用語集

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記事作成日:2015/12/4
最終編集日:2019/2/8
ここでは、当サイトの記事や管理人の唱える中で特に意味の分かりづらい用語について解説する。各カテゴリに特有な専門用語まで収録するときりがないので、該当カテゴリトップや検索でお調べいただくようお願いする。なお、記述内容が多くなった項目は独立記事を作成し、この総括記事では辞書的意味のみと独立記事へのリンクを掲載している。

アジトうべっちゃ 宇部マニおちゃらけ
お約束勝手呼称 観光ファディズム自転車
すたステートナンバー 地域SNSテーマ踏査
野ウサギ野山 ハイブリッド(方式)ばにら
ハマるふいんき 物件踏み跡
ほいと藪漕ぎやんちゃスペシャル

一部の項目には多分にネタが含まれるので、話半分に聞き流す(読み流す?)方が良い場合もある。他方、重要な用語や概念は、ここで概略のみ書き独立記事を作成している。
【 飽きやすの惚れやす 】
項目記述日:2019/2/14
ある物事に熱中しやすいものの、比較的短期間で飽きて放置したり別のものへ興味を示す持続性のない態度や人を指す。語義からして浮気性を指すようにも思えるが、市内に限定して言えば異性への興味に対してこの語を使うことはあまりない。むしろ新しい制度やサービスに関して目ざとく見つけて飛びつくものの、長い目で見ようとすることに欠け、また別のものを探して飛びつくような一貫性のない態度に対してこのように表現される。一般用語では「熱しやすく冷めやすい」と「竜頭蛇尾」を合わせたものがこれに近い概念である。

殊に行政が何か新しい企画を始めたとき、しばしば持続性がなく自然消滅しがちなことに対する揶揄でもある。実際そのような事例はいくつも列挙可能であり、その代表格が mixi のローカル版として導入された地域SNS「うべっちゃ」であった。着眼点は大変優れていたのに、それを巧く活用することができずに終わっている。開幕当時は鳴り物入りで華々しく、1周年は市内トップクラスのホテルの大広間を借り切って盛大に祝われた。2周年はやや規模を縮小して別の会場で祝われたものの、官民協働という運営母体上の制約もあって会員の減少を招いた。3周年を祝うべき時点で既に運営協議会が実質的な機能停止状態であり、何のアナウンスもされず会員有志で祝われる有様だった。契約期間であった5年を待たずに廃止が決定された。これは Facebook の日本語版が普及し始めた時期と一致している。実際、運営に携わっていた関係者自ら「これからは Facebook の時代だ!」などと公言し、利用者をいっさい顧みることもなく運営放棄していた。それ故に飽きやすの惚れやすは、宇部の市民性を表す言葉と考える人も居る。

実際の順序からすれば「惚れやすの飽きやす」であるべきだが、そのように唱えられることはない。何か新しいものに飛びついた後の変化や持続性の欠如については必ずしも行政や宇部市民に帰せられるものでもなく、恐らくは他の地域でも一般的と思われる。現在では市民の間で唱えられることは稀である。しかし宇部市民においては一定年代から上の世代で知名度はなお高く、定型句のように擦り込まれている。そして行政が何か新しいことを導入したものの評価が芳しくないとき決まって唱えられる語であり、どうかすれば導入しただけでその後の成り行きを心配して「また飽きやすの惚れやすにならんにゃあええが」と懸念されることが多い。そして遺憾ながら殆ど期待を裏切らない。
【 アジト 】
一般的にはしばしば悪党などの活動拠点や結集地となる場所を示す俗語である。ここでは単純に当サイトの管理者が日々生活し、ドキュメント制作する居住地を示している。後述する野山の対義語でもある。2018年3月をもって執筆活動に最適な地へ引っ越した後、具体的な場所は明らかにされていない。それ以前の居住地については当サイトの記事を読みあさることである程度判明する。
アジトと言っても別に悪巧みを次々作り出す根拠地というわけではないが、中毒性ある記事を配信し一定量の中毒患者的読者を産み出している点に於いては悪党の根拠地という見方も可能である。敢えてネタ的な言葉で表現すれば「悪の巣窟(あくのすくつ)」である。[1]
出典および編集追記:

1. 巣窟は言うまでもなく「そうくつ」であるがネタ的にはそのように読み慣わされている。読みからの推測で「悪の酢靴」とも書く。履き古された酸っぱい匂いを放つ靴が想起されておぞましいものがある。
【 うべっちゃ 】
かつて宇部市で運営されていたソーシャルネットワーキングサービスの名称である。詳細は地域SNSの項目を参照。
なお、うべっちゃという語については地域SNSの創立以前は元よりSNSが一世を風靡する以前から同名の地元郷土情報を配信するサイト名として存在していたことが知られている。
【 宇部マニ 】
説明するまでもなく、当サイトおよび同名の Facebook ページ「宇部マニアックス」の略称。FBページのコメントでも時折、自分のことを「宇部マニ管理人」とか「宇部マニ隊」、「宇部マニ的に」などと使っている。特にFBページでは管理人が誰か分からないので、普通の人ならまずカメラを構えないような場所で撮影していると容易に特定されてしまうせいか、宇部マニさんじゃないですか?と声をかけられたこともある。[a1]

宇部マニアックスという語を使い始めたのは正確にいつなのかよく分かっていない。当サイトを設立する以前の地域SNS時代には地元ネタを「宇部マニアックス」というカテゴリで配信していた。時期は不明なもののこの名称に着想を得たきっかけが何かは分かっていて、当時利用していた Twitter でフォローしていたある方のプロフィールによる。
本件の詳細については限定公開の場でしか記述できない

人によっては「宇部マニキュア愛好会」の略称ではないかと訝られてしまうのだろうか。もちろん正しくはないのだが、あながち酷い誤解とも言い切れない。そして読者には嫌な予感がする通り、宇部マニ管理人はマニキュアを施している。どうだ…なかなか美しいだろう。[a2]


道草ついでながら管理人はヘアマニキュアにも関心があり、過去には思い切り明るい茶色に染めて上司に怪訝な目で見られたことがある。実のところブリーチをも試してみたいようだが、現在の年齢だと頭皮へのダメージは避けられず髪が残念な状態になってしまうことを懸念して実行はされていない。

最初に戻って、宇部マニアックスがあるなら他の地域のマニアックスも存在意義があるだろう。その通りで、この種の活動およびサイト構築が広まり日本全国各地のマニアックスが増えることを願っている。

2017年の始めには郷土ツーリズム(居住地域近くの史跡や観光資源に改めて目を向けること)の流れに乗り、宇部マニアックス的な観察手法を指して宇部マニズムという語が初めて使われた。
FB上での使用が初めてだがどの投稿で最初に用いたかは覚えていない

なお、宇部マニというキーワードが印刷され刊行物として配信されたのは2017年6月最終週水曜日(28日)にリリースされたサンデー宇部のコラムVol.13「宇部マニの取り組み」が最初である。
出典および編集追記:

a1. 末信浄水場付近の撮影中に声をかけられたのが初めての実績である。このときは敷地内を横断するヒューム管にカメラを向けていた。目撃者の話によれば、そんな怪しい対象を撮影する人はあの方しかいないということで確信できたとされている。

a2. テカテカと光っているのはベースコートを塗っているからである。これは女装趣味と言うよりは常用している薬の副作用で爪が割れやすくなっているための保護目的であることを早めに言い訳しておく。では、何故に小指だけ紫なのか?それ以前にどうして薄紫色のカラーを持っているのかという疑問は当然わき起こるのだが本件についてはここではこれ以上触れない。
【 おちゃらけ 】
ふざけること。またはふざけて放つ冗談交じりの言葉などを指す。標準語とは言えないかわりに訳の分からない言葉でもなく、日常的に使っている人もある。地域性があるかも知れないが、地元ではあまり使われない(意味は恐らく通じる)と思う。冗談の意味で使われるネタに通じるものがある。
実のところこの語が使用語句として私の中にリストされたのはそう昔のことではなく、ネット黎明期によく閲覧していたある掲示板に由来する。それまでは全然耳にしたこともない言葉だった。

当サイトの記事でも踏査中のおちゃらけを描写した場面が結構でてくる。これは遊びゴコロを大いに推奨するコンセプトにも合致するからであり、踏査のみならず日常生活の多くがおちゃらけで占められている。
【 お約束 】
踏査中に一定の条件を満たす場所や状況になったとき、とるべきことが求められている所定の行為を指す。具体的な状況や実行するお約束的所作については、この記事の作成されている現時点で8つの公開お約束と1つの非公開お約束が存在する。公開お約束は以下の通りである。
・市内の初めて訪れた場所でまったく見たこともない景観に出会ったときは「ここ…宇部市?」と呟くことが求められる。
・対象物件の破損や劣化が著しいとき、藪漕ぎが予想外に厳しいときには「これは酷い。」と呟かなければならない。
・穴があれば覗き込む。可能であれば中へ入ることを試みる。
・極端に幅の狭い認定市道に出会ったときは、その狭さを伝えるために自転車を横置きにした写真を撮影しなければならない。
写真は市道助田鍋倉線狭隘区間


・自転車で長い下り坂を一気に下るときは「気持ちイ〜、チョー気持ちイー♪」と大声で叫ばなければならない。(ただし周辺に民家があったり通行人の存在が認められるときは免除)
・帰途で不意に雨に見舞われた場合は、泣きながらじでんしゃを漕がなければならない。(涙は出ていなくても可)
・送電鉄塔を訪れたときは、かならずその真下に入って見上げるアングルのショットを撮影しなければならない。(ただし立ち入り可能な場合に限る)


・真っ直ぐな道路や河川、広々とした野原や河川敷を訪れたときは、その中央地点から直線度や広さを表現する写真を撮影した後に愛を叫ばなければならない。(ただしイケメンに限る)
これらを総称して「宇部マニ9つのお約束」と呼ばれている。今のところ非公開お約束は秘匿されている。しかし非常に注意深い読者は気づいているかも知れない。また、今後新たなお約束が追加設定される可能性はある。
【 勝手呼称 】
項目記述日:2019/2/3
主として特定の場所において公称される名称がない場合、説明の便宜上当サイトの管理人によって恣意的に与えられた名称を指す。勝手命名とも言える。

主要な道路の交差点に設置された信号機には、交差点名を記したプレートが設置されている。しかしこれを欠いていたり同名のものが複数存在するとき、その場所を説明するために勝手呼称が与えられる。勝手とは言っても近隣住民によって慣習的に唱えられていたり、地名などから妥当なものを与えることが多い。清水川交差点野中五差路などは公称されていないものの勝手呼称により明確にその場所が特定可能である。当サイトでは主要な交差点や歩道橋は場所を特定するときの基準となるランドマークと考えており、公共性の強いランドマークには本来キチンとした公称が必要と考えている。歩道橋ではネーミングライツ制度により命名されている場合があるが、宣伝的意味合いが強いため往々にして名称が長く場所の特定性も薄いため一般に定着しているとは言い難い。

記事の説明上必要となる地区道や認定市道の特定の場所などにも勝手呼称が与えられる。公称名と間違われそうな場合には勝手呼称の後に(仮称)と付記されるが、明らかに勝手呼称と分かるような例(局長カーブ吉田三連発など)はそのまま表記される。

場所だけでなく一定の共通項がある有形物に対しても勝手呼称の付与が試みられる。例えば空き地などにこのようなコンクリート製の円筒形をしたものがしばしばみられる。


それは最近あまり手が加わっていない空き地や山野などでごく普通にみられるものの、その名称どころか正体が何であるかさえも分かっていない。これを説明するとなれば、正式名称が判明していないうちは「昔からある空き地によく転がっているコンクリート製の円筒形をしたもの」などと表現するしかない。現在のところその用途をよく理解していないので特定の勝手呼称の付与は見送っている。

勝手呼称は有形物のみならず、ある概念を表現するときにも用いられる。まさに「物件」という語も勝手呼称である。概念に対しての勝手呼称は有形物と異なり視覚的にすぐ分かるものではないので、厳密な定義付けが与えられることが多い。そして当サイトでは概念に対しての勝手呼称が好んで行われる。対象が目に見えないだけに具体的な呼称を与えることで他の雑多なものから抽出され、分類や位置づけを行う上で見通しが良くなる。これは数学の証明で用語の定義づけを行ったり、その上に補題を設けて既知のものとの関連づけを行うのと同じである。

後で広く認知された専門用語などが存在することが判明したなら、勝手呼称は一般的な呼称に置き換えられる。勝手呼称の一歩手前にある暫定的な呼称は、概ね助詞の「の」を伴う。野中五差路は勝手呼称だが「野中の五差路」は暫定的呼称である。記事などで暫定的呼称が頻出するとしばしば勝手呼称に移行する。この過程は、現在の芝中という地名がかつて「芝ノ中」と呼ばれていたものが移行したのと同じである。「建国記念日」と呼べば一般呼称だが「建国記念日」と言えば暫定的呼称であるのと同様とも言える。
そして現在なおそのどちらが正当なものであるかを問おうとする論者もある

不必要に勝手呼称が増殖する事態は、正式名称が判明したり公称されることで避けられる。むしろ認知された語がまったく与えられておらず説明が困難であるならば、有形無形を問わず勝手呼称は必要なものと考えている。
【 観光ファディズム 】
項目記述日:2019/2/3
話題性のみが極度に増幅し広まった観光地などに短期間で大勢の人が押しかけ、現地および周辺地域にマイナスの影響を与えている事象である。名称の根拠はフードファディズムの郷土ツーリズム版で、言うまでもなく勝手呼称である。

近年では2018年に開催された山口ゆめ花博で沿線道路が連日酷い渋滞に見舞われ、花博とは関係のない通勤者や沿線住民が難渋する事態となった。そして花博自体でも天気の良い土日は人々が殺到したため、お目当ての場所へ行くにも数時間待ちという状況であった。もっとも主催者側は入場数が多ければそれだけ賑わいが創出される上に経済効果も大きいことから、負の局面に目を向ける様子はない。花博が終わったことで周辺地域はかつての静寂を取り戻し、沿線道路を通勤路に使っていた人々からは「やっと終わってくれた」という本音の意見もみられた。

特定の観光地に対する来訪者の時期的な分散、観光箇所それ自体の地域的な分散を行えば緩和されるのだが、いずれも非常に困難である。現代社会は未だ土日祝日が休みとなる会社勤めの人が圧倒的多数であり、平日昼間は殆ど仕事を持たない高齢者や時間的融通の利く自営業に限定されてしまう。


地域的な分散は一定地域にいくつかある観光資源へ誘導することで可能となるものの、未だ現代人においての余暇の愉しみ方がそこまで多様化していない。子どもがいる家庭で我が子を退屈させずに自分たちも愉しめる観光先となればどうしても行き先が限られてしまう現状がある。

近年、インバウンド(海外来訪者に対する積極的な観光地アピールと誘導)やDMO(Destination Management/Marketing Organization,観光地経営)といった概念が重要視され、行政は賑わい創出と経済効果を狙って手放しで強力に推進しようとしている。その裏で来訪者が特定の観光地へ集中し過ぎることに対する負の影響については、殆どまったく考慮されていない。価値観の多様化した日本人の中ですら大勢が押し寄せれば一定数で許容度を越えた振る舞いをする観光客が現れるなら、会話による意思疎通が困難であるのが明白な海外来訪者を無節操に観光地誘導するならどんな負の影響が起きるかは想像できなければならない。この点で昨今の行政によるメリット部分にしか目を向けていないインバウンド信奉に懸念を表明する。

特定の観光地への極端な集中が問題視されるが、その他にもマイナーとされる史跡や名所、ごく小さな面白スポットに至るまで同種の現象が起こり得る。地元在住民も特段の注意を払っていない場所に何故か人々が集まり、現地にあるものを愛でたり写真を撮ったりすることは各地で起きている。その背景にはSNSによる情報伝播が大きな影を落としている。その現象がメディアによって報道されることで更なる現地来訪の傾向が強まることが多い。黙っていても人が押しかける有力な観光資源を持たない自治体にとっては地元への興味をもってもらい経済効果を生むメリットがある半面、登山道が荒れたりゴミを投棄されるなどの負の影響も起き始めている。人気化と観光ファディズムは紙一重と言える。

溜め池やダム湖で釣りを愉しむ人は思いの外急増している。中には釣り糸を捨てて周辺住民が歩くとき脚に絡まり事故の原因を造ったり、行き止まりの狭い道へ入り込んで地区道を荒らしたり、車を転回するのに民家の庭先まで入り込む事例が報告されている。小規模な娯楽ファディズムとも言える状況で、例えば小野湖でバス釣りを愉しむ来訪者が過度に増えたことと一部のマナーを欠く人々のせいで、小野区一の坂地区の住民は(行き止まりであり実質的に地元在住者の地区道のように機能している市道一の坂黒瀬線へ入り込み民家の庭先で転回するため)迷惑を被っている。

一連の事象は「行き止まり地点での釣り客による駐車問題について」で派生記事化しているが、何か大きな事件でも起きない限りこのような負の局面が表に出てくることはない。即ち、観光地であれ面白スポットであれ来訪者が愉しんでいる裏で、観光ファディズム化することで日常的な不利益を受けている近隣地区の問題はもっと重視されるべきであろう。
【 自転車 】
そのまんま自転車なのだが、宇部マニ管理人の乗り回すものに関してはしばしば「じんしゃ」と読まれる。ときにはわざわざ分かるように平かなで表記される。[b1]
写真は最初期に使用されていた「じでんしゃ」の現物。
既に廃車処理されていて現存しない


この奇妙な呼称は、ネットで購入したこのマウンテンバイク風なクロスバイクは耐久性があるものの、重くて無骨で電車のようにガタガタと振動が伝わり乗り心地が悪かったことに由来する。造語ではなく一般名詞の訛りの一形態なので、奇妙な語という印象は持たれつつも一般には充分に通じる。

自転車は宇部マニ管理人の業務から遊びから主要な移動手段の一つである。狭い場所も容易に進攻可能でガソリンが要らずクリーン、心配機能(心肺機能だろw)の強化や足腰の増強にも適しており、維持費も安い。何よりも気になった物件に偶然出会うたびすぐ停止して調査を開始できる。当サイトではテーマ踏査における最適移動手段として推奨している。市内で開催される自転車関連のフォーラムやワークショップにもよく参加している。実際ネタではなく真面目な話になってしまうのだが、自転車の効用を説くだけでなく「一定距離を移動するのにもっともカロリー消費量の少ない手段」と位置づけ、自転車通行環境の整備や意見提出も行っている。
出典および編集追記:

b1. かつては地域SNS記述文も含めてすべてそのように表記していたが、将来的に記事を承継するとき恥な部分を残すのを避けるためにすべて正規の漢字表記に置換された。
情報クレクレタコラ
情報提供元に対する見返り意識が極めて希薄で、空気と同様タダで手に入れられて当然のように考え、更なる情報搾取を行おうとする態度を指す。そのような人々や組織団体に対しても用いられる。

当サイトの管理者により比較的最近作られた勝手呼称であり、痛烈な非難が込められていることは、クレクレタコラが何であるかを知ればおよそ理解される。詳しくはリンク先を参照。
【 すた 】
当サイトの管理人がネット界において初期に名乗っていたハンドルネームである。これは最初期にインターネット・プロバイダで取得したアカウントが standard であったことに由来する。当初は姓と名を組み合わせたアカウントの取得を試みたのだが、姓も名もありふれていたためか取得できず、名前とは全く異なるものから作成することとなった。standard を選んだ理由は、インターネットという新しい世界へ出発するにあたって標準的な振る舞いのできるユーザーを志向したことによる。[c1]

初期では掲示板の書き込みにアカウントを使用することはあったが、まだ自他共にアカウント表記以外で呼びかけられることはなかった。当時の日記にも自分のことを Mr.Standard と書いたり、後に短縮して Mr.Std などと書いている。ある時期、命名について何らの発案も動機付けもなされることなく、ある方から私のことを指して「すたさん」と呼びかける部分を含むメールを頂いた。それ以降はMr.Standardよりも柔らかで唱えやすいこの呼称が定着した。したがって私のハンドルネーム「すた」には明白な名付け親が存在することになる。
本件の詳細については限定公開の場でしか記述できない

ハンドルネームの誕生に伴い、運営していた初期のホームページも「すたのホームページ!」に改称している。このホームページの閉鎖後もリアルで知り合った仲間などからは常にハンドルネームで呼びかけられていて、運営していたバドミントンクラブのメンバーも殆どハンドルネームで呼び合っていた。この呼称は地域SNS時代に入ってもそのまま継承された。
補助的ハンドルネームである「ばにら」が誕生したのはホームページ時代である。当サイトも宇部マニアックスに改名される以前はそのまま「すた・ばにら」であった。地域SNSではばにらはサブの扱いで表に出て来なかった代わりに野ウサギ的キャラクタが周知されていたため、今でも稀に「すたぴょん♪」と呼ばれることがある。これはあまりにも可愛らしい呼称なので、お気に入りの女性にしか使うことを許していない(何)

当サイトを宇部マニアックスと改称してからはハンドルネームの存在は影が薄くなっている。Facebook は元来実名登録制のため、FB時代に入って面識を持つようになった人々からは本名ないしは別の名称(例えば「隊長」など)で呼ばれる。廃止を意識しているわけではないが、現在の手持ちの名刺にはハンドルネームが入っていない。ただし地域SNSからFBへ移行するとき、当時の仲間では昔からのハンドルネームで呼ばれたいという希望が根強かったためか、現在でも当時の仲間からはそのまま「すたさん」と呼ばれている。初期に平かな表記で呼びかけられた経緯を保持するために、現在でも「すた」と平かな表記するのが正式である。
カタカナ表記はどうか止めてくださいな…sweat

派生的内容として、恐らくは幼少期から薄い紫色がとても好きで持ち色としていた。紫も色調がさまざまであるが、特に色彩コード darkorchid(#9932CC)で定義される色は慣習的に「すたカラー」と呼んでいる。持ち色の発生背景には当時のコミュニケーション手段として多用されていたチャットの存在がある。[c2]現在でも地元住民とまとまった会話を収録している部分では、相手の発言はフクシャ系の色、私の発言部分はすたカラーで表記するのが慣習となっている。
出典および編集追記:

c1. 第二候補は registry であった。standard は一般的な名詞なので取得できない事態が考えられ、再申請の煩雑さを避けるために第二希望として申請していた。第二希望アカウントの由来は、当時 Windows のレジストリ解析に興味を覚えていたことによる。

c2. 複数人が同時会話するチャットでは参加者が同じ文字色にしていると誰の発言かが分かりづらいため、入室時にハンドルネームと共に発言色の設定が可能であった。このときいち早くすたカラーを宣言して他の参加者と重複しないよう工夫していたことによる。
【 ステートナンバー 】
ある特定の場所へ到達したことを示す目的でなされるサインで、しばしば到達が非常に困難だった場所や探索に手間を費やした挙げ句に見つけた場所などで行われる。
写真は常盤池の南山炭生付近の汀に打ち込まれた杭へのステートナンバー。


記述様式はSTAに始まり、以下西暦と月日(ときに時分秒も)を表すアラビア数字の列挙による。この記事を作成している現時点においては STA201511221255 となる。頭文字 STA は自身のアカウントと STAte を兼ねている。濫用すれば落書きの部類に同一視されるため、当初から以下のガイドラインをもって運用されている。
(1) 固定物に記すときは容易に消去可能な筆記物(鉛筆やチョーク等)で行う。
(2) マジック類で記すときは除去可能な木ぎれなどに行う。
目に見える形での表記行為そのものが環境破壊につながること、新たな落書きは別の落書きを産む現象があること、そして到達が非常に困難な場所自体が極めて少なくなった現在では稀にしか行われない。当サイトでは常盤池の陸繋砂州への上陸を試みたときにステートナンバーを遺そうとする場面がある。近年では、2016年に蛇瀬池の低水位に乗じて初めて中の島への上陸を達成したときに露岩の一部にステートナンバーを遺している。ほぼ完全に自己満足の部類であり、現地を再訪したとき過去に遺したステートナンバーを調べたことはない。また、調べたとしても恐らく何処に記載したか分からない程度に小さくなされるのが普通である。

近年ではカジュアルな提出物やメモに成されることもある。2019年4月10日に旧吉部小を舞台に開催されたうべの里アートフェスタ・ヴァレンタイン編を訪れたときには、教室の黒板に誰でもチョークで落書きできるようになっていた。このとき黒板の端にメッセージを書き末尾にステートナンバー(STA201802101350)を披露している。[j1]
指摘されるまでもなく正しくはSTA20190210350であるべきだった
出典および編集追記:

j1.「FBページ|2019/2/10の投稿
【 地域SNS 】
広義には全国各地の地方自治体などで運営される招待制のソーシャルネットワーキングサービスで、夥しい種類のものが現在も運営されている。当サイトにおける狭義には、兵庫県を中心とした母体を持つシステムを借り受けることで宇部市がかつて運営していたソーシャルネットワーク「うべっちゃ」を指す。
以下この項目では「うべっちゃ」を指して地域SNSと略記する

当サイトの管理人は地域SNSの設立された翌年から参加し、当時は会員数が右肩上がりで大変に賑わっていた。それまではYahoo!ブログで地元ネタを発信していたが、参加した当初からすぐに地域SNSへ記事公開した。足元の郷土が舞台とあって読者の食いつきが極めて良く、連載記事は大変な興味をもって読まれた。国道190号の起点から終点まで1キロ毎に設置されているキロポストで写真を撮り、沿線にみられる風景や特記事項を配信する国道190号シリーズは大変な人気を博し、これは後の道路レポート記事の基礎ともなった。

その後 Facebook が登場することで徐々に会員が流出し、会員の減少に呼応して掲載される記事が少なくなってきた。市の運営するサービスであるために投稿内容への制約(宣伝的な内容の投稿禁止など)も目立ち、これも会員流出加速の遠因となった。会員が増加に反転する目処がたたないこと、市も無料で利用できる FB へのアカウント移行を行ったことから、契約期間を1年残した時点で閉鎖がアナウンスされた。一時期は後継母体(うべ地域SNS研究会)を設立して市からシステムを譲り受けて運営する案も検討されたが、資金捻出が見込まれず当初の契約期間(5年)の節目となる2013年3月末をもって閉鎖された。

閉鎖まで1年の猶予期間があったので、その間に地域SNSへ提出されたすべての記事は回収されている。当サイトでも当時地域SNSへ公開していた記事を再構成しているものがあり、それらを移植公開記事と呼んでいる。閉鎖はされたものの当時繋がりを持った仲間の殆どが FB に移行しており、地域SNSの果たした役割は非常に大きい。
低水位踏査
ダム湖や溜め池などの水位が低下したタイミングを見計らって行う物件調査を指す。低水位調査とも呼ばれる。
写真は低水位踏査により上陸に成功した蛇瀬池の中の島からの風景。


低水位踏査では普段なら水に隠れて見えない部分が現れるため、岸辺に埋没している遺構や水中の地形を知ることが可能となる。通常の靴装備で行動範囲が広がるため、しばしば汀を辿って歩いたり通常水位では到達不可能なアングルからの撮影が行われる。詳細はリンク先の独立記事を参照。
【 テーマ踏査 】
当サイトの管理人が提唱する自己参加型の発見的・体験的娯楽の概念である。当サイトではコンセプトにおいて次のように定義している:[d1]
身の回りにあって興味を惹かれる対象まで足を運び、画像や動画などで記録し、自分の脳内で翻訳した言葉で結び付けられたドキュメントを遺す活動。
最広義に表現すれば、身の回りにある景観などあらゆる存在の観察である。それではあまりに範囲が広すぎるので第一段階として観察者が慣れ親しんだ居住区域に限定(地域的限定)したり、逆に地域は限定せずに格別興味をもった鉄道やダムなどのジャンルに限定(対象的限定)される。第二段階として鉄道やダムを観察するなら道路も範疇に入り得るし、そうなれば必ずしも昔からある史跡や由緒ある観光地のみならず、現役の道路や公園なども対象となる。当サイトにおいて認定市道までも記事化の対象となっている点に顕著である。

それらは一般には特別の注意を持って観察すべきものとはされていない。公園の管理者や工事関係者でもない限り、現在街中にある児童公園や溜め池などをつぶさに写真撮影しようという発想は起きないだろう。テーマ踏査においてそれらが当然のように観察対象とされる本質的な理由は、時の流れが一方向であることによる。「時間の経過に呼応して身の回りの景観はかならず変わる」のであり、記録しておかなければ取り戻すことは永遠にできなくなる。我々はデジタルカメラをはじめとする安価で容易な記録手段を手にしている以上、現地へ赴いてそれらを記録しておくことは現代人の使命であり、必ずや後世において役立つ資料になるものと確信される。

昭和初期以前の史跡などは相応な知名度を持ち、その重要性から代々伝えられ各地の郷土史研究会による努力により多くの資料が残されている。他方、昭和中期以降の構造物などは現役物件も多くそれほど注意は払われていない。当然ながら、これから数十年も経てば今ある昭和中後期の現役物件はもちろん平成初期のものですら形が変わるし失われる。それらの資料も当然ながら記録を遺しておくことが重要であり、特にこの意義に於いてニュー郷土史と表現されることもある。

観察対象範囲の広さから分かるように、テーマ踏査は郷土史研究から廃道マニア、撮り鉄、ダム訪問など既に知られている自己参加型娯楽の多くを包括する概念である。未だ用語として訴えかけてはいないが、当サイトでは身近に愉しめる娯楽の一つとして、更には広義の地元再発見型の観光として提唱している。
出典および編集追記:

d1. この定義にはドキュメントを遺す行為が含まれているが、それは当サイトが映像と共にドキュメントを記録する性質によるものである。一般には「対象まで足を運んで記録を遺し整理する」ことで足りる。
【 野ウサギ 】
一般には野生動物としてのウサギなのだが、当サイトでは宇部マニ管理人自身を指す言葉として用いられる。
写真は野山時代に実際に家の前へ現れたホンモノの野ウサギ。


野ウサギと言えばマスコット的な可愛いものを想像してしまうが、そんな大層なものでもない。生まれは辰年だし、跳躍力もそれほど強くない。かつては「ウサギってよりタヌキじゃないか?」などと揶揄されがちだったが、2012年末から食事の摂り方に気を遣うようになり可能な限りの野ウサギ体型を維持している。

野ウサギを自称する理由はいくつもある。一つは当サイトの上部にも記載されているように野山を駆け回るもの」というイメージに依る。幼少期から野山へ入りそのまま踏み跡を辿って遊んでいたし、地形だけを頼りに山道を外れて山の中を歩き回ることは現在でも普通に行われている。

単純にウサギを名乗るのではなくウサギなのは、飼いウサギとの対称性を示している。鳴き声をたてることなく黙々と行動し、協調性に欠け、飼い慣らされることがない性質による。他方、あまりに寂し過ぎると死んでしまうという飼いウサギの都市伝説をやや踏襲する要素も持ち合わせている。人気がなくて寂しい場所は嫌いではない(孤独)が、人が居るのに寂しいのは嫌い(孤立)なようである。

もう一つの理由として、当サイトのアカウントの一部を形成する vanilla がある。詳しくは「ばにら」の項目を参照。
【 野山 】
一般には市街部から離れた人口密度の少ない野や山を指す言葉だが、当サイトなどにおける狭義はかつて当サイトの管理人が暮らしていたある場所を指す。写真は典型的な野山の風景。


具体的な場所は明らかにはしたくないのだが、当サイトにも野山周辺の物件をいくつも記事化しているので読めば自然と判明する。幼少期から学童期にかけてしばしば遊びに行き、社会人の後期には生活拠点として現在のアジトへ引っ越すまで十年程度暮らしていた。

野山という名だけあって近代的な生活を営むには不便な場所である。例えば半径数キロメートル以内にスーパーやコンビニ、金融機関や病院などがなく、インターネットは現在も光回線が配備されない。最初期に引っ越してきた当時はインターネットも分単位で課金されるダイヤルアップ回線しか利用できなかった。ADSLも設計速度が出ないため現在も利用できない。このため再び生活拠点とすることについて現在のところ考えていないが、今後の状況次第である。
ハイブリッド(方式)
一般にハイブリッドと言えばハイブリッドカーが化石燃料と電力を併用するように、異種のものをかけ合わせた対象を指す。
当サイトで特にハイブリッド方式と言った場合、車に自転車を積み込んで現地付近まで到達し、そこから自転車で踏査を行うスタイルを指す。
写真は県道宇部美祢線の走行のため美祢市役所の駐車場を訪れたときのもの


アジトから直接自転車で往来するには時間がかかったり途中にきつい坂道などがある場所で、調べ回りたい対象が複数箇所に散在している踏査において使われる。

現在乗っている車や手持ちの自転車は、機能面よりもむしろハイブリッド方式での運用が可能となるようなサイズを元に選定されたものである。なお、二代目となる現在の自転車も老朽化が進んでいて買い換えを検討しているが、その折りには新しい自転車のハイブリッド性は考慮せずに選定するかも知れない。
【 ばにら 】
原義は、かつて一世を風靡したメールサービス Postpet(R) で宇部マニ管理人が飼い慣らしていたバーチャル野ウサギの名前である。現在では元々あったハンドルネーム「すた」の補佐的アカウントとして位置づけられている。名前の由来は、ミニウサギの毛がバニラの色をしていたことに依るとされるが、実のところ別の意味が隠されている。
本件の詳細については限定公開の場でしか記述できない

バーチャル野ウサギはメールを送受信する介添え役であったために、宇部マニ管理人のハンドルネーム「すた」において「ばにら」は対照的な存在として認識されている。リアルな世界の人間に対するバーチャルな野ウサギという存在、熟考する人間に対する直感的・野性的な思考形式という存在、男性である私に対比する理想の女性の名としても比喩される。

2つのハンドルネームを小文字表記し、両者をアンダースコアで結んだアカウント(sta_vanilla)はグローバルIDとして扱い、無料で登録可能な多くのネットサービスで取得されている。アンダースコアで繋げるのが正式な表記だが、サイトによってはアンダースコアの含まれるアカウントを認めていなかったり[e1]、ハイフンさえ使えない場合[e2]もある。こうしたサイトへの対応として sta-vanilla や stavanilla の表記も存在する。

退職後に個人営業の屋号を税務署に登録するとき、いっときは「すた・ばにら」を選定しようと考えかけていた。この発案は、何を営業しているのかまったく分からないという知人の勧めあって撤回された。また、Facebook の使用を始めた初期においては実名登録の利用規則に承服しきれず、姓と名をそれぞれ「すた」「ばにら」と入力し活動していた。
なお、一般名詞のバニラとは異なるのでアカウントは「すた」と同様に平かなで記載するのが正式である。
出典および編集追記:

e1. 現在でもサブドメインの記法にはアンダースコア(_)の使用が認められていない。Infoseek時代の旧サイトにおけるアカウントが sta-vanilla であった所以である。

e2. YouTubeなど。
【 ハマる 】
一般的な俗語としては何かの対象に特別強い嗜好を持ち、反復して触れようとする症例を示す。当サイトでもその用法が稀に現れるが、大抵は水気を含んだ柔らかな地面の歩行時に足元がズブズブと沈んでしまう状況を指す。極端な場合はスニーカーを履いたまま深く沈み込み靴が泥だらけになるため、以後の踏査が困難になる。
写真は低水位時の蛇瀬池踏査中まさにハマッてスニーカーが残念な状態になった直後の映像


普通の生活を営んでいるうちは靴が足にハマる場面など殆ど起こり得ない。当サイトにおいて特に目立つのは、水位の下がった池沼や干潮時の海岸河川に接近し、普段は水面下に隠れているものをできるだけ近くから撮影したいという奇特な性癖による。
【 ふいんき 】
雰囲気(ふんいき)の誤読。過去にはしかるべき方面でネタとして流行った時期があった。誤読であることを知りつつわざと「『ふいんき』が正しく漢字変換できない」と問いかけるのが定型句である。[f1]
この影響を受けていた当サイト制作初期では故意に誤記を通している箇所がいくつかある。地域SNSでは常用していたために移植公開の記事には特に多い。しかし現在ではネタが通じる読者メンバーが居ないせいか衰退している。

ちなみに近隣地域でも雰囲気を「ふいんき」と揺らいで読む方言の如き使用例は見当たらない。拾ったを「ひらった」と読むような部類については方言の項目を参照されたい。
出典および編集追記:

f1. 近年のIMEでは多くの制作元で誤読を指摘し正しい読みと変換を与える機能が備わっている。
【 物件 】
物件と言えば多くの人が不動産の物件を想起する。しかし当サイトでは当初から踏査上において現在着目している特別な要素をもった場所という意味で用いている。案件と表記している場合もあるが同義である。現在ではもう少し具体化して以下のように定義している。[g1]
観察者にとって特別な興味を惹き、その成り立ちなど背景を肉付けすることで他の人にも類似する興味を共有できる可能性のある対象物。
寺社仏閣や史跡、著名な景観地といった多くの書籍やパンフレットで言及されるものも物件である。したがって物件とはよく言われる郷土の史跡を拡張した概念である。物件は当サイトで記事作成される中での最小構成単位である。ある認定市道を物件としたときなど、その路線中に他の複数の物件を含む場合もある。
出典および編集追記:

g1.「FB|2018/8/15のタイムライン
【 踏み跡 】
かつて人の往来があったと推定される僅かな痕跡などを指す。写真は白岩公園の東ピークにあった短い踏み跡かも知れない場所。


一般には獣道(けものみち)と呼ばれるものの一部である。真に人が歩いていた痕跡である事例はそう多くない。野生動物の通路に過ぎない場合が多く、中には部分的に低木や雑草などが生えない領域が自然発生しているに過ぎない場合もある。

踏み跡探しは、まったく人の通らなくなった廃道などで以前は道があったと思われる場所を推測する有効な手法である。その性質上、当サイトではしばしば藪漕ぎとセットになって現れる。
【 ほいと 】
ほいととは市内を含めて恐らく中国地方西部で目立つ方言の一つで、草丈のある山道や野原を歩いたときズボンや衣服に付着する雑草の種を指す。

写真は白岩公園の窒素線跡を訪れるときに被ったほいと被害の例。
ササクサの種がびっしりと付着している。


一般的呼称は「ひっつき虫」のようだが[h1]、少なくとも地元ではほいとが標準語法化しておりひっつき虫などと呼ばれるのを聞いたことはまったくない。ほいとは漢字では「陪堂」と表記され、これは食事のもてなし(陪食)を受けることとされる。[h2]植物のほいとは人にくっついて利益を求める様子を擬えたものと思われる。実際、地元の方言としては至るところに顔出しして利益を求める振る舞いをする人を指しても用いられる。

イバラなどの棘性植物ほど痛みは与えないが、ほいとは山歩きや藪漕ぎにおいて小さな脅威である。コセンダングサやヌスビトハギは付着しても払い落とすのが比較的容易だが、上記写真のようなササクサの種子は非常にタチが悪い。払い落とそうとすると鉤の部分から種だけ外れ落ちて鉤がそのまま布地に残る。こうなると爪先で一つずつつまんで除去しなければならず非常に手間がかかる上に服地も傷む。当然ながらほいとだらけの格好で人目につく場所に出ることもできず、目立たないよう除去するまで踏査行為はお預けになる。

宇部マニ管理人は植物学に対して疎く、草木の名前や種別特定が殆どできない。しかしこういった脅威があるため、特に藪漕ぎや草丈の深い場所へ進攻する前には少なくともササクサが生えていないかは見分けられるようになった。

最近、ある店で防寒目的で買ったトップス+ボトムスのセットがほいとの害を受けない性質を持つことが判明し、藪漕ぎを要する物件の踏査において大いに役立っている。別に野山を歩くのに好適を謳った製品ではないのだが、表面が滑りやすいのと繊維の目が細かくほいとの鉤が食い込みづらいためのようである。このような性質のウェアをほいと耐性を持つという意味でホイトプルーフ(hoitproof)と呼んでいる。[h3]
従来のスポーツウェアは通気性を保持しているため目が粗くほいとに対して脆弱である。宇部マニ管理人は草の多い野山へ入るときはホイトプルーフなウェアを身に着けることを推奨している。
出典および編集追記:

h1. Wikipedia では「ひっつき虫」として収録されている。

h2.「コトバンク - 陪堂/乞食/乞児

h3.「FB|ホイトプルーフという概念
真面目に受け取られては困るので一応断っておくが、一見英単語のように見える hoitproof などという形容詞は存在しない。完全なネタであるが、宇部マニ管理人はこういった一見ありそうに見える英単語を作出するのが好きで他には KMC's とか jiraful などが知られる。
今のところ上記の単語は当サイトには現れていない
【 藪漕ぎ 】
元から道が存在しない荒れ野や、廃道状態になり普請する人が居ない荒れ道を強引に突き進む行為をいう。
写真は市道金山線の初期踏査時における自転車を伴った壮絶な藪漕ぎ道中。


漕ぐとは両手で雑草をかき分けて進むのが船を漕ぐ所作に似ていることに由来する。本来、道があるべき場所で特に日当たりの良い場所で向日性の植物が繁茂することで藪になるので、多くの場合は比較的短距離である。

なお、読者の中には酷い藪漕ぎ場面に入るのを期待する向きもあるようだが、野ウサギは決して好んで藪漕ぎをしているわけではない。ホンモノの野生動物も無秩序な藪を歩き回るのではなく獣道を選好している。大抵は酷く苦労しながら何の成果も得られないばかりか、服やズボンがほいとだらけになるという被害を被りがちである。
【 やんちゃスペシャル 】
踏査においては、ある物件の正体を確かめるために藪漕ぎを行ったり、通常の精神の人なら近づこうという考えすら起こさない場所への接近が試みられる。そういった行為のうち特に難易度や得られた成果の価値が高い案件についてやんちゃスペシャルと呼ばれる。これは一般的な踏査ですら既に「やんちゃ」と呼ばれるレベルであり、それを上回るという意味である。

通常の踏査からして大抵がやんちゃレベルを超えているので、個別にやんちゃスペシャルと呼ばれることはない。週間ないしは月間において特に著しい成果をもたらした案件の場合「6月度のやんちゃスペシャル」などと表現される。また、正月休みで人通りが殆どない環境に着目して人の目を気にせず徹底的な調査を行うのは「新春やんちゃスペシャル」と呼ばれ、かつては年明けの恒例行事ともなっていた。

いくらやんちゃスペシャルとは言っても明白かつ厳重な立入禁止措置が執られている場所は進攻の対象とはならない。しかしやんちゃスペシャルという語が誕生するより更に前、当サイトすら存在しなかった最初期にはフェンスに立入禁止の標示が出ていてもフェンスの一部が破れて穴が空いていたり別の場所から回り込める場合は、進攻阻止の意図が薄いとみなして「やんちゃ」していた時代があった。

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