《 5月21日 》
別棟の外壁に板が貼られている。茅葺きの屋根にあった横方向の棒がなくなっている。
茅葺き作業のための足場だったようだ。
また、この日はロックガーデンへ回り込んで工事フェンスの外側からも撮影した。
古い茅葺き材などは片付けられている。真砂土を投入して全体を地上げしているため元あった憩いの家の基礎部分は見えなくなっている。
ズーム撮影してみたが家の内部まではハッキリとは分からなかった。
《 6月3日 》
正面入口から撮影。
屋根の全容が観察できるほどに足場が取り除かれた。
周遊園路側から撮影。
別棟は外壁がほぼ完成しサッシ窓が入っている。
また、玄関の奥にあった炊事場の水回りを除去して反対側の壁からの出入口を造っている。
この部分は完全に新設である。
憩いの家内部の障子はまだ古いままだった。
破れが目立つもののガラス部分や腰板はそれほど傷んでいない。
このときもロックガーデン側へ回り込んで撮影した。
庭部分には片付けられた仮設足場が整然と積まれていた。
屋根の全体像。
別棟に上がる部分のコンクリートスロープに型枠が設置されている。
《 6月8日 》
特に大きな変化はない。別棟の反対側から上がる階段部のコンクリート打設が終了している。
《 6月18日 》
正面からの撮影。足場が完全になくなり完成形に近い。
周遊園路側から撮影。
階段の型枠も外され手すりが入っている。
ロックガーデン側から撮影している。
スロープのコンクリート打設が完了し手すりが入っている。憩いの家では濡れ縁を支える基礎部分が入っているのが分かる。
これで庭やロックガーデンとの取り合い、周遊園路からの階段やぼたん移設などを除いた建屋関連の工事はほぼ完了した。
憩いの家関連の工事がほぼ完了したこと、季節的に蒸し暑くなり外出頻度が下がってきたこともあってその後この方面のウォッチは一ヶ月程度停止していた。ところが7月下旬に未だ工事中ながら新生・憩いの家の内部を見学できるチャンスに出会えた。改修工事が完了した直後でまだ公開されていない憩いの家を詳細に撮影できたことに加えて現地で担当者の話を伺うことができたので、このときのレポートを後続記事として作成する予定である。
(「常盤公園・新生憩いの家見学会」へ続く)
出典および編集追記:
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