写真は1号配水池の横から撮影。
2号配水池は市水道局の第6期拡張工事において造られ、当時は6号配水池と呼ばれていた。諸元は以下の通り。[1]
種別 | 諸元 | 有効容量 |
---|---|---|
2号 | 直径50.69m、有効深4.9〜9.65m | 8,000m3 |
中山浄水場にもっとも近い位置にあって、市街地から来たときは旧1号配水池などより奥にある。
3号配水池エリアの斜面に登って撮影。
大きすぎて全体像が入らない。全体が水色にペイントされ、ドームの上部には「水」の文字がデザインされている。
管理用の入口は通路に面して存在する。この通路は認定市道(藤曲門前線)である。
当然立入禁止なのでフェンス門扉の外から撮影している。
コンクリート通路の先にはドームへ登る階段がある。随所に錆び付いたバルブのようなものが見える。
フェンスのすぐ内側にも同様のものがあった。
開度計は全開状態を示していた。
見たところかなり古そうだ。
上部にお椀型がついたタイプのもある。空気抜きバルブだろうか。
殆ど操作しないものらしく草地に隠れかけていた。
資料[1]によれば現在は2号配水池ということになっている。銘板が見える場所がないか、配水池を囲むフェンスに沿って移動してみた。
点検で訪れることがあるらしく草が刈られていた。
角を曲がったところ。
配水池から相当離してフェンスが設置されていて銘板を確認できそうな場所はなかった。
配水池とは無関係だがこの角のところから沢を下っていく踏み跡の痕跡がみられる。
随分と昔の投棄ゴミが散乱していて、かつてすぐ近くまで人が立ちよっていたらしいことを窺わせた。
恐らく金山集落方面へ降りる昔の近道だろう。国土地理院の地図にも細い道として記載されている。[2]名ばかりの認定市道金山線の途中に出てくるようだ。
外側が3号配水池と同様に塗装されているので同時期のように思えるが、実際は2号配水池の方がずっと古い。展望塔はないし内部も見学の対象となるようなものもない。1号配水池と共に総括のみでこれ以上追記される可能性はないだろう。なお、前面の市道は既に公開済みでこの近辺のことも言及しているので参照されたい。
派生記事: 市道藤曲門前線【4】