宇部マニさんぽ - 白岩公園ミステリー探索(2022年春)

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記事作成日:2024/9/25
最終編集日:2024/9/27
ここでは、宇部市スポーツコミッション(以下USCと略記)主催で宇部マニアックスによるガイドの散歩プログラムのうち、2022年春に開催された白岩公園の探索プログラムについて記述する。なお、2024年秋に同種のプログラムが予定されている。
《 概要 》
2021年秋バージョンを実施する頃から白岩公園がNHKお便りさんぽで取り上げられたことにより、人気再燃していた。これを受けて白岩公園を散歩コースに含めることが以前から検討されていた。

白岩公園は現在でも車で訪問するのが困難であり、集合場所や休憩場所の確保が難しかった。集合場所はUSCからの働きかけにより中山観音廣福寺の第2駐車場を使用することの承諾が得られた。休憩場所はNHKお便りさんぽでハガキを出して採用された白岩公園から一番近い民家でぜんざいの接待を頂く案を考えた。これには民家の方の協力が必要だった。

開催日を4月16日とし、この日の予定について個人的に打診したところ承諾が得られた。また、4月3日は白岩公園の創園記念日であり、毎年白岩公園を訪れる人にぜんざいの接待を行っているとのことだった。そこで16日のイベント向けに材料を多めに確保しておいて頂き、参加者が白岩公園を見学した帰りに立ち寄るプランで決定した。
《 プロモーション 》
パンフレットの表紙。
写真はおそらく厚東川二俣瀬地区にあるさくらづづみ公園のものと思われる。


該当プログラム。


【 申し込み状況 】
3月に入って各小学校などにパンフレットが配布され申し込み受付を開始した。白岩公園行きのプログラムは早い段階で定員の20人が埋まった。その後参加申込者2名が都合によりキャンセルする事態が2度発生したが、いずれもキャンセル待ちをチェックしていた希望者によりすぐに埋まった。
《 実施状況 》
中山観音の第2駐車場を集合地として開催した。殆どの参加者が車で来場している。週の半ばまで雨降りだったが、前日には止んで当日は好天に恵まれた。廣福寺裏手にある八十八ヶ所を眺めながら急な坂を登るコースが選定された。これより白岩公園コースを縦走し、県道側から登る白岩公園の大元の入口から入った。

現地では参道を歩き、メイン広場にある大自然碑を意図的に避けて左へ曲がり、先に井戸と法篋印塔を案内している。これは最も著名な大自然碑を後半に観て記念撮影することを意図したコース設定である。実際には法篋印塔へ向かう石段を登る時点で開設記念塔に気付いて写真を撮る参加者の姿もあった。

法篋印塔から倒木峠へ下り、そこから上池・下池を観てメインの広場へ降りて大自然碑を解説した。ここで記念撮影し、USCの公式アカウントより投稿されている。[1](写真:USC提供)


参加者をナビゲートしている最中の宇部マニさん。
おんにゃの子♥からカメラを向けられるとニヤケ顔でポーズを取るのはお約束である。(写真:USC提供)


時間内に東エリアまでどうしても案内したかったので、大急ぎで八十八ヶ所の御堂と忠魂碑まで引率した。このため接待を頂く休憩地への到着が若干遅れたが、折しも covid19 がやや再拡大していたことと参加者が20名居ることで密集回避の観点から会食ではなくぜんざいを持ち帰り容器に入れて配布する形に変更された。代わりに特製の柑橘系ジュースも添えられた。このことで逆に少し時間的余裕が生じたので、すぐ近くにある八十八ヶ所と常盤用水路の No.2 隧道を案内している。

帰りはそのまま県道琴芝際波線まで下って中山観音に戻った。実際には中山観音から歩くとき県道沿いを歩いた方が高低差が少なく負担が軽いのだが、これを還路に設定したのは、接待を受ける休憩地が何処にあるか着いたときのお楽しみにする意図的な設定であった。

帰宅後、自分のアカウントから一連の実施状況を投稿した。[2]
【 参加者によるレビュー 】
6月にUSCに立ち寄ったとき、白岩公園編の参加者レビューのコピーを受け取った。[3]


「今後どのようなプログラムに参加してみたいですか?」という質問に対する参加者の自由回答。
一部個人名のある部分を加工済み


参加者による気付き。
一部個人名のある部分を加工済み


トラブルなく円滑に進んだプログラムであれば、満足度が高く良いコメントを書くのが普通である。レビューとして受け取るには、運営上できていなかった部分を重視しなければいけない。「歩き通しだったので途中休憩できる場所が欲しかった」という意見は、現地で案内しながらも感じていた。先述のように、白岩公園の東西エリアにある主要なすべての遺構を見せたいために先を急いだからだった。次回の開催時には、短距離で効率的に観られるコース設定を考える必要がある。

なお、2024年秋版に同じ行き先のプログラムが予定されている。2022年実施回では時間がギリギリだったこともあり、2024年秋版では集合場所がやや離れた(株)雄光建設の駐車場に変更された代わりに開催時間を30分延長している。
出典および編集追記:

1.「スポーツうべたん2022春イベント開催報告(宇部マニさんぽ-白岩公園ミステリー探索)|USC

2.「FBタイムライン|2024/4/16の投稿

3.「FBタイムライン|宇部マニさんぽ・白岩公園編の参加者レビュー

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