OneDrive参照画像の修正手順

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記事作成日:2024/11/15
最終編集日:2025/4/20
ここでは、OneDrive参照画像の修正手順として、OneDrive のリンクが無効となって画像がありませんになってしまった画像を含む記事の対処法についてまとめている。

対象となる記事は夥しい量にのぼり、完全には把握されていない。おそらく長期に渡る修正作業が予想されるため、各記事で統一的な処理を行えるように手順を明記して覚え書きにする意図で作成している。対外的に読んで頂くための記事を意図していない。
そもそもこの internal フォルダに収録した殆どの記事が同様に自分向けの覚え書きである

ホームページスペースが足りないまま運用していた時代に、苦肉の策として採っていた画像参照法が破綻したことの後処理である。今まだ OneDrive 参照で表示されている画像も将来的に表示されなくなることが確実で、究極的には OneDrive 参照の画像リンクが皆無になるまで継続される。画像表示に関する不具合が生じた背景などはOneDrive 画像仕様変更事件を参照。

なお、2025年3月頃に OneDrive 経由の画像リンクがパーマネントな性質を解除され、すべての直リンク参照の画像が表示されなくなった。これに伴いすべての画像をローカルに準備して参照する置き換え作業が必要となり、最終編集日現在も続いている。
《 基本的な作業手順 》
OneDrive の画像仕様変更以前は、OneDrive に画像を置き、共有設定を変更し記事中で画像を埋め込みたい位置に<IMG>タグを使ってダイレクトに画像参照していた。例えば今後画像を置く予定であるプレースホルダー画像のリンクは以下の通りであった。
https://dteuba.dm2301.livefilestore.com/y2pXESqtCRhqgXjmGS1jKIWzv0p-5qIqa9Za6BnHsa18ydbm7dShMgLxZ7uzajdZDrsOlbYl90fdnr07gByS113bY0P1Z_I8X6zt9zQfjYXabs/placeholder.PNG?psid=1
やたらURLが長い代わりにホームページスペース側に画像を置くことなく表示できるメリットがあった。その後有償のホームページスペースが確保され、容量を気にせずに画像を置けるようになった。現在では「可能な限り画像などすべての構成要素を記事ファイルと同一階層に置く」という原則のため、<IMG>タグの中身は
placeholder.PNG
のみとなる。
この変更のための具体的な手順は以下の通りとなる。
(1) 記事に埋め込まれた OneDrive画像の原典ファイルを探して同一サイズにする。
(2) OneDrive 画像のリンクをファイル名のみに変更する。
(3) すべての画像ファイルを記事ファイルの階層に移動する。
(4) 記事ヘッダに作業年月日を記録する。
手順としてはまったくシンプルである。ただし「画像ファイルを原典から探す」部分がそれほど容易ではない。例えば市道走行レポートでは、初期は画像カテゴリを特に意識せずすべて道路カテゴリに入れていた。後に物件毎の使い回しが簡単になるように橋・河川・鉄道などのカテゴリに属する画像は移動した。このため単一記事を構成する画像が異なるカテゴリに収録されている場合がある。

後年、撮影技術が進歩してからは逆光などで条件の悪い画像しかないものは再撮影することが多くなり、まったく同趣旨の画像が複数ある場合は品位の劣るものを削除してきた。OneDrive 参照の記事を作成した後で、より良い画像が確保できたという理由で記事中に埋め込まれた原典画像を削除しているものもある。OneDrive画像はリンクが無効になったのみでアップロードされた画像はそのままクラウド上にあるので、ダウンロードして使用する。ただし該当する画像を探す作業が大変手間がかかるため、基本的には原典画像から同じ画像を生成する。

現在、記事に埋め込まれる拡大可能な画像を 640×480(あるいはその90度回転)としている。[1]OneDrive 画像は 600×450(あるいはその90度回転)で作成していたので、ローカルにある原典画像からリサイズする場合は従来より若干大きくなる。原典画像を削除してしまっている場合は OneDrive からダウンロードして使用するので同じサイズとなる。

修正作業時に表示されなくなった画像と表示される画像が混在している場合は、重要な記事や表示されなくなった画像が過半数以上ならすべてをリサイズ画像に置き換える。 この場合、記事のヘッダ部分にある記事作成日と最終編集日の下に 2024/11/18 画像リンク修正済み を挿入する。この記述があるページは今後画像が表示されなくなる事態は二度と起こらないことが保障される。

表示されない画像が少ない場合は、当該リンク切れ画像のみリサイズ画像に置き換える。この場合は 2024/11/18 画像リンク修正中… を挿入する。作業時に正常に表示される OneDrive 画像はそのままなので、作業後にそれらがリンク切れを起こしていずれ表示されなくなる。二度目の作業時にすべてをリサイズ画像に置き換える。二度手間となるが、作業時の負担を軽減するための措置である。
【 画像リンク以外の変更について 】
機能しなくなった OneDrive の画像リンクを修正して従来の表示に戻すことが目的なので、記事の記述内容には手を加えない。ただしナビゲーションに関してメリットがある以下の操作のみ例外的に行う。
(1) 本文中に含まれる記事が存在する場合のテキストのリンク化。
(2) 将来的に記事が予定される物件名などのテキスト着色(青色)
(3) 明白に誤りと判明した記述部分の上載せ線。
(4) その他現在の記述フォーマットに準拠した色彩や文字サイズの変更。
OneDrive画像が新規作成されなくなってから以降、画像や記事ファイルの作成方法と存置場所に係る管理手法を改訂している。必須ではないが、既存の記事も探しやすい場所にカテゴリ・セクションを移動したり分割・統合される場合がある。なお、ファイルの移動などでリンク切れになっていたり本文中に含まれる誤字・脱字の部類は今回の補正作業に限らず随時実行される。
《 修正作業を行わず削除する記事や項目 》
ホームページにどれだけの記事があり、どの記事が OneDrive画像参照で修正を要する状態かまったく把握されていない。最終編集日時点では気付いたものから順次修正している状況で、当時の基本としていた「一つの記事に置く画像を20枚程度とする」のすべての画像が表示されなくなっている酷い記事もある。

すべての画像を記事ディレクトリに置くことに容量的問題はないが、作業量を減らさなければ収拾が付かない。以下の状態にある記事や項目は修正作業を行わず削除する。
(1) 画像枚数が多い割に内容の薄い記事。
(2) 現在の基本方針にそぐわない画像を掲載している記事や項目。
(3) 限定公開記事。
【 画像枚数が多い割に内容の薄い記事 】
地域SNSうべっちゃに掲載したものを画像のみ OneDrive画像に置き換えた移植記事(本山岬周辺の踏査記事など)は、内容が古くなったり該当する物件そのものが消失するなどしているため一旦すべて削除する。

アルバムのように特定ジャンルの写真を載せることを目的としたギャラリー記事(菖蒲苑の花菖蒲など)もホームページ容量を圧迫するだけで情報量がないので削除する。
【 基本方針にそぐわない画像を含む記事や項目 】
現在の基本方針では、単一の画像を異なる複数の記事から参照してはならないこととしている。当該画像を別のより良い画像に置き換えた場合、他方で参照している記事で画像が表示されないエラーが起きるためである。このような画像参照は、必要な場所に画像を補う形で項目を修正する。

原典画像を掲載し、マウスゼスチャーで拡大・縮小する仕組みを取り入れている記事がある。現在の基本方針では原典画像をホームページスペースにアップロードしてはならないこととしているので、通常の OneDrive画像サイズに置き換えてマウスゼスチャーのスクリプトとアイコンは削除する。

人物や車のナンバー、汚穢物など表示すべきでない部分を抹消するなどの加工を行った画像は、単純なリサイズ画像と区別するため画像ファイル名に子番号を追加して援用する。
【 限定公開記事 】
ダム見学会のレポートなど、期間や閲覧者を限定して公開していた記事は一旦すべて削除する。当該記事を参照するインデックスからも記事リンクを消去する。ただし過去に記事を作成した履歴を保持するため、インデックスにある記事タイトルは抹消線を上乗せする。

今回の作業の対象外だが、OneDrive 画像を含むものに限らずリサイズ画像を用いて新規に作成された限定公開記事や書きかけの非公開記事もすべて削除する。これは検索対象外指定していても生成AIがネット上にあるデータを恣意的に採取し学習に使用する恐れがあることへの対処である。
《 作業手順の微細な変更点 》
表示されなくなった OneDrive 画像の分布はまちまちである。連続してアップロードしている筈なのに、時系列記事で概ね20枚ある画像が全部エラーになっているものから1〜2枚だけが表示されなくなっているものまである。

当初は正常に表示されている OneDrive 画像も含めてローカル画像に置き換えていた。どの OneDrive 画像がどの順番に表示されなくなるか解析するためと、画像の置き換え作業を簡略化するために、今後は表示されなくなった OneDrive 画像のみ置き換える。この作業を行った記事は20xx/yy/zz 画像リンク修正中…をヘッダに挿入する。この記述がある記事は時間が経てば再び表示されなくなる画像がでてくる。その都度対処し、すべての OneDrive 画像をローカル参照に置き換えた時点で20aa/bb/cc 画像リンク修正済みを追加挿入する。

正常に表示される OneDrive 画像とローカルにある原典画像をリサイズした画像は、表示上は完全に同一である。しかし管理上はヘッダ部分に異なる印が着けられている。
これは原典画像をリサイズしたファイルのプロパティである。
このプロパティ表示は Windows10 のものである


他方、OneDrive 画像をダウンロードしたファイルでは、ネット上から取得されたことを示す情報が書き込まれている。
同じ名前のファイルを同一ディレクトリに保存できないので temp サブフォルダに保存して比較している


最近、古いファイルや古いアプリケーションでリサイズしたファイルが90度回転された状態で表示される現象を把握している。FBのようなSNSでは以前から観測されており、投稿時に90度単位で補正する機能が付随している。今のところ原典画像を削除していてリサイズ画像を作成できない場合に限り OneDrive からダウンロードしたファイルを使っているが、これらのファイルが混在していることで将来的に表示に不具合が出るかも知れない。
《 ストレージ容量の変化 》
OneDrive からリンク一つで画像を引っ張ってきていたものから、画像ファイルそのものを記事ファイルと同一階層に置くように変更したためホームページ全体の記録容量は必然的に上昇する。すべてのリンクを補正し終えたならホームページ容量は現在の倍以上に膨れ上がることが予想される。

画像ファイルの置き換えに着手する前のホームページスペースの使用状況。


主立った画像欠損ページを修復した最終編集日時点での使用状況。


まだ部分的に欠損していたり、チェックしきれていないページが残っている。画像がなければ何のことか分からないページから優先的に修正作業を進めていく。
出典および編集追記:

1. ホームページスペースに存置される画像サイズであり、実際には 480×360 で表示されてクリックすると大きくなる。拡大を必要としない参考画像やイラストなどではクリックなしで始めから 480×360 で表示される。

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