FB|フォロー

記事作成日:2018/1/3
最終編集日:2018/6/1
ここでは、FB(Facebookの略記)のフォローについての仕様と私の振る舞い方をまとめています。
《 フォローについて 》
フォローとは、FBの個人アカウント(友達関係の有無は問わない)またはページから発信される情報を自分のタイムラインへ取り込む操作です。Twitterのフォローと同義であり、個人アカウントの場合は友達関係になること、ページに対しては「イイネ!」を表明することで既定ではフォローが自動的に追加されます。[a1]ただし、いずれの場合も後からフォローのみを外す操作が可能です。

グループにはフォローという機能がありませんが、参加することで自動的にフォロー状態となります。情報をタイムラインへ取り込む条件として「すべての投稿」「ハイライト」「友達の投稿」「オフ」の4段階が用意されており、オフに設定することでフォローを外したのと同じ効果をもちます。

FBは自分が真に求める情報のみを抽出してタイムラインに列挙するツールと位置づけているため、フォローは情報の取捨選択に直接関与するもっとも重要な機能と考えています。このため他のどの機能よりも厳格に設定し、タイムラインの表示状態をチェックしながら随時設定も見直しています。
【 友達関係にない個人アカウントのフォロー 】
フォローの原型は Twitter にあり、そこでは慣習的に面識のない個人アカウントに対してでも断り無しにフォローを行って良いことになっています。ただしFBでは新規アカウントを作成した時点の既定値はフォロー不可となっており、面識のない利用者からのフォローを容認するには能動的にフォロー可に設定する必要があります。しかしフォロー可に設定しているのは著名人など情報発信量の多い利用者に限定され、殆どの利用者は既定値のまま使っています。したがってたまたま興味深い情報を発信している個人アカウントを見つけても情報を取り込むには友達になる以外手段がなく、[a2]面識がない人に対して安易に友達申請を行ってしまう遠因にもなっています。

慣習に準じ、面識のない方でも発信される情報に興味を持った方は連絡なしにフォローします。ただしこの項目を書いている現時点では該当する個人アカウントはありません。面識がないけれども発信情報を取り込みたい利用者を想定し、私の個人アカウントはフォロー可に設定しています。
2017年4月より公開設定を緩め、当サイトの記事更新通知を始めとする多くの投稿を全体公開にしています。このため友達関係(友達の友達を含む)でなくともフォローすることで発信情報をタイムラインへ取り込むことができますし、全体公開の投稿はFBの外部からでも検索可能です。
【 個別アカウントに関するフォロー解除について 】
一般に、フォローしている利用者およびページから発信された殆どすべての情報がタイムラインに流入します。一部はお知らせ機能により通知されます。友達の場合は既定で自動的にフォロー機能が追加されます。一般には既定状態で使っている利用者が多いのですが、FBの仕様としては友達関係を維持したままフォローのみ解除することが可能となっています。[a3]そして個人的にはこの機能を活用し、一時的あるいは中長期的にフォローを外すことがあります。

以下の状況が著しい場合、主にタイムラインの清廉性維持を理由にフォローを外します。
(1) 友達が多い利用者で個別メッセージが大量に寄せられている場合。
(2) 興味がないページなどの情報が大量に流入している場合。
(3) 関心のないイベントの参加表明やゲームアプリ勧誘が著しい場合。
(4) ストーリーズの投稿頻度が高い場合。
個別メッセージのうちでもっとも問題となるのが、友達の誕生日に寄せられるお祝いメッセージです。FBでは自分の誕生日を記載していると、既定では誕生日を迎えたとき友達のトップページに通知が届きます。そこでリンクをクリックすると本人のタイムラインへ飛び、お祝いのメッセージを投稿することができます。友達のタイムラインに書き込むこともFBでは既定で可能となっているので、殆どの人はそう深く考えることもなくお誕生日おめでとうを書き込みます。

誕生日メッセージが寄せられるのは本人にとって嬉しいことでしょうが、該当者が友達である場合(本人は気付いていないでしょうが)見ず知らずの人が友達へ寄せる誕生日メッセージが他の友達のタイムラインにも漏れなく並びます。特に祝ってくれる友達が多いと、殆どの人にとってそう重要な情報とも思えないお祝いメッセージでタイムラインを占有されてしまいます。FBでは他の人が寄せた誕生日メッセージをタイムラインから外す設定が存在しないため、本人には嬉しいメッセージが友達にとっては他の重要な情報を埋もれさせてしまう迷惑な存在となってしまいます。このような場合、遺憾ながらどんな友達であれ一時的にフォローを外しています。[a4]

この現象は誕生日でなくとも特定の日(クリスマスや正月やハロウィーンなど)では頻繁に起こります。メッセージを寄せる友達の責任ではなく、純粋にFBの仕様上の齟齬(利用者が友達のタイムラインに書き込んだ個別メッセージを非表示にする設定が存在しない)と言えます。

また、友達がリアクションやレスポンスを返したりシェアしたページもタイムラインに並びます。そのページの情報自体を求めていないなら、その場で非表示にする設定を行います。


しかし同種のページ情報ばかりタイムラインに流れてくるようなら、遺憾ながら私は友達が発信したりシェアしたりする情報のオーディエンスに合っていないと判断して暫くの間フォローを解除します。

イベント参加表明はタイムラインを占有することはありませんが、新着通知されます。赤字に白抜きの数字があると誰しも例外なくチェックするものですが、自分にとってまるで関心のないイベントに友達が参加すると表明しただけでも通知され鬱陶しいものがあります。この通知もFB側で停止させる設定はありません。

上記と類似する動作を行うものに、2018年頃導入されたストーリーズ投稿があります。24時間経てば自動的に消える期間限定性であるが故に、読み逃しを避けるためかこれも新着通知されます。更に閲覧したか否かはグループ投稿と同様、投稿者に分かる仕組みになっています。ストーリーズ投稿が相次ぐと新着通知が数件になりますが、個別コメントやメッセージが寄せられたときのみ新着通知される動作に慣れた利用者にとってはストーリーズ投稿で新着通知されるのは些か迷惑です。それ故にストーリーズ投稿のみを非表示にする設定が追加されない限り、あまりにもこの種の投稿の多い友達は一定期間フォローを外します。FBの動作上の問題であり、ストーリーズ投稿を行っている本人には何ら問題はないのでご了承ください。

なお、フォローを解除すると当人が発信する情報が不可視状態になるため、FB上で何も活動していないように見えます。更にリアクションやレスポンスも欠いたまま長期に至れば友達解除に至る可能性が高くなります。
【 ページのフォロー解除について 】
ページの場合は管理者の顔が見えず直接繋がっているわけでもないため、フォローの解除はもっとカジュアルに行われます。ただし現に友達として繋がっている本人が管理者として運営しているページの「イイネ!」自体を取り下げることはありません。

参加に承認を要するグループや必要性あってメンバーへ編入されたグループから退会することはありませんが、そこへ集まる情報が不要な場合はオフ設定にして事実上フォローを外したのと同じ状態にしています。オフ設定にしていることは対外的には明示されませんが、グループに提出された情報が既読にならないことで間接的に分かります。
出典および編集追記:

a1. 2016年頃の改訂により、ページに「イイネ!」することなくフォローのみを行えるようになっています。

a2. 当該利用者のトップページをブックマークしておけば閲覧自体は可能ですが、発信された新着情報をリアルタイムに知ることはできないためそのような使い方をする利用者は皆無です。

a3. 2017年12月頃の改訂により、一定期間(30日)だけ友達関係は維持したままでフォローを外す機能が追加されています。

a4. この項目を書いている現時点でなおFBに誕生日メッセージをタイムラインから外す設定は存在しませんが、特定のキーワードを含む投稿をタイムラインから抹消するアドイン(Social Fixer)を援用することでこの鬱陶しい状況を回避することができます。Hide Posts タブで表示させたくない語句(例えば「知り合いかも」や「誕生日」など)を設定するだけで、その語句を含む投稿丸ごと非表示にしてくれます。すべて英語ですが、同様の問題にお悩みの方はこのアドインを追加することをお勧めします。したがって現在では一時的フォロー解除は行っていません。
多くの人を困惑させている誕生日表示問題は、自分のタイムラインに友達が書き込むのを許可する設定のときに起こります。誕生日メッセージでなくとも無関係な友達のタイムラインへ私信が流入してしまう以上、自分のタイムラインに友達の投稿掲載を許可するのはタグ付けに限定されるべきと考えています。
更に言えば友達のタイムラインへ「誕生日おめでとう!」を書くのは多くの人にとって迷惑投稿になる
《 情報配信スコープについて 》
FBでは投稿内容の公開範囲を限定することが可能で、制限の緩い順に全体公開、友達の友達、友達、知り合いを除いた友達の4段階が既定で設けられています。しかしそれだけでは充分ではありません。FBのタイムラインへの投稿は、内容によってカテゴライズする仕様がないので、郷土関連の情報は逃さず知りたいが日常生活についての投稿は関心がないとか、日常生活の投稿があってもいいけどニュース記事を読んでの批判は要らないという方などさまざまです。このような場合、友達関係となっている利用者であれば閲覧動向を知ることで情報配信スコープ分類することによって、各人が求めている情報の濃度を上げる処理が可能となります。
【 除外スコープ 】
FBでは外部公開から非公開まで段階的な公開基準が既定で作られていますが、同じ友達の中でも志向の違いにより配信先を変えたい場合があります。この目的のために以下の除外スコープを設けています。
郷土ネタに興味がない、長文は読まない、ニュースは嫌い
実際の公開範囲設定では、既定の4段階に加えてカスタマイズされた除外条件を適用するスタイルとなっています。上記の情報配信スコープには過去の閲覧動向を分析して該当する利用者を登録しています。「知り合い以外の友達」を適用範囲、「郷土ネタに興味がない」を除外範囲として組み合わせることで知り合いでない友達でも郷土関連の投稿はタイムラインへ届かなくなります。設定によっては、友達よりも友達の友達である利用者の方に情報が届くことも起こり得ます。

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