終末処理

品質管理に戻る

記事作成日:2014/4/24
最終編集日:2018/9/7
ここでは、当サイトの管理人(以下「管理人」と略記)が不測の事態などに見舞われることによりサイト更新を始めとする関連作業を継続できなくなったとき、既に構築された文書や画像などの各種データを後世が活用できることを目的とした一連の手続き(以下「終末処理」と略記)について、その対象範囲や方法を明言するものです。
● 適用と維持管理
【 適用条件 】
終末処理の適用開始は、管理者が以下のどれかの条件を満たした時点とします。
(1) 死亡および失踪宣告。
(2) 重篤な病状により意思表示がまったく行えず回復の見込みもない場合。
(3) 前項にかかわらず冒頭の目的遂行を代行する個人または団体(以下「代行者」と略記)に対し、管理人が維持管理を委任した場合。
この記事の制作された現時点では近未来の適用状態にはなっていませんが、時期至るまでに代行者の指名が望まれます。指定されないままに終末処理の適用条件に該当してしまったときには、遺志に気付いて行動を起こそうとする善意の有志に全権を委託します。

【 代行者の行う措置 】
冒頭のデータ共有を可能にするために、代行者には以下の環境構築と維持管理手法が求められます。
(1) すべての承認データを保存・公開可能なオンラインサーバ環境。
(2) データ利用希望者による申請と承認、該当データ提供を行う自動システム。
(3) 承認後に提供されたデータが適正に使用されているかの巡回監視。
● 承認データ
【 対象とするもの 】
管理者の援用するPCに保存されたデータについて、終末処理の対象を以下のもの(以下「承認データ」と略記)とします。
(1) PCおよび外付けHDDなどに保存された原典画像および原典動画(以下「画像など」と記述)のうち C:\Graphics 配下のすべてのファイル
一般には承認データは当サイトで「物件」として扱っている定義に該当するファイル群となります。承認データは終末処理の開始条件を満たした後は、一定の条件下で誰でも無償で使用することを容認します。使用条件については後述します。

【 対象外とするもの 】
以下の画像などは当面は承認データの対象から除外します。
(1) 除外フォルダ(C:\Homepage\Graphics 配下)のすべてのファイル
(2) 編集加工した画像や他者から譲渡されたりダウンロードされた画像(C:\Imported 配下)
これらの画像などは、管理者が当サイトを含めた記事作成や出典として個人的に撮影したものや、日々の生活記録としたスナップが含まれます。承認データとするに値しない画像が多く、これらが含まれることで検索に支障が出るため除外しています。一定の条件下で承認データとする余地はあります。

【 承認しないもの 】
以下の画像などは恒久的に承認データから除外します。
(1) 管理人および他者のプライバシーに係る画像など(C:\Homepage\Graphics\個人記録 配下)
一連の画像などは、承認された方への閲覧は可能ながらも終末処理の対象外とします。

【 判断を留保中のもの 】
上記で規定した画像など以外のものについては、判断を留保します。以下のようなものが該当します。
(1) 当サイトのすべてのコンテンツ(C:\Homepage\ubemaniacs 配下のすべてのドキュメント)
(2) 当サイトから誘導され管理人によって作成された外部サイトのコンテンツ(ブログやFBの記述など)
(3) PCのその他の場所に保存されているデータ類
(4) メールの記述など
画像など以外のものとしては、手描きイラストや路線データなどがあります。現在のところ判断を留保していますが、利用価値のありそうなデータは将来的には整理して承認データ側へ含める予定です。
● 利用方法
【 承認された利用目的 】
承認データは、以下の方法に準拠した上で誰でも利用可能です。
(1) 私的なオフライン環境での閲覧や参考データ作成目的でダウンロードすること。
(2) セミナー等の一時的に提示される資料として用いること。
(3) 出版物やホームページなどの参考データに用いること。
資料として用いる場合、原典画像をリサイズする程度の加工は承認します。このうち (3) に対しては参考データの出典の明示を行うことが必須条件となります。

【 承認しない利用目的 】
承認データを以下の方法で取り扱うことを禁止します。
(1) 純粋な営利目的のみによる承認データの販売行為。
(2) 改ざんされた画像の再配布。
(3) 代行者以外による承認データのみの再配布。
代行者による運営管理に係る維持費捻出を目的とした写真などの再販行為は検討の余地がありますが、一般には著作物としての扱いに準じます。例えば原典画像をダウンロードし、自前のサイトに参考写真としてアップロード公開することは可能ですが、その場合には出自が当サイトの管理者にあることの明示(閲覧者に対して少なくとも当該サイト公開者が自分で撮影した写真と誤認させる恐れがない程度の記述内容)が必須となります。

【 著作権との関連について 】
上記の継承にかかわらず、すべてのコンテンツについて著作権条項はそのまま保持されます。抵触する規定事項があった場合、著作権に関する現行法が優先します。
● その他
【 終末処理宣言の有効期間 】
終末処理は、口頭では随時表明されており若干人により周知されているものです。以上の明言は、不測の事態(天災など)で保存データのすべてが喪われてしまった場合や、環境の変化により管理人自体の考えの変化によりここに記した終末処理の手順を取り下げないうちは有効に機能します。

ホームに戻る