市道北小羽山4号線【3】

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現地踏査日:2012/2/6
記事公開日:2012/2/8
(「市道北小羽山4号線【2】」の続き)

注意夜の廃道を撮影した写真で構成されています。暗闇や幽霊系が苦手な方はご覧にならないことをお勧めします。

ハッキリ言って 記事としての価値は全くない。

全くの興味本位な付け足し記事であることをお断りしておこう。

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実は【2】の記事をかく前日の夜、同じ場所を訪れていた。このときも7・8号棟に用事があり、すぐ上の3号線を傘差して歩いていた。しかもたまたま業務でポケットにデジカメを入れていたので、数十歩も歩めば行けるあの場所まで撮影しに行く気になったわけだ。

したがって読者の期待に反して、肝試しとか心霊写真撮影目当てなどという意図は当初からまったくない。廃道同然になっている荒れ道は、雨降りの夜にはどんな表情を見せてくれるのだろう…という、全く単純な動機からだ。

撮影時刻は午後8時ちょっと前…今の時期だから当然とっぷり日は暮れている。雨は全線を再踏査した前日の午後よりも強く降っていた。
終点付近から半径100m程度には街灯がなく明かりが届かない。左手で傘を持ち、右手で殆どターゲットのない暗闇に向けてシャッターを押すのみである。
それでも何となく怖いモノ見たさがあるという読者に捧げよう。夜、寝入りばなに閲覧して寝付けなくなっても責任は持ちませんので…^^;
では、どうぞ…
車を乗り入れられないので当然離れたところに車を停め歩いて来ている。
3号線に向かう踏み跡がある分岐点を少し過ぎた場所。


前方に竪排水の横断側溝が見える。
当たり前だが前方にはもちろん周囲には全く明かりはない。


コンクリート蓋はキッチリとは掛かっていないので、足元に気をつけないと側溝に踏み込んで怪我をするだろう。
暗闇の踏査はそっちの方がずっと恐怖だ。


距離が遠くなるとフラッシュの光が回らず暗闇しか写らないので足元を撮影した。
右側上方の空間に白い人魂がかなり鮮明に写り込んでいる。(嘘笑)


行き止まりが近い。
この近辺は路上に堆積する枯れ草から盛んに水分が蒸発しているのだろうか…異様にガスっていて映像自体が不鮮明だ。周囲を漂う白いもやはエクトプラズムと呼ばれる霊魂の一部であり、人魂もいくつか観測される。(更嘘笑)


終点まで歩いて撮影。例の進行方向を阻むネットフェンスが見えている。
このあたりから雨が再度かなり強く降ってきた。
ネットフェンスの中央からやや左側上方、雑木の後ろからこちらを見ている人の立ち姿のようなものが写っていないだろうか。←ないよそんなものはw


さすがにフェンスの内側まで入る気にはならなかった。どのみち何も見えないし、しだれ掛かる木の枝に傘が引っかかってしまう。結構な雨が降っていて傘無しでは歩けなかったからだ。何かが現れて怖いとかの感覚なんて全然ないのだが、足元が見えない中を歩く事の方がずっと怖い。

さて、ご覧頂いた感想は… 如何だったろうか。
ほら、別にどうということなかっただろ?
読者の殆どは大丈夫と思うが、文中にある人魂とかエクトプラズムなどの煽り文句は全部、私の勝手な創作である。夢もロマンもないと言われようが、元から霊魂なんてもの自体が存在しないのだし、私に言わせれば「存在しないものをどう怖れれば良いのか教えてよ」って感じだ。

言うまでもなくこの市道は終点付近がちょっと廃道っぽく放置状態になっているというだけで、ここで何か事件があったとかの特異性はいっさいない。ただ、同様に夜中とか一人でこういう場所へ出向くのは止めておいた方が良いだろう。何も面白い発見はないし、とにかく足元の悪い中こういう藪をウロウロ歩き回るのは怪我の元だ。

まあ、敢えて雨降りの夜にわざわざ傘を差して現地踏査するなんてのも今後殆どないだろうから、このホームページにあっては数少ない「眺めて楽しめる記事」に仕上がったということにしておこう。

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この市道に関しては今後よほど新しい変化や発見でもない限り、続編が書かれることはないだろう。

そういう訳で…
出典および編集追記:

* 前編では子どもたちが傘を差して下校している姿が写真に撮られている。その後、この道は人目につきづらく危険ということで下校時に通らないようにという指示がされた模様である。(市住8棟住民の談話による)

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