マニアックな収集品

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項目記述日:2023/5/22
最終編集日:2023/5/22
ここでは、マニアックな収集品と題して、当サイトの管理者が現在集めているものと過去に集めたことがあるものについて記述する。

マニアックな収集物とは切手や古銭のようなコレクションよりも認知度が低いものの、収集層が相応に存在したり一定の価値を持つ対象物である。コストゼロで集積されているものもあれば、代価を支払って入手したものもある。☆印がある項目は現物が存在するが現在は収集を止めているもの、★印がある項目は既に現物も存在しないものである。
《 カセットテープのラベル☆ 》
カセットテープとは会話や音楽などを磁気テープに記録していた時代の媒体の一つで、光ディスクのような大容量の記録媒体が現れるまでは一般的であった。プラスチックの筐体に磁気テープが収められ、整理しやすいようにプラスチックの箱へ入れて販売されていた。当時はさまざまなメーカーが統一規格で製造していて、ケースの内部には収録した曲目などを記録するためのラベルが入れてあった。

カセットテープが統一規格であるため、封入されているラベルも同サイズである。メーカー品は原音の再現度が高いかわりに価格も高く、後に会話の記録など再生忠実度にそれほど高いものが求められない用途として多くのメーカーが低価格で供給している。このとき会話記録用にいろいろなカセットテープを買っていた。後に音楽記録用として光ディスクが普及してからはカセットテープ製造は一気に衰退している。

古いカセットテープは過去に一通り再生し、重要度が低いものはすべて処分している。このとき嵩張らないカセットテープのラベルのみを一枚ずつ抽出し保管していたものが存在する。


カセットテープは現在も会話記録用として細々と製造され続けているが、近年のものはケースを擦り傷から護るために外側をビニル包装し、ケースは小型でラベルも簡素なものが多い。多くのメーカーが製造中止しているため、手元にあるラベルのすべては既に入手不可能なものである。TDKのように著名なものもあるが、マイナーで殆ど知られていないものはラベル時代持っている人が殆どないだろう。
《 カード類 》
【 公共カード 】


枚数は少ないが、ダムカードの認知度が定着した後に発電所カードなるものが次いで発行された。


この他、まだ持っていないがマンホールカードも存在するようである。
【 滝カード 】
山口ケーブルビジョンが作成しているカードで、バラエティ番組「にんげんのGO!」の滝シリーズで訪問した滝の写真と諸元をまとめている。材質やサイズ、外枠の青色などは公共カードに準ずる。一時期ラメ入り加工を施したスペシャルカードも作成されていた。

宇部マニアックスは滝シリーズへの出演はないが、スペシャルカード配布会には初回から続けて参加している。カードを収納するアルバムも存在し、熱心なファンはアルバムを持参して新しいカードを追加すると共に出演者からサインをもらっている。
【 仮面ライダーカード★ 】
既に手元には現物が一枚もないのだが、カード収集の項目として記録しておかざるを得ない。

仮面ライダーカードとは昭和40年代半ばに大流行したカードで、当時流行っていたアニメ仮面ライダーに現れるキャラクターをモチーフにしたもので、厚手の紙製だった。現在のカルビー(株)がかっぱえびせんの後継として当時世に出回り始めたスナック菓子を仮面ライダーチップスと称し、カードを添付して販売し始めたところ爆発的な人気を呈した。カードは外から見えないように袋へ入れられた状態で菓子袋に貼付されており、しばしば手持ちのカードとダブった。このためカード欲しさにスナック菓子を買ってカードのみ手元へ置き菓子を食べないまま捨てる行為が目立ち、社会問題化した。

カードは500か600番台まであったと思う。集めたカードは番号順に収納できるように専用のアルバムも作られた。私は無頓着だったが兄貴が熱心に集めていて、1番から収納されたアルバムを見たことがある。このアルバムは未だ見つかっておらず、兄貴が捨てたとも考えられないので、恩田の古い家の天袋に仕舞い忘れたままになっているかも知れない。

重複したカードはしばしば友達で交換された。後にカードを使った”パッチン”が流行した。裏返されたカードは相手の手元にわたってしまうため、子どもに相応しくない遊びと認識された。学校からは明確に禁止されていたが、それだけで収まりようがなく市内各地で遊ばれていた筈である。もっともパッチンで遊ぶのは手持ちのうちの重複したカードであり、一枚しかないカードはコレクションに加えていたので、学校や親が考えていたほど問題ある遊びではないという見方もある。

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