光回線に関するネット接続障害・詳細ログ

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記事作成日:2017/8/25
最終編集日:2018/6/24
ここでは、2017年8月上旬から断続的に発生した一連の光回線ネット接続障害について、事態が混迷を深めた19日以降の記録を時系列で掲載している。
《 8月19日 》
この日は午後から宇部市立図書館で開催される宇部新川駅駅前広場ワークショップ(WS)に参加することにしていた。会場と開始時刻はカレンダーに書いていたが、念のためにFBで確認した。このときはまったく問題なく接続できていた。WS終了後暫く定番の場所で雑談し、午後6時頃に帰宅した。WSの成果を報告しようとしたところ再びネットへ繋げなくなっていることが分かった。一連の障害が起き始めた後は半日以上正常に接続できたことがなく、逆に言えばマル一日以上問題が起きなかったので完全に正常に戻ったものと安心していた。そこへ来て接続できない症状は以前とまったく同じであるため、結局未だ不具合の原因が分かっていないことが露呈し落胆は大きかった。しかも障害は更に深刻化していて接続が重いどころではなくまったく繋がらず、しかもいつ試しても同じ状況だった。
《 8月20日 》
朝からまったく接続不能。サポートデスクに連絡しても相変わらず「現在調査中です」「技術担当の者に伝えておきます」のお座なりな説明のみ。こちらが顧客である以上応対は常に丁重だったが、もうサポートデスクに電話しても無意味だと思った。

この頃になるとすっかり疲弊し、解決についての意欲も薄れてきた。ローカル限定の作業も行えるのだが、何だかもうすべてがどうでも良いといった諦めにも似た気分になっていた。
《 8月21日 》
昨日と同じく朝からまったく繋がらない。結局、お盆休み明けまでの回復どころか未だ原因さえ把握できていない状況となった。週明け月曜日はメールで業務報告のファイルを送付しているのだが、ネット接続がまるっきりなので紙にプリントアウトして持参する始末だった。

まったく先の見えない状況に、このままもうネット環境が復旧されることなく放置されるのではないかと危惧した。有償サービスであれば約束が違うと返金問題になっているところだが、入居者へサービスとして提供される接続環境であるだけに立場は弱かった。そのような脆弱さを知りつつ一回線に依存しているのが悪いとは言え、こんな場所へ身を置いたところで仕事は何もできなかった。このまま回復しないのなら、同じかもう少し家賃を出してでも良いからアパートを退去して住み替えることをも視野に入れ始めた。以前使っていたNTT回線を短期有償契約する手段も考えたが、BCと完全に分離した回線ならいざ知らずアパートに取り付けられた集合機器より上流側の問題だったとしたら、手間暇かけて料金を支払ってしかもなお繋がらない結果になる危惧があった。

当面は復旧を待ってぼやいても仕方がないので、回線を使える別の場所へ移動することを考えた。午後からは野山へ出かける用事ができたので、兄貴にノートパソコンを使わせて欲しいと頼んで借用することにした。運営しているページの投稿も遅延しているので、投稿に使う画像ファイルをメモリスティックにコピーして持ち出した。それから兄貴のノートパソコンからFBにログインした。接続状況はケーブルインターネットで、無線LANで飛ばしていた。FBのパスワードは前回のログイン疑義で強制的に変更させられたので、メモするまでもなく覚えていた。

まったく悪いことは続くもので、運営ページに画像を投稿しようとしたところ画像が選択できなかったり勝手に文字を消去される異常な現象が何度も観測された。FB自体の動作も非常に重く、特に運営ページへ移った直後はエラーで回線が停まってしまう現象が観測された。自分のタイムラインで現在置かれている状況をメンバーに説明しようとテキスト入力すると、キー入力して漢字変換した文字が全部消える奇妙な現象に遭遇した。

この事態に接して、私は以前FBで管理ページだけアクセスできず不具合報告を行ったことと18日に起きた不正ログイン報告が頭を過ぎった。他のページでは問題ないのに接続環境を変えてもFBにアクセスするときだけ異常が起きるように見受けられたので、もしかしてFBアカウントを乗っ取られているのではと想像した。怪しまれないように一応ログインして動作するようにしているだけで、バックドアを仕掛けられていて送受信の内容がすべて横取りされているのではと思ったのである。実際、アパートから接続できたときでも他のページはともかくFBだけは他のページよりも常に動作が遅かった。それで回線に障害を与えているのは、他ならぬ私がFBへ接続することに原因があるのではとも感じた。
現在のところこれはFBが Wikipedia などと同様のセキュアな接続仕様となっていること、FBのサーバ負荷が高い状態だったのが原因だと考えている。漢字変換の文字が消えるのは、あるキーを押すと変換取り消し操作になるようにIME側でカスタマイズされていた可能性を考えている。しかし秘密裏にFBアカウントを乗っ取られていて、すぐに発覚しないよう目立った活動をしないまま裏で活動している可能性は捨て切れていない。このことは24日夜の不具合が始まるときにおかしなポップアップが表示されたことにもよる。(後述する)
《 8月22日 》
接続状態においては今までで最悪の状況で、朝からどのサイトもまったく接続できず部分的に閲覧できたページも皆無だった。基本ネットワーク情報の表示を行うと、殆どのタイミングで集合機器から外側への接続がまったくできていないことを示す表示のままだった。


タイミングによっては右側の赤ペケが消えることもあったが、接続できない状況に変わりはなかった。

送受信状況を調べたところ、データ要求のための送信バイト数ばかり上昇して受信バイト数は非常に少ないことが判明している。これは外部サーバへデータリクエストを出し続けているのに有効なデータをよこさず、エラー通知程度の信号しか返していないことを示している。
画面は縮小表示にしています。オリジナルの画像はこちら


これほど酷い状況は今までになかったため、もしかすると私自身が何らかの原因で帯域違反を犯しているとみなされネットワークから閉め出されているのではないかと危惧された。上記のネットワーク3からインターネット間の接続は赤ペケが消えて正常化しているように表示されることもあり、満足に接続できないのは私だけではないかとも思われた。それで状況把握のため午後に再びアパートの管理会社を訪れた。これは接続できない状態が長く続いていることに対する苦情申し立てではなく、私が持ち合わせていない情報を得ているかも知れないと考えたことによる。

アパートの管理会社側もすっかり弱り切っている状況だった。やはり私だけが接続できないのではなく入居者全員に及んでいた。BCから得ている情報としては、今なお原因が正確には判明していないもののクライアントの何処かに不適切な接続を行っているかも知れない可能性が濃厚であり、入居者の接続履歴を調査しているという話だった。個人情報の絡みがあるためいきなり戸別訪問して利用状況を聞き取ることは出来ないらしいが、回線接続業者は当然ながらすべてのログを保存しており、関連する事件があれば証拠資料としての提出を求められる。履歴を元に明らかにクロと判明した時点で個別調査を行うらしかった。これには故意に不適切な利用法をしている場合と、入居者自体が知らずウィルスに感染していて帯域を圧迫している可能性も含まれている。

また、海外に居る大家さんには逐一現在の状況を報告しており、BCからも説明が行っていた。光回線の接続業者選定に関しては、大家さんは機械畑の経験があり、入居可能な最大人数(48戸)に対して充分なバックボーンを有することをBC側とも協議した上で外部機器を選定しているためキャパシティの問題で予測外の事態が起きている可能性は薄いとのこと。それでも長期間にわたりネット接続できない状況では信用問題にかかわるため、BCにもできるだけ早く対処して欲しいと要請する以外できないという話である。また、BCを導入して無料光回線環境を提供しているアパートが市内に数戸あるが、いずれもまったく正常に通信できているとのこと。BC側もこれほど長期に渡る接続障害を起こしているのは営業管内でここだけであることを明かしている。したがって今回の接続障害はBCの提供する回線環境ではなく純粋にうちのアパートに係る問題であることが判明した。

この後、うべネットワーク青空に立ち寄ることでネットに接続されているPCを無償で利用可能であることが判明した。たまにスタッフが使っていることもあるが、そうでなければ概ね空いているPCだという。そこからFBにログインし状況報告することができた。昨日の兄貴のノートパソコンとは異なり、エアコンの効いた涼しい環境で操作しやすいデスクトップパソコンを利用できた。ここで自分のタイムラインに状況説明し、運営ページにはテキストのみの投稿を行った。このときのFBの動作は極めて軽快であり、21日のアカウント乗っ取りの可能性を否定する材料となった。市役所の対角側というアジトから近い場所であり、兄貴に気兼ねすることもなくデスクトップPCを使えるので、私はうちの回線が復旧するまで午後からの1時間程度ここを臨時情報発信拠点として使わせて欲しいと話した。

入力している最中に先ほど訪れたアパートの管理会社から新たな情報を伝える電話があった。アパート外壁に取り付けた集合機器を含めて機器群を全交換する工事を予定しているという話だった。これを行ったとしてもクライアント側の不適切な利用状況があれば、増強された機器に交換されたところでまた同じ問題が発生する可能性は否定できない。しかし現状のいつまで経っても満足に使えない状態を看過することもできず、次善の策として全交換という手順に踏み切ったようであった。この作業には暫く日数を要するが、もしキャパシティの問題のみであるならば増強された機器への交換で問題解決が期待される。ネット管理会社を選定した大家さんには追加投資が必要になるが、BC側が説明を行い承諾を得ているものと思われる。
《 8月23日 》
23日は終日まったく接続できず。あれでも繋がるだろうかというチェックをするだけで、まるっきり当てにしていなかった。もっともPC自体が使えないわけではなくローカル環境で記事を書くことはできるので、その方面を強化した。午後4時頃からうべネットワークへ立ち寄りFBにログインして運営ページとタイムラインに状況報告とポストを行った。
今やアジトではネットは使えないが標準スタイルとなったので、それに呼応して生活スタイルも変わり始めた。ローカル環境でも記事制作は可能とは言っても調べ事でネットを参照することはできない。地図やルートラボなど外部サーバを参照するデータの埋め込まれたページは正しく表示されないだけではなく(ダウンロードされる当てのないデータを一定時間待ち続けてしまうため)その部分でフリーズしてしまう。効率の悪いことに変わりはなく、早々に切り上げて寝るようになった。
《 8月24日 》
24日も朝からいつもと変わらない状況だった。そこで午前中は家のこととローカルで可能な作業を行い、午後からは画像をメモリスティックに入れてうべネットワークを訪れた。前日は運営ページではテキストのみの投稿だったが、この日はいつもの画像つきの題材で投稿した。
FBのタイムラインばかり頓着していられない。この一週間の天気予報も行きつけのスーパーの特売も全然チェックしていないし、Yahoo!ブログはログインもしていなかった。何よりもここ数日メールのチェックが出来ていないので、重要なメールが来ていないかが心配だった。うべネットワーク青空のPCからはメールの送受信は(セキュリティ上の問題があるが故に内規として)許諾されていなかった。

アジトへ帰宅してもどのみち復旧できていないだろうと考えて接続チェックはしなかった。実際、試すまでもなくネットワークとインターネットの間のところに赤ペケが表示されていた。ただし、このときエリア接続の状態を調べたところ、送信バイトよりも受信バイトが格段に多く記録されているのを見つけた。知らない間に短時間でも接続できていた時間があったことを推測させた。その後赤ペケが消えたタイミングで何度か接続を試みたところ、いきなりあっけなく正常に接続できた。有効なデータを受信できたのは殆ど2日振りだった。

今までのことがあるので、たまたま繋がっただけでいずれまた接続できなくなると思った。ネットのレスポンスは鋭敏で、FBのような重いページもサクサクと動作した。このタイミングで一番気になっていたメールチェックを行った。いつも受信している広告と合わせて50通を超えるメールを受信したが、急を要する連絡はなかった。広告はポイントをあてにせず全部削除し、アンケートも主要なものだけ回答した。レスポンスの鋭敏さはLANケーブルを以前のものから変えた効果があるのかも知れないが、この時点でまだ復旧宣言はできないのでFBにもポストを行わず主要なサイトのみ閲覧していた。

案の定、午後10時半を過ぎてから何となく重く感じられてきた。あるサイトを閲覧中にリンクが無反応となったので、別のタブへ読み込ませる操作を行ったところ、いきなり接続エラーが表示されて再び繋がらない状態へ戻ってしまった。そしてこのとき画面右下にFBからの新着お知らせがポップアップのように表示された。
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接続エラーと同時にポップアップしたこと、しかもFBとは無関係な別のサイトを閲覧している最中だったので、以前からのこともあってFBを騙ってサイト乗っ取りを目論むフィッシングではないかと疑った。もちろんポップアップはクリックしなかった。[a1]これを境に再びまったく接続できなくなってしまったので、まだ根本的な工事は行われておらず単に一時的に復旧しただけとみなし、作業を止めて早寝した。
出典および編集追記:

a1. これはFBの一般的な新着項目を知らせるポップアップでフィッシング詐欺とは無関係である。PCで使っている場合FB画面を開いていれば左下に出るが、別のブラウザを開いで閲覧しているなどFBの画面がアクティヴでない場合は右下に出る。後者の通知は最近出るようになった。
《 8月25日 》
昨晩早寝していたので、午前7時前には起床し活動を始めた。どのみち繋がらないだろうという見込みがあり、エラー画面を見るのが嫌だったのでどのサイトも閲覧することなくローカルでの作業を進めていた。正午前のこと、動作状況のダイアログを見て送信バイトよりも受信バイトの方が格段に上回っているのを知り、接続できるかもと思ったFBの閲覧を試みた。まったく問題なく接続しその他のサイトも閲覧できた。
昨日のことがあるので、再びメールボックスを開いて新着メールを確認し処理した。それから最近目を通していなかったネットチラシなどもチェックした。FB閲覧中も少し重くなることはあった[b1]が、メモリ割り当てなどPC内部での処理上の問題であり、エラーを出すことは全くなかった。

大規模な機器交換の話を聞いていたし、それを行うなら今週末までに必ずするだろうと予想していた。土日を挟んで月曜日まで引っ張るほど悠長ではないと信じたかったので。午後になってもサクサクと動作し、LANケーブルを高速対応のものに変えたからか若干体感的に障害発生前よりも速くなったようにも感じられた。

午後3時過ぎ、アパートの管理会社へ家賃を払いに行った。このとき時間がいつだったかは不明なものの担当者から今日のこと機器交換を行った旨BCから連絡があったという話を聞かされた。それまでに安泰に接続してきたので、この交換でまず正常に戻ったと考えられた。ただし原因は分かっていないという。根こそぎ対処したのなら再発する可能性は低いとみなし、この日はうべネットワーク青空には立ち寄らず定例業務をこなしてからアジトへ戻った。

午後6時、BCの技術者から連絡があった。前回とは異なる技術者だったが発信元の番号は同一だった。接続状況確認の連絡で、問題なく接続できていますという回答で終わりではあったが、入居者として何故ここまで原因を突き止めるのに困難を極めたのか、そして結局原因は何だったのかが知りたかった。これに対して技術者はルータの不具合とだけ述べた。機器の動作環境によっては予期しづらい動作不良を起こしてそれが別の場所へ波及してしまうという。入居者の使い方の問題とみなされ、18日には各戸に注意喚起のチラシが配布されたが、その件については明言を避けられた。

問題の起きた機器群を根こそぎ更新することで正常に回復できているので、技術者の言明を信じてそれ以上は追及しなかった。また、FBでも原因は究明できなかったにせよ問題は解決されたとみなし、タイムラインで復活宣言した。[b2]

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以下は、修復されたと思われた日以降に断続的に発生した障害の履歴である。
《 9月9日午後 》
順調に接続できているように思われたが、午後5時半を境に再びまったく接続不能状態となった。現在はルータがダウンまたはリセット中であることを示すステータスが表示されているため、アパートの全戸がインターネットへ接続できない状況となっている。これより前に不動産会社を訪ね、前日の正午過ぎから接続できなかったという住民の苦情が入っていたことが判明した。8日夜の復旧時刻は不明だが、半日ほど繋がらない状況になっていたと思われる。19日に行われる作業停電ではNTT柱建て替えが関係しており、事件との関連が疑われる。照会しようにもNTTのカスタマーセンターは土日祝日は休みであるため、確認は週明け11日となる。

こういう塩梅なので、今後どれほど長期に渡って安定的に接続可能になろうが、原因が完全に究明され除去されない限り必ず同じことが起きると予想する。BCは問題となったルータの再々交換を考えているようだが、何度交換しようがまた壊れて同じことを繰り返すことになるだろう。
《 9月10日 》
朝からまったく接続不能。ローカルで出来る作業のみを行い、午後からは外出する。午後5時に帰宅してからは接続できるようになっていた。午後7時、BCの技術者から連絡があり、12日に再び集合機器の交換を行うのでそれまで不安定な状況を容認して欲しいとの説明があった。19日に作業停電があり、先月あたりから市道沿いの工事が行われていること、それによって給電の不安定さが要因になっているのではないかと情報提供した。可能性としてはあり得るかもという返答だった。翌朝また接続不能になっていることを懸念して業務日報を送っておいた。
《 9月11日 》
懸念されたが朝から問題なく接続できた。そのまま午後も順調なように思われたが、午後10時15分頃ページ遷移中に重くなってエラーが発生、以後まったく接続できなくなった。同20分に集合機器ダウンを示すステータス表示。Internet Explorerで、既に有効になっているにもかかわらず「[詳細設定] で TLS 1.0、TLS 1.1、TLS 1.2 を有効にしてもう一度接続してください。この問題が解決されない場合は、サイト管理者に問い合わせてください。」というメッセージが出ている。
《 9月12日 》
3度目の接続障害が起きて最悪な状況の日であった。日付が変わってそのまま午前2時に就寝するまでまったく接続不能。午前9時、ごく軽いページのデータを数分かけてやっと読み取れただけで以後は接続不能。午前10時過ぎに作業停電の件でNTT問い合わせ先へ照会する。電気ノイズで集合機器が異常動作を起こすことはあり得るが、今回の工事に関しては電柱の老朽化に伴う移設のみであり、電気や光回線の容量改善を目的としたものではないため工事とネット接続障害の関係はあり得ない話ということだった。

午後4時を過ぎるも状況は変わらず、そろそろ本日工事を行うという約束が怪しくなってきた。仕事にならないので外出して用事を済ませる。午後6時過ぎに帰宅するも依然として接続不能であり、昨日の機器交換工事の話は、居住者の苦情を先送りするための逃げ口上で交換作業を行っていない可能性が高い。BCヘルプデスクへ電話するも「只今大変回線が混み合っています」を反復するのみで繋がらない。午後7時を過ぎるとフリーダイヤルの自動応答すらなく話し中で通話が強制切断される状況になった。この状態は午後10時を過ぎてもなお続き、ヘルプデスク自体が機能停止状態に陥っていた。今までは同程度に接続障害が長引いたときもヘルプデスクの応答はあった。広域にネット障害が起きている可能性が疑われたが、ネットに接続できないので確認しようがなかった。

不動産会社の担当者は問題なく接続できているだろうと考えていたと思われる。明日はまた折悪しく定休日なので報告は明後日以降となる。

午後11時半を過ぎて漸くヘルプデスクへ電話が繋がった。話をしている間に日付が変わった。結局、この日は24時間ほぼすべての時間帯にわたって接続できなかった。
《 9月13日 》
一連の経緯を尋ねる前にまず一般事項を質問した。あまりにも長時間にわたって電話が繋がらないのは初めてであり、何か広域に障害が起きているのではと尋ねた。担当者はヘルプデスクが混み合っていたのは、一部のプロバイダに接続障害が起きていて問い合わせが輻輳していたためと答えた。ヘルプデスクは何人で対応しているのかと尋ねたが、その件については答えられないと言った。コールで待たせるときと通話中を示す発信音の場合があるので、少なくとも2人以上で応対している。4人目以上が電話したときには最後の発信者は応対が受け付けられる可能性が殆どないためコール音を返して通話を切断しているようであった。
ヘルプデスクは東京にあり、日本全国をサポートしていると答えた。また、BCと契約し光回線を導入している集合住宅一覧の接続状況を把握できるモニタ画面が存在していて、障害が起きている場所は分かるようになっているという。

次に、一昨日の担当者から「12日に共用機器の交換作業を行う」という説明を受けていながら、現在もまだ接続障害が起きているのは何故かと追及した。調査に時間を要するらしく担当者はこちらから掛け返すと話して一旦通話を切った。数分後、技術者がしばしば返信をくれる番号から連絡があり、同じ担当者が応対した。12日工事の予定であったが、共用機器の調達に時間がかかることが分かり当日中に施工できず、しかも施工日が伸びる旨をお客様に連絡しない不手際があったことを認めた。13日には間違いなく交換工事を行うという。

アパート外壁には灰色のボックスが取り付けられていて、その中に集合機器が格納されている。先月上旬とお盆過ぎの2度にわたって交換したのはルータなどの機器であり重複はしない。そして3度目となる今回の作業で交換するのはハブ(hub)と言われた。このことよりアパートの集合機器は単一ではなくかなり多くの部品から構成されているようである。
本日の施工時間は明言を避けたが、午後5時以降などということはなくそれまでには確実に完了するとのこと。既に2ヶ月にわたって接続障害が解決できておらず今回が真に最終的解決になるのかと問いただした。そのことについては確約はできないが、既に3度も同じ障害を起こしていて入居者に多大な迷惑をかけていることを認識しており、今回を最後の施工とするように現場担当者にも申し伝えると言っていた。明日施工ということなので状況を見守るとしながらも、なお根本的な原因特定に至っていない以上仮に工事後正常に接続できる状態が暫く続いても再度同様の現象を伴う接続障害が起きたら、この問題を然るべき場所に報告すると念押しした。

午前8時、殆どケーブルが繋がっていない程度の反応状況。送信バイトのみ増えていて受信バイトがゼロの状態。完全にダウンしていてエラー信号すら返して来ない。

午前10時、一時的にケーブル接続も認識しないステータス表示が出る。この表示は初めてなので工事に伴うリセットと推察した。その後再び瞬間的な切断を経て回線が復旧した。この挙動は機器交換工事の影響とみられる。

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以下は、BCより「これを最後にします」と明言された上で3度目の工事を行った以降の障害履歴である。
《 9月19日 》
中国電力による作業停電の日。この作業停電については早くから案内されていた。この日の工事開始までは順調に接続できていたので、また何かやらかさなければという不安があった。
午前9時半から2時間程度予定されている停電中はPCの起動もできず仕事にならないので、午前中から図書館へ出かけていた。正午頃帰宅し、電気が復旧していることを確認してPCを起動した。いつもはスタンバイにしているのだが、停電が起きると不具合が起きると思ってシャットダウンしていた。

PCを起動した直後、ブラウザの読み込みが異様に遅いことに気付いた。複数のタブを開いているので毎度のことだろうと思っていたら、すべてのタブで「ページが表示できません」が現れることで、ネットが正常に接続できていないことに気付いた。コントロールパネルを参照すると、例によって集合機器がコケていることを示すステータスが表示された。

まずNTTの工事が疑われたので、中国電力に電話した。折り返し工事担当者から掛けさせるという返答なものの、一向に返事がないのでその間にBCのヘルプデスクへ電話した。担当者は停電のことをまるで知らず、情報共有されていなかった模様。19日に作業停電があるが、工事完了後に機器のリセットが要るのではないかという点は、工事停電があると判明した時点でBCに情報を流しており、そのときの担当者は工事日時をメモしていた。技術担当に機器のリセットをかけさせるから待って欲しいと言われた。

電話を置いて暫くしてNTTの工事担当者から連絡があった。工事施工後ネットに全く繋がらない状況を伝え、うちのアパートで2ヶ月以上も接続障害が起きている背景との関連性を尋ねた。工事担当者は作業停電以前から行っている工事との関連性はまずないが、復電したときに集合機器の通電の順序によっては不具合を起こすことがあるかも知れないと語った。集合機器の仕様はまちまちであり、当然ながらNTTの担当者には分かりかねる状況だった。それでも作業停電が接続不良の原因になったのは明白であり、本当に申し訳ないと平謝りされていた。ただひたすら言えることは、2ヶ月もの長期不具合に悩まされていて漸く復旧した殆どその直後に作業停電日が設定されていたという不運があった。


電話をしている間にネットが復旧し繋がるようになった。その後、BCの技術担当から折り返し掛かってきた。BC側でもNTTに作業停電との関連性を調べていたところだった。
結局、一利用者から繋がらないとの通報があったことで発覚したわけで、作業停電がそれほど頻繁に起きることではないにしても、今後も落雷などによる瞬停で繋がらなくなったら利用者側からアクションを起こさなければネット接続環境は復旧しないという脆弱が露呈する格好となった。

3度も工事を行っており、次に不具合を起こしたら告発すると警告していたのだが、今回は作業停電という不確定要素が絡んでいたため見送った。そして22日の午前中までは何の障害も起きなかったので、約束通り本当に復旧できたものと安心していた。
《 9月22日 》
業務を終えて帰宅し午後7時頃からネットに接続していた。この時点で動作がいつもと違うことに気付いていた。一応接続はできるのだが、反応がかなり遅い。一呼吸あって全体が表示される。読み込み中であることを示すステータス[b3]が長く表示される。回線が重いのとは違う感じで、キャッシュが壊れているときよく起きる現象に似ていた。[b4]再起動したが状況は変わらなかった。

時間が経つにつれて次第にページの反応が悪くなった。特に目立ったのは正常に読み込まれているように見えていながら表示されるリンクが機能しない問題である。それはページが完全に読み込めていない状態で接続が切断されてしまう症状を意味する。リンクが機能しないとページ遷移できないので再読み込みが必要となる。この状況は使用しているすべてのブラウザで共通していた。

既に悪い予感がしていたが、そのまま的中した。次第に読み込みが遅くなったところで再読み込みさせた途端、起動しているブラウザのすべてのタブがエラーとなった。それを境にまたネットに全く接続できなくなった。
BCのヘルプデスクへ電話したが、毎度のことながらまた最初から状況説明を求められ些かうんざりさせられた。ただ、重要案件とは認識しているようで、今までの私の報告をログとして記録していた。このときの担当者の名前はメモもしていないが、殆ど電話するだけ無駄だったと思わざるを得ない低レベルな応対だった。PCを再起動しろとかLANケーブルを抜き差ししてみろとか、そして最後にはIP情報を教えてくれとか。あれこれした挙げ句に技術担当へ情報を流しておくという毎度ながらの危機感のない応対ぶり。

もうかれこれ2ヶ月以上も障害が起きていること、先週のことハブを取り替える3度目の工事を行い、そのときにこれを最後にしますと言ったこと、それにも関わらずなお同じ障害が起きている事実を差し着け、回線の接続業者を見直してもらうよう大家さんに進言せざるを得ないと警告した。担当者はただただ謝るばかりで埒があかない状態。技術担当に情報を流すこともだが、何をしたのか、何が起きてどう対処したのか情報を流すよう要請した。
《 9月23日 》
期待を裏切らず朝から殆どまともに繋がらない。どのページも返信までの時間が長すぎるとかサーバが見つからないなどのエラー。リンクを10回くらい執拗にクリックし続けて漸く1回中途半端に読み込むといった状況。集合機器ダウンを示すステータスは出たり出なかったりだが、繋がらない状況は同じ。

午前9時前にBCヘルプデスクへ電話する。担当者が応対した。また昨日と同様な説明を始めようとするので、昨夜電話したところ技術者に対処するよう伝えた筈だと言うと、そのことを全く知らない様子。それぞれの担当者は自分の守備範囲のみで仕事していておよそ部署内で情報共有する意識がまるでないことが分かる。状況を調べて折り返し電話しますと言うので、必ず連絡するようにと念を押した。

接続状況は一向に改善する気配がなく、一瞬繋がった時期に表示させておいたタブから返信する状態。それもテキストレベルで100文字に満たないデータなのに送信するまで15回くらいクリックしなければ投稿完了しなかった。そんな状況なのに今日は秋分の日。祝日なのでNTTも不動産会社も休み。兎角こういった不具合は平日の午後に起きるのは何故だろうか。幼児の急な発熱が金曜日の夕方に起きるのに似ている。うちのアパートの住民も大概辛抱が良い。私と同様にネットで仕事していて不動産会社にうるさく言っている住民があるようだが、他には目立った動きはない。無料光回線を宣伝材料にしているとは言っても、およそ無くなっても生活に支障が無い住民ばかりなのだろうか。

11時にBCの技術担当から掛かってきた。ヘルプデスクの応対よりは専門的でハッキリした物言いだった。下話もしてあったようで、アパートの状況をいちいち説明する必要はなかった。
技術者は今日の夕方までに作業者を現地派遣して対処する旨を話した。概ね午後4〜5時頃になるという。作業者は県内在住者で、BCの設置されている県内エリアをサポートしているようである。しかしそれは以前も既に3度行ったことであるし、機器の専門である筈なのにどうして未だ原因が究明できていないのかを尋ねた。合間では住居者のログ解析を行い、利用方法の見直しお願いのチラシを配布しているなら、使い方に原因があればそろそろ突き止められるのではという疑問があった。

これに対して技術者は断言こそ避けながらも、疑義の差し挟まれる接続方法を行っている入居者の存在の可能性を仄めかした。そのことはログ解析である程度判明しているようだが、完全にクロであると断定されなければ手を下せないのは明白だし、なおも集合機器周りの不具合である可能性を払拭しきれている訳でもないからだった。Wi-fi の設定の誤りとか Skype のような音声通話の利用も障害の一因になるが、具体的にどの入居者が発信元であるかの特定は、かなり煮詰まっているものの未だ不完全らしいかった。
私はもし音声通話で光回線が不安定になるのなら、そのことはBCでどう対処しようが防ぎようがないのではと話した。いくら音声通話をするなというチラシを配布したところで、入居者の部屋の中まで覗くことはできないからである。まして今年の7月末まではまったく問題なく使えていたのであり、8月上旬の事件を皮切りに延々続いていることから、私はその頃新規に入居した住民の接続方法に原因があるのではと指摘した。その推察に対しては技術者も否定はせず調査していると話した。

他方、更に光回線を利用して音声通話が利用できるのなら、そんなことは日本全国で知られている筈であり、長期に渡る接続不良がBCの管轄内する国内でうちのアパート限定で起きている事実が腑に落ちなかった。昨晩の接続不良も、週末の夕方という最もネット接続率が高くなると推察される時間帯で発生しており、回線容量を超えることと無関係とは思われなかった。

最後に私は回線の二条化について意見を求めてみた。以前はNTT回線を利用しており、BCが導入された後に接続安定性を確認した上で切り替えている。恐らくアパートの住民全員がそうだと推察される。今後も不具合が長引くなら、遺憾ながらバックアップ用として別回線を引くことも検討しているが、その場合同じ光回線だったら意味がないかもと思ったからだ。技術者の回答は、NTT回線を利用するならBCの集合機器を介さない接続になるので問題なく可能であるということだった。

もしそれで同様に接続できないとなれば、BCではなく回線管理業者であるNTTの管轄になる。ただその場合、光回線の主たる提供元のNTTが不具合を放置する筈もないからただちに対処するだろう。そうなれば二条化が有効になるのは、BCの集合機器を含めた下流側で問題が起きている場合に限る。今の接続不良問題が解決されないことを前提にした二条化なので、普通はそんなことをするよりは光回線環境を提供する別のアパートを探して引っ越す方が現実的だろう。
出典および編集追記:

b1.「FBタイムライン|2017/8/25 12:00の投稿
FBに限らず複数のタブやブラウザを起動していて別のページを長く閲覧していると、元のページへ戻ったとき反応速度がかなり遅くなる現象が知られている。

b2.「FBタイムライン|2017/8/25 19:00の投稿

b3. ブラウザによって異なるが、砂時計が回ったり読み込んでいるタブのタイトル横で回転する円が表示されたりする。

b4. キャッシュが破損しているとブラウザの設定とは無関係に読み込み済みのデータを参照せず再び一から読み直すような挙動をとる。
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以下のログは、2018年3月に新しい引っ越し先を見つけてアパート退去の手続きをとり、数日かけてまさに新居へ荷物を搬入している最中に起きた回線不具合についての記録である。引っ越し作業の個人的ログ(非公開)からコピーし、公開できない一部の固有名詞を伏せている。
《 2月17日 》
朝から晴天。今日は大規模に荷物を運び出すことを考えていたところ、背中を大きく後押ししてくれる残念な出来事が起きた。またネットがまったく繋がらなくなったのである。あの大規模接続障害事件から回復し、今日までまったく問題なく接続できる状況が続いていた。天気予報を見ようといつものページをリロードしたところ動作が遅い。その時点でああ、また障害が起きたなと悟った。そんなに遅い筈もないからだ。実際そうでFBを含めどのサイトも全く接続できなかった。

当初、コントロールパネルでは正常接続を示すアイコンが表示されていた。これは最悪の状況である。問い合わせても「お宅のPCが悪いのであってうちは正常動作している」と言われる可能性があるステータスだからだ。しかし最近買ったノートPCに接続しても繋がらない[e1]のでPC側ではなくネットワークがおかしいのではと推定された。暫くするとネットワーク3との間を示すラインに断続的に赤ペケが表示されるようになり、原因は不明にしてもネットワーク上の問題であることが確定的となった。リロードを繰り返すことによって一部のページが不完全に表示されるのも以前と同じ状況で、とても使える状況ではない。

ここで接続できなくてもノートPCを置いて来ている引っ越し先でいくらでもネットに繋がるので、面倒なこともありもうB-Cubicには問い合わせなかった。またおかしな接続方法をやっている住民が居るんだろう。最近は学生向けのタダネット環境つきアパートがごく標準的になっているが、接続状況はどうなっているのだろうか。たまに繋がらない状態になっても「タダなんだから我慢しろ」って対処なんだろうか。ネトゲで遊ぶ学生ならそうだろうが、クラウドも駆使してデスクに向かい卒論を書こうっていう学生には相容れない環境だ。実態調査した方が良いのではないだろうか。ともあれもう私にとってはどうでもいいことなので、朝食を済ませるとただちに荷物の運び出し作業にかかった。(中略)

一旦帰宅してお昼を食べる。この時点でまだ光回線は繋がらないままだった。何度もリロードしてレイアウトが壊れた状態で一部のテキストのみ読み込まれるのは以前と同じ症状。またおかしな使い方をしている奴が居るんだろう。もうベッドも机も移して新アジトで寝泊まりしようかと思ったが、午後3時過ぎに復旧した。[e2](以下略)
《 2月18日 》
7時半に起床。またネットが繋がらない。ネットワーク3のところが例によって赤ペケになっている。もうホント駄目だなこのアパートはと思った次第。所詮はタダネットだ。朝のメールチェックを諦める(中略)

さて、日も暮れかけた頃にアパートへ戻ったところ未だにネットが復旧していないことに気付く。ずっと赤ペケのままでもはやただのいっときも繋がることはなかった。逆にそのことで決心がついた。新アジトへ行きさえすればネットに繋がるノートPCがあるのだから、もうデスクトップPCも持っていってしまおう。いつ繋がるやらとも知れないこんな場所など引き当てならない。

それで再びワゴンRのハッチを開けてまずは寝具一式を積み込む。敷き布団、掛け布団、枕だ。それから助手席にパソコンとディスプレイを積む。ディスプレイとの接続はRS-232C方式のソケットで取り外しが大変に面倒なので外さないまま載せた。今日、新アジトで初めての夜を過ごす決断に至ったのは、アパートの光回線不良が主因だった。(以下略)
《 2月19日 》
昼からは息抜きがてら中央町方面へ自転車を走らせた。要件は分からないがアパートの管理会社から携帯へ着歴が入っていたし、私は私で最終退去の立ち会い時間を決める便があった。その用件で連絡があったのかと思ったら、状況が違っていた。
アパートの光回線が繋がらないって学生から問い合わせがあったんですが、山本さんところはどうでしたか?
もちろん私は昨日あんな塩梅だったから、早々に見切ってデスクトップパソコンを運び出していたのでその後どうなったかは全く与り知らない。この件について詳しいことは光回線の接続不良事件の続報として書く積もりなのでここでは概略だけ述べるが、どうもその後もまったく繋がらない状況がずっと続いているらしい。その件で担当者は昨日のこと学生から管理会社に怒りの苦情が寄せられたと話した。その学生はネットが繋がらずBCのサポートデスクに電話したものの、今のところ他の入居者さんからの問い合わせがないのでお宅のパソコンの設定がおかしいんじゃないですかと言われたという。私は引っ越し先で既に回線が繋がるので頓着しなかっただけで、もしそうでなかったら当然ながら私も仕事にならんじゃないかと烈火の如く苦情を申し立てていたところだ。いつもうるさく言っている入居者からの苦情が今回はないからうちが原因ではないと言っているも同然で、さすがにこの応対はないだろう。学生から延々と苦情を聞かされたアパートの管理会社に同情せざるを得なかった。

管理会社もネットのことは全て大家さんとBCに任せているので何も分からない。方策に悩んでいらしたので、私はまず他の入居者もネットに繋がらず困っている可能性があるので、BCのヘルプデスクの連絡先を教えてあげた方が良いと進言した。入居時にチラシは配布されている筈だが、捨ててしまえば問い合わせのしようがない。大家さんも誰か分からないので、そうなれば結局アパートの管理会社へ苦情を言う以外なく、直接の責任がないのにアパートの評判も、更には管理会社の信用にも関わると。

私など初期に入居して後から無料の光回線をつけてもらった恩恵に預かっているのだが、中には「光回線24時間365日無料!」に惹かれて入居した学生もある。彼らは当然回線使用料は家賃に反映されていると考える。年に数回、それも数分だけ繋がらないのなら回線工事などと言って済ませられるが、アパートの場合は去年の9月に大規模障害を起こしているし、現在もマル一日以上繋がらないといった尋常でない状況なのである。悪いことに今はSNSの時代なので、評判は良否関わらずすぐに伝播される。「どこそこの管理会社さんの扱うアパートはろくに光回線が繋がらない」なんてレビューが広まったら、このアパートだけの問題では済まなくなるのである。

また新たな学生が入居して前回と同じ「回線タダ乗り」をやっているのではという疑惑があるが、管理会社の担当者はその可能性を否定した。退去する人は(私を含めて)何人も居るが、9月の事件後に回線が復旧してから新規の入居者は誰も居ないそうである。私見だが、9月までの接続障害を引き起こした入居者がまた同じことをやっているとしか考えられない。BCは9月に最終工事を行い、その後一昨日まで一度も不調なく動作していたのである。接続不良が起きるならもっと早期に起きる筈だ。恐らくはBCも9月の段階で制裁的意味合いを含めてネットワークから外したのだろう。しかし光回線無料を謳ったアパートである以上、恒久的にネットへ接続できないとなれば、事件の張本人は以前の自分の不適切な利用法を棚に上げて契約違反だなどと言い始めるだろう。それで一定期間経過後にBCが設定を元へ戻し、そいつは試しに同じことをやったら繋がるようになったので、また前回と同じことをやってネットワークを破壊したことが考えられる。

いずれも推測の域を出ない話だし、私にはもう正直どうでもいいことなので、担当者には原因の可能性と断った上で話した。(以下略)
出典および編集追記:

e1. 2017年の秋口まで引っ張られたネット接続不良で仕事にならなかったことに懲り、今後もし繋がらなかったときのために wi-fi 環境のある場所へ行って作業できるように中古のノートPCを調達していた。デスクトップPCのOSは Windows7 であり、新しい Windows10 に少しずつ移行するのも目的にあった。

e2.「FB|2018/2/17のタイムライン

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