フォルムを愛でる・直線による構成

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記事作成日:2021/6/22
最終編集日:2021/8/14
ここでは、市内の物件または素材に観察されるフォルムのうち直線によって構成されるフォルムを収録する。
単純な直線だけでなく、3本以上の直線によって多角形を構成するフォルムも含まれる。
《 二直線 》
道路に貼られた絆創膏?


場所は小野地区の市道上美保線と農林の道が交差している場所(引きのショット)であるが、恐らく同種のものは他にも見つかるだろう。ここのはペイントされた直後で状態が良く、しかも交角がきれいな×印だ。



ある秘密の場所。ここへ来たことがある人はまず居ないだろう。


最初、引きの画像を載せていたが考え直して削除した。何年か経ってもこれを何処で撮ったかは自分でも恐らくすぐに思い出せるからだ。
《 Half&Half 》
フォルムを愛でるカテゴリ上で Half&Half とは、直線によって生じる境目部分を対角に配置して撮影された物件や素材である。縁が直線になっているものは何でも対象になるので際限が無い。縁を境に異質なものがあって普通に見ただけでは何を撮ったものか分からない謎かけ的要素のあるものが適している。



岩と水とが創り出す Half&Half。


これだけでは何処で撮ったか場所が分からないのは当然としても、一般の読者には何を撮ったのかも分からないようである。[1]もっとも引きのショットを提示しても行ったことがなければなお分からないだろう。



異なる質の岩が織りなすHalf&Half。


沖ノ山にみられる岩脈が題材で、サンデーうべのコラム「遙か昔に掘削された小運河?」(Vol.54)でもこの写真を提出している。詳細は沖ノ山の岩脈の記事を参照。
《 地図 》
家も何もない山の中に突然現れている十字の深い切れ込み。


山の中を高圧線が通されるとき、導体が樹の枝などに支障しないように伐採される。山の中にみられる線状の痕跡は殆どがこのパターンである。ここでは東西に走るのは藤山幹線、南北の切れ込みは宇部興産(株)特別高圧線である。ただし特高線はすべて撤去されたため刈り払いが行われなくなり、今後は南北の痕跡は消失するとみられる。この部分は更に後年撮影された Google map では十字部分が更に不明瞭になっている
出典および編集追記:

1.「FBタイムライン|Half&Half(2020/6/15)

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