(もし私設の公園だった場合は方針に従い本編および後続編記事は削除されます)
この公園の位置を示す地図である。
地図でも公園ないしは緑地を示す色で塗られている。ただし公園の名前は表記されていない。
最近、市役所への往来は雨でない限り自転車を使っている。帰りにアルク琴芝店で買い物するのが一つのルーチンワークとなっていて、琴芝通りまで遠回りせずにお店へ行ける道を探していた。慶進高校の裏側から抜けられないかと自転車でうろついている過程で偶然見つけた。
慶進高校の武道館前を過ぎた先に左への地区道分岐がある。
この道は地元管理の道で車では何処にも抜けられない。市道樋ノ口琴芝線を頻繁に通っていながらこの先はつい最近まで自転車でも入ったことがなかった。
普通車が何とか通れる程度の幅の道である。
位置的にはちょうど慶進高校武道館の裏側になる。
地区道より一段低い場所に緑地帯というか草むらに覆われた空き地がある。
地区道より一段低い小さな沢のような草地にかなり明白な公園の痕跡が見つかった。
草地は地区道より2mくらい低い位置にあり、草が深いので降りるのは自重した。
地区道よりズームで窺っている。これは水飲み場だろうか。
武道館と水飲み場との位置関係。
敷地の奥にブランコの支柱と滑り台が見える。
清々しいほど草地が美しい。草丈はそんなに高くはなく、歩くことはできると思う。しかし地区道から降りる場所が見あたらなかった。
ズームで撮影。ブランコは支柱だけ残っていて座板や鎖はなくなっているようだ。
この地区道は一番奥でこの公園部分を取り巻く形で左へ曲がり、そこで民家に繋がっていた。沢の先端部分にあたり、地区道との高低差も一番少なくなっていた。
滑り台は通常の華奢な造りではない。踏み台から滑る部分まですべてコンクリート造りだ。
滑る場所が2本あるが背面に梯子がない。草が生えている部分が階段になっているのだろうか。
滑り台の背面に回ってみた。
やはり背面に梯子はなく、下部はトンネルのように潜り込める造りになっている。
草に埋もれているのかも知れないが、地区道からこの公園に降りる階段が見つからなかった。このため何処が正規の入口か分からないし、そもそも公園であるかどうかも疑わしかった。
慶進高校の武道館は割と最近になって造られた建物である。
もしかすると武道館が造られる以前は正面からこの公園に行く道があったのだろうか。
公園には大抵入口部分があり、公園の名前を明記した柱が建っているものである。そのようなものも見受けられなかった。単純に遊ぶ子どもが居なくなって寂れたのだろうか。
私有地でないことを前提に、秋期以降で草の伸びる勢いが弱まった頃合いを見計らって再調査を予定している。ブランコは状況が分かるとして、水飲み場と滑り台は近くから観察すれば、いつ造られたかなどもう少し詳細が分かるだろう。
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その後、真夏ながら公園の草が綺麗に刈り取られた折りに再調査を行った。後続記事として案内する。
(「赤崎児童公園(仮称)【2】」へ続く)