止該当区間も自由に通行できた。なお、これよりも早い時期に「うべ情報マップ」の認定市道路線一覧で本路線ともう一つの市道の区間が廃止後のものに書き換えられていた。

・7月上旬に看板の「7月上旬」の部分が「7月17日(水)」に書き換えられている。


・7月17日より廃止区間となった部分を囲むように工事用の高いフェンスが設置され物理的に通れなくなった。これに伴い本路線に面していた駐車場は元より、立体駐車場に隣接していた旧青空駐車場も旧庁舎裏の駐車場も塞がれ一般来庁者の利用ができなくなっている。
《 Googleストリートビュー 》
全区間採取されている。2019年の区間廃止以前の初期の起点から画像を掲載している。

2018年5月のデータ採取なので、まだ工事はまったく始まっておらずゲート式青空駐車場の様子が観察できる。
初期に作成された本路線の時系列記事。かつての総括記事を格下げしている。単巻。
時系列記事: 市道常盤町寿町2号線【1】
時系列記事では美化ピカロードの認定番号1番を題材にしているが、最近の調査で駐車場を挟んだ東側のメインの通りである市道栄町線も同じ1番であることが後に判明した。札が掲げられていないだけで、本路線と真締川東通りを結ぶ市道常盤通り小路5号線も同様かも知れない。
出典および編集追記:

1.「うべ情報マップ|地図表示
上記マップはスマートフォンや携帯電話では公開されていない

2.「FBページ|2019/7/17の投稿
《 個人的関わり 》
幼少期から社会人中期まで殆ど通ることはなく、市役所の仕事に携わるようになってから車および自転車で通るようになった道である。

注意以下には長文に及ぶ個人的関わりが記述されています。レイアウト保持のため既定で非表示にしています。お読みいただくには「閲覧する」ボタンを押してください。

市役所庁舎の建設工事はこれからスタートする。本路線の起点付近は変化が予想されるので、一通りの工事が終了するまでは頻度は低いながらも継続監視対象物件となる。

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