風景印220景

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記事作成日:2022/9/14
最終編集日:2022/9/19
注意この総括記事はまだ関係者によって充分査読されておらず、今後の編集追記で一部の内容が修正されることがあり得ます。査読終了後に本タグを除去します。

ここでは、山口ケーブルビジョン「にんげんのGO!」における放映企画の風景印220景について記述する。
写真は風景印220景の企画の初期に収集するルールを提示したテレビ画面の接写。


息の長い連続企画であり、最初の放映がいつかはまだ調べられていない。当然宇部マニアックスは影も形もないが、後続のスポット企画である風景印その先へに影響を与えた。
《 概要 》
県内の郵便局のいくつかには、風景印が配備されている。そのすべての局を巡って実際に風景印を押印し、その図柄に描かれている名所や史跡などを辿る。したがって単純なコンプリート企画にとどまらず、風景印を備えた郵便局周辺の郷土探訪の要素を含んでいる。実際、風景印の押印は短時間でも、その題材となる場所への訪問がしばしば難航している。

この企画のレギュラー出演者はハッセーどさけんの2人である。ただし風景印題材の場所がすぐ到達できる分かりやすい場所ではない場合、現地在住者が登場して案内してもらうこともある。

一回のロケで風景印の配備された郵便局を概ね3箇所訪れる。行き先の選定は、風景印のある県内のすべての郵便局名を書いた紙の中から無作為に引く。最初の局を訪問後、現地案内人などに無作為に引いてもらって次の行き先を決める。この選定法はくじ引きと同様完全にランダムであり、何処の局へ行くことになるかは誰にも分からない。ロケハン無しでいきなり現地訪問し収録するスタイルとなっている。

県内無作為の3箇所訪問というスタイルのため、しばしば予定外の困難な局面に遭遇する。郵便局の普通郵便の窓口は一般に午後5時までである。3箇所が極めて離れていたり、風景印題材となった場所への到達に時間がかかったせいで、選定された風景印配備の局に到着することはできても時間外で風景印の押印ができなかった場合もある。

くじ引きの結果で選ばれた3局が異様に近接してしまった回が知られる。ある放映回では最初に大島のある局を訪れた。2局目は光市内の局で比較的近かったのだが、そこでくじを引いたとき3局目が再び大島にある別の風景印配備局となり、またしても大島大橋を渡ることとなった事例があった。

過去の放映回を収録したDVDがいくつか作成されている。
写真は視聴者プレゼントの風景印220景のDVD。


風景印220景は、2018年4月にすべての風景印をコンプリートすることで最終回を迎えた。なお、番組として放映している間に新規開局したり特定局の統廃合が進むことで最終的に226局の風景印を集めている。
《 評価 》
県内の風景印を巡るという斬新なアイデアと、それに絡めて県内にいくつもある小さな観光名所の良さを取り上げていく点で人気が高い。2015年の第5回中国地区番組アワードの生活情報・教養部門で優秀賞(2位)を獲得している。

郵便局で押される消印の存在は認知されていても、当該局のある周辺の名所などを題材化した風景印はすべての郵便局に配備されているわけではないこともあり、一般の認識度は高くない。この企画によって風景印の存在を知り、手軽に収集できることから興味を持ち始めて新規に収集開始した視聴者は多い。
山口ケーブルビジョン公式サイトにある滝カードの履歴。
外部記事: 風景印220景|にんげんのGO!
出典および編集追記:

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