入浴に関する特性

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記事作成日:2024/12/28
最終編集日:2024/12/29
ここでは、入浴に関する特性と題して、個人的な入浴の方法についてまとめている。以下は特段の断りがない限り最終編集日現時点の状況である。
《 浴槽に浸かる入浴 》
前のアジトであるアパート時代を含めて、浴槽にお湯を張って入ったことは数えるほどしかない。特に今のアジトでは浴槽にお湯を張ったことが一度もない。すべて後述するようにシャワーである。

最大の理由はガス代が嵩むからである。
写真は今のアジトにある浴槽。


バスタブが大きめなので、満水まで張らなくても大量の水を必要とする。スイッチ一つで給湯し満水になれば知らせてくれるが、たった自分一人のためだけに浴槽にお湯を張って入るのは如何にもムダである。

そもそもアパート暮らしを始めてからもバスタブにお湯を張って入ったことは最初の数回くらいしかない。ユニットバスなのでお湯の量は少なくて済むにしても、狭いバスタブでは手足を伸ばせないためすぐシャワーに切り替えた。

とかくガス風呂はガス代が嵩む。入った後はお湯を抜いて掃除も必要である。初期は風呂から上がった直後に風呂桶でぬるま湯を洗濯機に投入して使っていた。温度が高ければ酵素洗剤は洗浄効果が高まるし水の節約にもなると考えていたからだ、現在では全く論外な行為である。[1]
【 浴槽に浸からなければ入浴したことにはならないとする意見 】
浴槽にお湯を張って中に入らなければ入浴したことにはならないという強硬な意見が存在する。理由はシャワーだと水圧がかからないから身体的な影響がでること、全身が充分に温まらないことに依るもので、うちの親は事ある毎にシャワーだけで済ませる入浴を続けると健康を害するから止めるべきと警告している。

お湯に満たされた浴槽に一定時間浸かっていると、シャワーでは得られない身体の芯から温まった体感がある。身体が冷えることは健康に悪いことを認識しているので、この点に関してはいくらか同意している。お湯に満たされた浴槽に浸かることで水圧が身体に与える効能がどれほど大きいかは分からない。

2人以上がお風呂に入るなら、一人当たりが消費するお湯の量や浴槽を準備したり清掃したりの手間は軽減される。そして一人暮らしであっても毎日浴槽にお湯を張って入浴する人は相当人数いる。確かに手間がかかり水をお湯にするコストも嵩むが、浴槽の中で大きく伸びつつ一定時間浸ることで一日の疲れが取れて開放感が得られるなら悪くない生活習慣である。
【 浴槽に浸かることに起因するリスク 】
適温のお湯に首まで浸かるのは実に気持ちが良いことだが、入湯者の体質や環境によっては重大な生命リスクが存在する。意識を喪失したときの浴槽内での溺死である。

浴槽に浸かることで身体が温まり血管が拡張する。しかし首から上は浴室内の室温に晒されているため、脳内の血液が身体側へ回ってしまう。この変化が急激だと脳は貧血状態に陥るため、めまいがしたり意識を保っていられなくなるかも知れない。そして湯船に浸かった状態で意識を失った先にあるのは溺死である。この問題は昔から相当多くの事例が発生していながら、未だそれほど注意を払われていない。2024年の12月には、この可能性が疑われる事象によってある著名な芸能人が全くあっけなくこの世を去ってしまわれた。

もっとも健常者が通常入浴する場合に起きるリスクは低い。貧血気味などの個人的な体質、疲労状況、浴室の温度、入湯の仕方によってリスクが上昇する。飲酒はそれ自体が意識を保つ上でのマイナス要因であり、酒を呑んでの入浴は論外なのだが、年末年始や人が集まっての会合の後で未だに飲酒状態で入浴したことによる事故が後を絶たない。個人的にも2020年のはじめには飲酒後の入浴という、一番してはいけないことを行ってしまった方を彼岸に見送ることとなった。
covid19蔓延より前であり現在ではあの忌まわしい出来事を知ることなく亡くなられたことだけが唯一の僥倖と思うようにしている

共同浴場では飲酒した上での入湯を強く警告している。他方で飲酒は未成年の行為が触法行為である警告以外、殆ど何も注意喚起されていないのが現状である。
《 シャワーでの入浴 》
バスタブにお湯を張らず、シャワーのみで身体を洗ったり温まったりする方法である。
写真は前アパート時代のシャワー。


最近のお風呂は給湯とシャワーのコックに温度設定位置があり、捻るだけで所定の温度のお湯が出る。ただし一定温度になるまで時間がかかるので、水が出ている間は床や腰掛けなどを洗う。お湯が出始めるまでは浴室は当然寒い。冬場のシャワーが敬遠される最大の理由である。

極端に長い時間浴び続けているのでなければ、シャワーだと浴槽に張るよりもお湯の量が概ね半分以下で済む。湯船に浸かってゆっくり温まることはできないが、バスタイムをそれほど重視していない向きには短時間で済ませられる。夏場は水道の温度が上がるので、アパート時代はどうかすればシャワーを捻るだけで温水を浴びることができた。[2]汗をかいたとき時間に関係なく手早く身体を洗い流せるのもメリットである。

アジトでシャワーを浴びる時間は一定していない。しかし殆どは夕食よりも先に浴びる。洗濯をするときは常にこのときで、シャワーを済ませて髪を乾かす間に洗濯機にセットする。大家さんが帰宅している間は風呂が集うとお互い気兼ねになるので、私が先にシャワーを浴びることが多い。

ちなみにお風呂は大家さんと共用なので、ガス代は毎月の請求から大家さんが帰宅している期間を差し引いた日割り計算で支払っている。当然ながら大家さんは帰宅されている間は毎日キチンと浴槽にお湯を溜めて入られる。どうかすれば来客があれば一旦お湯を全部抜いて改めて張っている。シャワーで済ませている私が自分の使っている以上のガス代を負担している不公平感がくすぶっている。[3] そのことは燃料費の高騰でガス使用量の請求単価を20%引き上げられてから特に感じ始めた。
《 その他の入浴 》
野山や自宅以外の場所や別の方法による入浴について。
【 銭湯や温泉 】
シャワーだけでは充分に身体が温まらない。特に冬の寒いときは芯から温まりたいと思うし、偶には広い浴場で手足を思い切り伸ばしてゆっくり浸かりたいこともある。そのときは自宅で浴槽にお湯を張らずに銭湯や温泉に出掛ける。アパート時代から実行していて、海南町にあるカッタの湯が歩いて行ける距離だった。

回数券を買えば一度当たりの入湯料が少し安くなるので、10枚綴りを買って知り合いの人と分け合って利用していた。
この当時は480円で、回数券は一年間の有効期限だった、


後に回数券の有効期限が撤廃されたので、数枚残していつでも入りに行けるようにカバンに入れていた。その後にカッタの湯がリフォームされて入湯料が高くなり、以前持っていた回数券は無効と言われ門前払いされたのを契機に行かなくなった。

近年では楠こもれびの郷にあるくすくすの湯に行っていた。ある方から株主優待として入湯券を分けて頂いたからである。


カッタの湯に行っていた頃からかならず実行していたことがある。ゆっくり入湯する時間を利用してのトリートメントである。洗い流すタイプのトリートメントは、髪に塗ってから暫く置いて洗い流す必要がある。このために共同浴場ではタオルや石けんに合わせてかならず自前のトリートメントとシャワーキャップを持って行く。共同浴場でお湯に浸かるときにはかならずシャワーキャップを装着する。髪を湯船に浸けるのがマナー違反である以前に、髪が垢で汚れるし塩素で傷むからである。

湯船に浸かって温まり、一旦上がって最初に洗髪した後でトリートメントを塗ってシャワーキャップを装着する。それから身体を洗って流して時間をかけて湯船に浸かる。自宅のシャワーだと10分も浴びていないが、共同浴場ではバブルジェットや露天風呂など場所を変えながら殆ど一時間近く浸かっている。最後にシャワーキャップを外してトリートメントを洗い流す。トリートメントすると明らかに髪全体の風合いが改善されて櫛通りが良くなる。現在では共同浴場に行くのは時間をかけて温まることと髪のトリートメントが目的となっている。

広い場所でゆっくり浸かって温まることだけが目的で、温泉の薬用成分に伴う身体的効能をまったく期待していない。たった一度か数回温泉に入っただけで温泉成分に伴う効果が身体に表れる筈がない。むしろ不特定多数が入浴する行為に伴うリスクを懸念する。衛生状態は何処の共同浴場も似たようなもので、オーバーフローする近くでは湯船に垢が浮いている。だから入湯するときはできるだけ新鮮なお湯が供給される近くに浸かる。風呂から上がるときはかならずシャワーを浴びて身体に付着した垢などを洗い流す。

この記事を作成する時点で、くすくすの湯の入湯料は税込み660円である。近年の燃料費高騰を反映してのことだが、老朽化が目立ちお湯の種類も多くないことから割高と感じるレベルで、お金を払ってまで入りに行こうとは思わない。また優待券を頂くか何かのイベントでもない限り当分行くことはない。近年はレジオネラ問題や入浴者の年齢や性別に伴う男女の差違の問題があり、将来的に不特定多数が裸になって入浴する銭湯という習慣は廃れるのではないかと予想している。
【 ホテルのユニットバス 】
忘年会でホテルに宿泊するときは、各部屋にユニットバスが備わっている。共同浴場が利用できれば銭湯と同じ要領で入るが、別料金ならユニットバスを使う。宿泊料金に含まれているので、このときは当然浴槽へ満タンにお湯を張る。
写真は2024年の忘年会のとき宿泊したホテルのバスルーム。


洗い場がないのでカーテンを浴槽に垂らして風呂に浸かったまま身体や髪を洗う。忘年会は年に一度の贅沢なので、このような入浴の仕方は高々年に一回である。
【 風呂パス 】
バス(bath)ではなくパス(pass)である。あり得ないと言われそうだが、入浴そのものを行わずパスすることがある。今の寒い時期が特にそうで、階下に降りて寒い脱衣所や浴室でシャワーを浴びるのが大儀だから、アジトで内業するだけで外出しておらず翌日も人に会う予定がなく汗もかいていない時期に頻発する。

そのままだと不潔なのでウェットティッシュで顔など脂の出る部分を拭う。これは身体の汚れを拭い去るよりも体臭を抑えるのが目的である。現代社会は他人の外観にある程度寛容になってきているが、体臭だけは決して容認されない。むしろ現代社会は、歴史的にみて他人の体臭をもっとも強く忌避する時代と言える。個人的には腋臭の体質ということもあり、風呂パスしていなくても外出する前に脇の下を拭って汗止めと臭い消しはかならず行っている。

帰宅が遅くなったり一日中屋外で活動してぐったり疲れているときは何もせずに風呂パスし、朝シャワーを浴びることもある。朝シャワーは一日のスタートを快適に切れるので悪くない習慣と思うが、日々のシャワータイムを変えるほどには至っていない。
出典および編集追記:

1. 浴槽に浸かれば少なからず自分の身体から垢が流れ出る。そのお風呂の残り湯を洗濯に使うのは、わざわざ衣類に雑菌を塗りたくるも同然で、不衛生さが認識された現在では酷い渇水や断水時など特別な状況でない限り実行する人は居ない。

2. ただし現在のアジトはポンプで汲み上げられた井戸水を風呂や洗濯トイレに直結しているので、真夏でもそのまま浴びるには冷たすぎて不適である。

3.「FBタイムライン|入浴するかシャワーで済ませるか

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