写真は退出路からの撮影。
溜め池の中央および権現橋の中央をポイントした地図を示す。
地図では北側に別の溜め池がみられるが名称は分かっていない。
退出路が溜め池を横断する橋は権現池橋と呼ばれている。撮影枚数が少ないので、ここでは溜め池と橋両方の写真および記事を記載する。
(権現池橋のリンクは本記事へリダイレクトされている)
宇部東出口のランプは、本線とは別の場所で権現池の上を渡っている。
山口宇部道路の本線側に向かって撮影。
溜め池の手前で大きくカーブしているのは上り線流入用のランプである。
橋名の平かな表記で読み方が判明した。
本線自体も権現池の端を渡っている。
(現地へ行けないのでもちろん橋の名称は分からない)
権現池自体は浅い溜め池らしく、ちりちりとした浮き草がもの凄い。
反対側から橋を撮影。
漢字表記で「権現池」とある。
池の西側にあたる欄干部分に橋の名称が漢字表記されていた。
竣工年月は平成8年1月となっていた。
かなり新しい橋である。
山口宇部道路に付属する橋には、片倉高架橋のように名称のプレートのみが設置されているものが目立った。時代が平成になると、さすがにもう少し丁寧である。いちいち眺める人が居なくとも一般的に設置される「4点セット」がちゃんと備わっていた。
平成8年と言えば市道古殿王子線、市道請川王子線を経由して丸尾から瀬戸原までの道が新設された時期に近い。山陽自動車道の宇部ジャンクションが造られたのは更に後のことである。
再び溜め池に目を遣ると…
沢の末端部がそのまま溜め池の端で、浮き草類がもの凄い。
びっしりと生い茂っている。
自然の産物だから汚いものではないのだが、何とも異様だ。もし転落したなら…と想像するとかなりぞっとする。
この溜め池の名前などに関する言われは知見がなく分からない。多分写真も記述もこれだけに限定されるだろう。
《 Googleストリートビュー 》
権現橋の手前における画像。
撮影タイミングにより橋のプレート4枚はいずれも画像から確認できる。他方、映像は道路中央を走る車から採取されているため池自体は殆ど見えない。
《 権現について 》
権現(ごんげん)は恐らく溜め池や橋のある辺りの地名か通称名である。手元の小字絵図などに記載がなく確認できる資料に欠けるが恐らく山地字か耕地字であろう。宇部東I.C.から市道請川王子線を丸尾方面に進み、権現池のある沢地へ降りる未舗装路の入口に王子権現社(一宮権現)入口の表示板を確認している。
権現とは一般に仏が神様の仮の姿形で世に現れることを示す。詳しくは[1]を参照。
《 個人的関わり 》
2014年5月に初めて宇部南I.C.〜宇部東I.C.を自転車で通行した折に立ち寄ったのが初めてである。2016年12月に二度目の通行を行った。
《 近年の変化 》
2016年12月〜2017年2月頃にかけてこの橋の補強工事が予定されている。ただし看板は山口宇部道路の本線に至る工事用道路入口に出ているので、補修工事の対象は本線に架かる方の橋かも知れない。