![]() | この総括記事は客観性を欠き、殆どすべてが個人的な意見であることにご留意ください。 |
ここでは、Twitter の改名後バージョンとして知られるX(エックス)について記述している。
下のキャプチャ画像は、現在ログオフ状態で閲覧のみ可能な宇部マニアックスのホーム部分。
前身となる Twitter は日本語版が登場したかなり初期から利用しており、一時的は毎日閲覧・投稿していた。後に利用者層と利用形態の変化に嫌気が差してアカウントを不可視状態にして永らく放置していた。後につぶやく文字数制限が緩和され画像の投稿も可能になったことから2019年11月1日に宇部マニアックスのアカウントを新規取得し、諸々の事情で X に改名されてからも2023年頃までは写真投稿を続けていた。
最終編集日時点でまったく利用していない。原因不明のログイン不能状態におかれており、閲覧のみで投稿ができない。もっとも積極的に原因を解明しようともせず放置されている。投稿できないアカウントを温存する意味もなく、後述するような理由で将来的にアカウントの削除を検討している。Xの概要は[1]を参照して頂くとして、ここでは現時点での個人的な関わりを含めた私の考えに限定して記述する。
《 概要 》
著しく客観性を欠く発言であることを承知で、個人的にXを「継続疑義のあるSNS」と位置づけている。継続疑義という表現は、上場株式において「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在する場合」の流用的表現である。即ちこのまま安泰に X が継続していくことに強い疑義を感じている。破綻するかも知れないサービスを利用するべき理由など何一つない。形式的には Twitter の後継であるにしても、問題投稿が多く過去には物議を醸したあの Twitter どころの比ではないサイトに成り下がった。投稿内容がくだらないのではなく、カネにモノ言わせて Twitter を引き抜いてめちゃくちゃにした一人の独裁的支配者(以下「支配者」と略記)に帰結される。赤字を垂れ流し続けて改善が見られない Twitter に荒療治を施しているのだろうが、利用者サイトからすれば有り体に言って何をしたいのかさっぱり理解できない。運営以外の何か別の思惑があり、積極的に X を潰して特定のSNSへ誘導したいのだろうかという思惑すら感じられる。
Twitter が支配者に買収されて X と改名されてから立て続けに悪いニュースがアナウンスされた。まず基調を黒に合わせたサイトにするという方針である。個人的に黒という色彩を格別嫌っているわけではないが、SNSの既定背景色として不適切である。何故なら今まで背景の既定色が白だったから、テキストは当然白となる。白い背景に黒文字という環境に慣れた利用者は困惑した。黒は何物にも染まらない象徴的な色であり、支配者が X を恣に操縦したいという意図が感じられた。
更に支配者は Twitter の象徴であった”青い鳥”を追放して X を奇妙にデフォルメしたアイコンに置き換えてしまった。これは間違いなく多くの Twitter 利用者を失望させた。Twitter の古いものは何一つ継承しないという強い意志の現れであり、これだけで一定割合の固定ユーザーが離れていった。
もっとも悪いことばかりではない。例えばつぶやきと呼ばれる投稿文字数制限を緩和し、画像の投稿を可能にした点は既存のSNSでは普通に実行できる現状に擦り合わせたと評価できる。そのため Twitter を知らない世代も一定数が新規に利用を開始したと思われる。この頃から X といきなり書いても理解できないことから多くのメディアで「X(旧Twitter)」という書かれ方をするようになった。
【 ログインできない状態 】
Twitter 時代からアカウントの取得には一つのメールアドレスを必要としていた。個人的なつぶやきに利用していたアカウントは投稿をすべて非表示にしているものの正常にログインできる。これとは別のメールアドレスを用いて冒頭に掲げた宇部マニアックスのアカウントを取得した。このアカウントにログインできない状態が続いている。暫く投稿しなかった後、久し振りに画像を投稿しようとログインしようと試みたところ確か最初に警告画面が出たと思う。ubemaniacs のアカウントとパスワードを入力したところ、ログインして現れた画面は何故かアルファベット8文字程度の呪文のような仮アカウントに書き換えられていた。当然ながら過去の投稿は一つもなく、新規登録した状態になっていたのである。
そこで ubemaniacs のアカウントでパスワードをリセットしようと登録メールに新規パスワードを設定した。しかしその直後でも ubemaniacs のアカウントでログインすることができなかった。そうかと言って ubemaniacs のアカウント自体が削除されたわけではなく正常に閲覧できる。ログインだけが出来ないのである。
このため閲覧のみ可能で、ログインもアカウントの削除もできない状況に置かれている。この問題が解決しない限り ubemaniacs のアカウントで X に新規投稿が行われることはない。
【 今後の処遇 】
この総括記事を作成している現時点で、Xに関して何も希望の持てるニュースを聞かない。現在の暗く陰鬱なブラック背景を固定するというアナウンス[2]やディープフェイク動画を共有するのはポリシー違反ではないかと批判されるとか完全に迷走している。利用者が他のSNSへ流出しているのを看過している様子であり、有用なSNSにしたいのではなく単に私物化したいだけのように見える。[3]かけがえのないコミュニティーに所属しているわけではなく、情報発信に欠かせないツールというのでもない。そこへ来てログインできなくなったため、利用する意味を喪っている。そもそも現状はFBですら、多くの利用者があり他に行き場がなく無料ということで殆ど仕方なしに使っている状況である。嫌いなSNSに関わる意義など何もないので、現在の混迷状態が解決する可能性のために一応アカウントは削除せず保存する。
更に雲行きが怪しくなった後、Bluesky に新規アカウントを取得した。X の多くの利用者が同じような動きを加速させている。[4]私自身、Bluesky を一定評価はしているものの積極的な利用を考えているからではなくあくまでも避難サイト的意味合いである。X はこのまま迷走を続けて最終的には破綻すると予想している。大して有用な投稿を行っていないので、投稿したデータのバックアップは取っていない。仮に突然サービス終了が宣告されてもまったく驚かない。
《 関連リンク 》