シュシュ

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記事作成日:2022/1/16
最終編集日:2022/1/16
ここでは、装身具としてのシュシュについてまとめている。
写真は最終編集日時点で個人的に一番よく使っているシュシュ。


シュシュとはフランス語で「良いもの」という意味であり、長い髪を束ねるために用いるアイテムである。英語でスクランチーと呼ばれることもある。
《 概要 》
シュシュを腕に巻きブレスレットのように使うこともあるが、一般的には長い髪を束ねるためのアイテムである。現代社会では概して女性は男性よりも髪が長く、運動時や日常で髪が乱れるのを避けるためにシュシュで留めることが多い。全体をシュシュなどで一まとめにして後ろに垂らした髪型をポニーテールと呼ぶ。

このことより、シュシュは概して女性が用いる日用品である。但し男性の長髪も近年では珍しくはなく、接客で他人と対面したとき違和感を抑えたり強風で乱れるのを避けたり、あるいはファッションの一形態としてシュシュで留めることがある。
《 日常品としてのシュシュ 》
この項目および独立記事が作成されていることから分かるように、当サイトの管理者は長髪なのでシュシュは日用品の部類である。長時間外出するときや人と会うときは違和感を与えないようにシュシュで束ねている。ただし装身具で髪を留めるのは毛髪に負担がかかるため、短時間の外出時や在宅時には外している。
【 初期の事例 】
2012年から髪を伸ばし始め、2013年に入る頃には後ろが長くなってきて留めたくなっていた。しかし当時は自分で女性コーナーに置かれているシュシュを手にとって品定めする勇気がなかった。どれでも良いから適当なのを買ってきてとバド友達の女の子に頼んで買ってきてもらった最初のものはシュシュではなくゴム製の髪留めだった。


ゴムだと髪を束ねた後の乱れが少ないが、代わりに髪が引っ張られる感じがあり頭皮への負担が気になった。その3ヶ月後に別のものを買ってきてもらっている。
これが最初のシュシュと言えるかも知れない。


このシュシュを装着したときの自撮り画像がある。


当時はまだ伸びた髪の毛先が首筋の後ろへ当たる状態だった。動き回ると毛先がぽよんぽよんと首筋に当たるのは生まれて初めて経験した感触だった。

初めて自分でアクセサリーコーナーでシュシュを選んで買ったのがいつかは分からない。初期にはかなり勇気の要ることだったようで、店内で買い物客が陳列棚付近に居ないのを見計らって買い物カゴへ入れていた記憶がある。

上記の写真にあるシンプルなシュシュは化繊製で、百均では3個程度で売られている。安い割に耐久性があるが、材質上留めていても髪が滑って緩くなる欠点がある。

同じく百均にタオル地のようなシュシュがセットで売られている。
これは髪の当たりがよくしっかり留まるのだが、金具のところから細くなって切れやすくなってしまうので最近は使っていない。


着け具合の良いシュシュを見つけるのは案外難しい。特にポニーテールを作るときは髪を束ねたときの太さとシュシュの輪の大きさがフィットしていなければ緩すぎたりきつ過ぎたりする。伸縮性のあるものは実際に装着してみないと分からないため、色やデザインが好きで買ったものの髪の分量に合わず使わなくなったシュシュもある。
【 遊び半分での装着事例 】
一般には女性の装身具で価格は安いので、しばしばバド仲間から遊び半分でプレゼントされる。この頃にピンク色のシュシュや可愛い飾りのついたものを沢山もらっている。


プレゼントされた場合、一度はそのシュシュを装着して出かけるようにしていた時期があった。
写真はウケ狙いで上のシュシュを装着したときの自撮りである。


さすがにこれはあまりにも可愛い過ぎるのでバドミントンのときしか装着したことはない。それでもおんにゃの子からプレゼントされたシュシュは決してお蔵入りにはせず一度はかならず装着する。このポリシーはファンの女の子からプレゼントされた手製の宇部マニスクと同様である。

色やデザインが気に入って飛び付き買いしたものの、あまりに派手だったり可愛らし過ぎたりで装着して外を歩くのに勇気が要ったり前述のような理由で一度しか使っていないシュシュをお蔵にするのは勿体ないので、髪の長いおんにゃの子に献上して使ってもらっている。


【 近年の状況 】
シュシュはスーパーなどで安価に売られていて、100円均一の店でも実に多くの商品がストックされている。後述するように収集品としての購入分もあり、既に充分なシュシュが手元にあることと一度買えば長く持つ小物のため最近は収集品以外で新規に購入することはなくなっている。

どのシュシュを常用するかはデザイン性よりも髪を束ねたときのフィット感と出かける先の状況による。きちんと髪が留まるようにシュシュを適宜二重三重に結わえるのだが、二重では緩すぎて三重だときつい場合がある。髪を束ねたときにシュシュで留める場所の毛髪量に依存するので、フィットするか否かは購入して実際に使ってみなければ分からない。色やデザインが好きで買ったのに二重だと緩すぎて三重だときつくなるため、一度しか使っていないシュシュが沢山存在する。

現在ではおよそ耐性が着いてしまっていて、百均やディスカウントストアにあるアクセサリーの陳列棚で好みのシュシュがあるかよく眺めている。女性客が品定めしていても殆ど気にならない。普通の男性だって遠慮することもないだろう。彼女への簡素なプレゼントとして選んでいるシチュエーションが考えられる。私の場合はシュシュは既に生活必需品となっているので、他の商品を選ぶのと殆ど同じくらいに抵抗はない。
《 収集品としてのシュシュ 》
実際にはとても装着して外を歩けないほど可愛いシュシュでも、デザインや色合いが好きで買うことがよくある。Seria でフェイクファーのシュシュを見つけたときは展示されている一通りの色を買ってしまった程だった。

近年、フェイクファーを使ったシュシュが百均で出回るようになった。実際に使用するにはあまりにも可愛い過ぎるのだが、風合いが良くカラーのバラエティーにも富んでいるので、部屋にファンタジーの世界を造るための素材としていくつか購入して壁に飾っている。


シュシュから完全に離れてフェイクファー製のハートマークをしたクッションやキーホルダーも購入している。

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