市道藤曲2号線・横話

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現地踏査日:2013/2/27
記事作成日:2013/12/18
ここでは、市道藤曲2号線の派生記事をまとめて収録する。

《 向山に刻まれた南北の溝 》
本路線の起点直後のクランク部分を過ぎて直線部分に入ったとき、背後になる向山を振り返ると、一箇所に深い切れ込みのような溝が生じているのを見つけることができる。


この部分である。
元々が沢地らしいが、地山だけでなく周囲に映えている雑木林もかなり深い溝を造っているようだ。


本路線は平原方面からアジトへ帰るとき、自転車でも狭くてスピードの出しづらい市道藤曲線を避けて通ることがある。一連の写真ではあまりハッキリはしないが、季節によると溝部分がかなり深く見えて存在自体には気付いていた。

この溝状領域は航空映像でも確認できる。
下の航空映像では十字型に溝状領域ができているのが分かるだろう。


このうち東西に走る溝状のラインは背丈の低い窒素線が樹木に接触してしまわないよう定期的に刈り払いされた結果であることが分かっている。詳細は以下の派生記事を参照。
派生記事: 向山に刻まれた東西の溝
航空映像では向山の台地部分に家並みが見えており、藤曲方面へ下る道のようにも思える。しかしここまでの写真でも分かるようにかなりの急斜面で車の通れる道はない。

ズーム撮影。
切れ込み部分に家庭用配電線が通っているようにも見える。


この南北に走る溝が何によるものかはまだ詳細には調べていない。しかし沢地のはじめに電柱が見えることから、向山にある家屋へ給電するための家庭用配電線を近道させて引いているのかも知れない。
また、車は通れないが藤曲方面へ降りてくる通行需要は当然考えられ、人が通れる程度の山道はあるだろう。

出典および編集追記:

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