常盤

地名インデックスに戻る

記事作成日:2016/10/2
最終編集日:2021/10/12
ここでは、地名としての常盤(ときわ)について記述している。総論的な内容は「Wikipedia - 常盤」を参照されたい。
《 呼称 》
常盤と書いて「ときわ」と読ませるのは日本古来の慣習であり、同種の地名は「常磐」など若干の漢字表記揺れを含めて全国各地に見られる。一般名詞としての「ときわ」とは「疾(と)き岩」の義であり、殊に常磐と表記した場合は永い間その地に在り続けた岩を指している。実際、常盤池の本土手付近は堅牢な岩がきわめて多い。余剰水を排出する荒手は高さ数メートルにわたって大岩を切り取って造られているし、更に下流側の夫婦池南岸にはかつて女夫岩と呼ばれた大岩が存在していたことが知られる。

宇部市内にあっては常盤池とそこに由来する常盤公園をはじめ、常盤町など専ら表記は「常の字を使う。しかし全国的な地名および人名では「常の表記がかなり多く、漢字が似ていることと「ときわ」の変換で両方が候補に現れることから漢字表記を誤っている事例がしばしば見られる。[1]

常盤池から相当離れた場所にある国道190号の常盤通りや常盤小学校・中学校に等しく常盤の文字が用いられていることは、しばしば市外の来訪者を困惑させる。屋号やアパート名に至るまで常盤を冠する呼称は多用されており、このことは如何に常盤池が宇部市の成り立ちに深く関わっていたかを示すものである。新川(しんかわ)が現在の宇部市街部のキーワードであれば、常盤はそれよりもやや広域に展開された宇部市のキーワードとも言えよう。
出典および編集追記:

1. 大正期に作成された「山口縣厚狭郡宇部村地図」では”常池”という記述がみられる。また「山口県地名明細書」(山口県文書館専門研究員 田村哲夫著)においても常盤池に相当する小村名を常と記載している。殊に地名に関しては表記よりも音読に意味を持つことが殆どであり、どれが正しいかという議論は成り立たない。どの表記が一般的になるかは時代に依存する。現代においての漢字表記が「常盤」であることに些かの揺らぎが生じる余地もない。
《 個人的関わり 》
記述内容が多いので折り畳み方式にしている。

注意以下には長文に及ぶ個人的関わりが記述されています。レイアウト保持のため既定で非表示にしています。お読みいただくには「閲覧する」ボタンを押してください。

ホームに戻る