白土の海岸

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ここでは、西岐波校区の白土周辺における海岸について記述する。
白土と言うだけで海水浴場を想起するほどメジャーなので、後半で白土海水浴場についても記述する。
《 白土らしい海岸 》
現地撮影日:2015/3/28
項目記述日:2017/7/23
白土という地名の由来になったかも知れない海岸が現在の海水浴場の東側にみられる。
航空映像ではこの辺りになる。
マーカーを非表示に設定している


吉田川が注いでいる場所の東側で、拡大すると小さな岬の沖合いに白っぽい岩が見える。

吉田川の河口より海に向かって歩く。


小さなランドマークとなる岬の一本松の沖合にそのような岩がある。


砂地に埋もれた白っぽい露岩がごく狭い領域に集中している。
奥の方に見える普通の岩と比べてもかなり白っぽく目立つ。


この岩が崩れて出来た周囲の砂地も当然の如く白っぽい。


近接撮影したところ。
黒っぽい磯由来の岩が不定形であるのに対し、この白っぽい岩は方向性を持っている。霜降山系では色が違うものの同様の性質を持つ岩がある。


面に沿って割れる性質があり、このように一枚の面を露呈している部分もある。
この特性により、遠くから眺めたとき海の中に石積みが出来ているように見えることもある。


海水にあまり浸らない部分が部分的に黒っぽくなっている岩もある。


この岩の色彩に白土という地名の由来を求めたくなる。今まで市内領域の海岸を眺めて歩いた限りでは特徴的なほどに白く、恐らく白土の由来だろう。
地名についての白石の項でも記述している

これほど露岩が目立つ場所なので、周辺は後述する海水浴可能なエリアの対象外となっている。
《 白土海水浴場 》
現地撮影日:2017/7/17
記事公開日:2017/7/23
宇部市民であれば白土の海岸と言えば真っ先に白土(しらつち)海水浴場を想起するだろう。総括記事の制作時期が夏季でもあり、このことについても記述しておくことにする。

写真は市道西岐波東海岸線沿いに出ている看板。
後ろに見えているのは更衣室である。


更衣室を中心にポイントした地図である。


海水浴客向けの駐車場はなく、専ら市道沿いに駐車している。市道の往来はそれほど多くなく駐車禁止にもなっていない。松原をくぐるとすぐに海岸である。

西側を向いて撮影。
左側遠くの沖合に見えている島は床波漁港の先にある鍋島様


海の中に立っている赤い旗は、遊泳可能エリアを示すものである。この旗がある内側で泳ぐようにする。
写真では殆ど泳いでいる人の姿が見当たらないが、撮影時刻が午後5時近かったことと可能な限り無関係な人物を被写体に入れないという当サイトの方針による。

東側の様子。
吉田川の運ぶ砂により沖に砂州が伸びている。ここを伝って海の方へ向かう人が結構いた。


波打ち際の砂地の様子。
砂の目がかなり粗い。これは白土海水浴場に特徴的かも知れない。


海水に浸らない陸地側は細かな砂だが、水際はどちらかと言えば真砂土に近い感じの砂地だった。海水に現れてまだあまり年月が経っていないようにも見える。裸足で歩くと足の裏が若干痛いかも知れない。波が砂を巻き上げるため濁って見えるが、水質は至って良好である。

陸地側には防砂林としてクロマツが植えられている。


海岸から市道沿いにかけては飛砂防備保安林に指定されている。
【 利用について 】
海岸・浜辺カテゴリの趣旨からは外れるが、白土海水浴場の利用について判明している部分だけ記述する。これは当該記事を作成した2017年夏の状況であり、詳細は確認を要する。

この記事を作成した2017年夏において、市内で遊泳可能な海岸は白土海水浴場と東岐波のキワ・ラ・ビーチに限られる。一部の地図では常盤の海岸が常盤海水浴場として掲載されているが、現在では一般向け海水浴場にはなっていない[1]ので注意が必要である。

海水浴に適した場所の地図が砂浜へ向かう入口付近に設置されている。
看板の全体図はこちら


公表されている遊泳可能期間は7月上旬〜8月末である。
両海水浴場では最寄りの八幡宮で海開きが開催される。[2]


時間帯は午前9時〜午後6時が遊泳可能となっている。
この時間帯には係員が常駐して海の安全を維持している。


更衣室にはシャワーが付属し、ワンコインで利用可能。飲食物の販売が行われているかは確認していない。
【 個人的関わり 】
白土海水浴場は幼少期に連れて行ってもらったことが数回ある。

注意以下には長文に及ぶ個人的関わりが記述されています。レイアウト保持のため既定で非表示にしています。お読みいただくには「閲覧する」ボタンを押してください。

自分を含めて現代人の多くは海を目にすることのない日常生活であるため、泳がなくとも海を眺めるだけで視覚的刺激が与えられる。今後自分が海で泳ぐ可能性は皆無にしても、海水浴ではなく市内の景観や題材を求めて海へ行く回数はむしろ増えている。
出典および編集追記:

1. Yahoo!地図で該当箇所を閲覧すると常盤海岸のエリアに海水浴場を示すパラソルのアイコンが記載され常盤海水浴場と書かれている。(2017/7/24現在)地形的には海水浴に適した砂地の遠浅だが、藻などの繁茂で水質がかなり悪く今後も海水浴として復活する可能性は薄い。いずれ修正されるものと思われる。

2.「宇部市|海水浴場開きについて

3. 「FBページ|2017/7/17の投稿(要ログイン)
《 地名としての白土 》
市内で白土(しらつち)と言えば即座に海水浴場を想起させるほど知名度が高い。
写真は海水浴場の看板。


地名明細書では西岐波村に存在していた十の小村の一つで、白土(しらつち)小村として収録されている。白土小村配下に浜田、柳ヶ瀬、後原の小字が記載されている。一部の小字は現在では白土と同程度の知名度を持つ現役地名である。

現在では小字表記も殆ど成されないが、小字としての白土は現在の海水浴場更衣室がある辺りではなく浜田川の西側になる。
海水浴場更衣室のある辺りは字樋ノ内

今まで調べられた限りでは白土と同じ読みまたは表記の地名は見当たらない。類似する地名としては川上の白石が知られる。会話の中で稀に白土のことを白石と誤読されることがある。更に白のつく地名としては東岐波王子の白岸が知られる。

白土の由来は、冒頭の白い岩に依るものかも知れない。ただしあの狭い場所に対して名付けたとは考え難く、同種の岩が産出する場所があるのだろう。白石も霜降山由来の白っぽい岩によるものと考えられるし、東岐波王子の白岸も耕作に向かない白っぽい土質によるものと思われている。

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