フォルムを愛でる・人の顔

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記事作成日:2021/6/13
最終編集日:2022/6/12
人間は、3つの点が逆三角形状に配置されたフォルムをヒトの顔として認識する傾向がある。シュミラクラ現象として認知されているもので、3つの点の形状や位置関係によっては顔に表情を捉えてしまう場合もある。

以下では市内外の物件に観察される事例から身の回りの物品に見つかったものまでを収録する。
《 物件 》
南小羽山下の沈澱池にみられるロボットの顔をした形のコンクリート堰堤。


恐らく市内でもっとも顕著な事例で、当サイトでもロボット堰堤と命名して早くから記事化していた。小羽山地区イベントにおいては、一世を風靡したあるアニメキャラクターとの類似性にあわせて小羽山ジンガーとも別称されている。



中央町で見つけた集水桝のコンクリート蓋。どの場所だったか分からない。


左の目にゴミが詰まってて困っているように見える。次に見つけたとき取り除いてあげようと思う。



あどけない顔をしたコンクリート。


厚東川の末信潮止井堰左岸側の護岸路にみられる。常盤用水路の取水口があるので、門扉を取り付ける門柱だったのかも知れない。ヘーベルハウスに登場するあのキャラクタそっくりという人も居る。FBタイムライン|あどけないコンクリート柱



既に存在しないが、昭和期の学童たちに恐らくもっともよく知られていたのが宇部興産(株)にあったビルである。
画像は宇部市広報に掲載されていた写真を接写している。


高いビルだったために市内の多くの場所からもよく見えていた。恩田小学校の国道190号にもっとも近い鉄筋コンクリート校舎(通称「新校舎」)3階からは正面に見えていて、多くの学童が「ロボット工場」と呼んでいた。
《 その他 》
これは誰がどう見てもあのキャラクタの顔ですな…(引きの画像


覆工板を吊り上げるときにワイヤを通すための孔である。円形の孔一つで足りると思うのだが、どうして「2つの耳」がくっついているのかよく分からない。



野山のトイレのドア。内側からかける鍵部分の形状が面白い。


内側からロックするとつまみが横向きになり、ちょび髭を生やした人の顔に見える。この現象は野山の家を建てた直後から観測されており、湾岸戦争の記憶がまだ生々しかったこともあってフセイン大統領の顔を想像したのを覚えている。ちなみにドアを解錠するとつまみが縦になるため人の顔が消える。

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