《 二反田堤近くの猿田彦大神 》
二反田バス停から二反田堤の堰堤と逆方向に伸びる地区道の入口に猿田彦の石碑が据えられている。奥に石積みが見える古めかしい道だ。しかし先は行き止まりらしいので辿ってはいない。
二反田堤に向けて設置されている。
土台部分の石材にモルタル詰めがみられ割と新しく補修したようだ。
将棋の駒のような形に加工された石碑である。
榊が捧げられている以外他に何も置かれていなかった。
猿田彦大神とだけ彫られていた。
猿田彦については大変に深遠かつ複雑で、私如きが迂闊なことを書けない。詳しいことは脚注を参照して頂く[1]こととして、石碑自体は市内でもそれなりに散見される。常盤台にある猿田という地名も恐らくは猿田彦を祀った地に関連がありそうだ。
石碑は植え込みに接する形で据えられており背面は確認できなかった。もしかすると設置した年月などが記録されているかも知れないので、再度現地へ赴く便があれば検証する予定である。