「テールランプの別れ」の制作背景

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記事作成日:2020/1/29
最終編集日:2020/1/30
ここでは、当初自分の中で生涯唯一となる叙情詩と位置づけていた「テールランプの別れ」の制作に至った背景を作品概要と共に記録する。
このような作品解説を行うのは本来無粋なことなのだが、制作に向かうこととなった意図が自身でも不明瞭だったこと、制作に関する覚え書きが下書きテキストの形で最近見つかったことを記録の理由とする。

この総括記事は用語集の該当項目より呼び出されている。叙情詩本文は末尾の関連リンクより参照されたい。
《 概要 》
「テールランプの別れ」とは、当サイトの管理人が生まれて初めて制作した叙情詩である。それは若かりし頃に交際していた恋人との出来事をベースにしており、作品の末尾には当初から「この叙情詩における人物名、場所などの設定はすべて架空のものです」と付記している。[a1]

表題から推察されるように、これは若き頃の離れがたき恋人同士の物語である。自分の中では著した当初は「生涯において作成した唯一の叙情詩」と考えていた。同種の出来事が起きることは考え難く、将来にわたってこれ以上の内容のものを書ける自信がなかったからである。

この叙情詩の制作時期や背景となった実体験がいつのことであるかは精確に調べられていない。当時は日記を付けていたので段ボールに詰まった資料を精査すれば判明する可能性はあるも。しかし美しくも哀しい結末となるストーリーの詳細を再度目にするのは精神的に辛いものがあり、それ故に日記を開いてまで調べないまま現在に至っている。
《 公開場所の推移 》
この叙情詩は、当時運営していた「すたのホームページ!」へ日記とは別に作成された。ただし日記はリンク付きで公開されていたのに対し、叙情詩は日記フォーマットとは異なるエフェクト(スクリプトにより駆動)を施した上でホームページのルートディレクトリに検索除外設定を施した上でアップロードしている。当時は現在のような公開範囲設定がなかったため、見せても良いと判断した相手へ個別に記事リンクを送ることで限定公開していた。

野山から市街部(西梶返のアパート)へ引っ越すにあたってインターネット環境がダイヤルアップ回線から光回線へ変わるため、プロバイダを変更することとなった。この過程で1999年より続いていたホームページを閉鎖することで一旦ネット上から消滅した。当時はホームページよりもYahoo!ブログの利用頻度が高く、引っ越し後もホームページは再開されなかった。
【 ブログへの移植 】
ホームページは閉鎖しても原典がPC側に残る。そこからテキストと使用されていた画像一枚を添付して2006年9月20日(13:14:53)にYahoo!ブログへ記録している。ただしホームページ側へアップロードしたときもリンクを切っていたので、先述の年月日は記録時期を表しているに過ぎない。ホームページ公開時と同様、一時的に一般公開やファンのみ公開に設定して見せたい相手に通知し閲覧に供していたと思われる。

2019年12月にYahoo!ブログが閉鎖され、これに先だってすべてのデータをAmebaブログへ移植する手続きを行っている。この作業でYahoo!ブログのファンのみ公開と非公開(自分のみ閲覧可能)設定の記事はすべて下書き状態となる仕様であった。移行作業前に一部の不要な記事を削除したり公開設定を変更している。この作業はAmebaブログ移行完了直後にも手動で行った。

この記事を制作している現時点で、Amebaブログへ移植された下書き記事を古いものから査読する過程で叙情詩の制作当時の記録をメモ書きで非公開記事として遺していたことが明らかになった。(詳細は後述する)
【 当サイトへの移植 】
2011年に当サイトを立ち上げた後、2014年5月24日に「すたのホームページ!」で公開していたオリジナルのファイルをコピーしている。このとき自動スクロールするオリジナル版では特定の行で停止させての閲覧ができないことから、スクロールなしの版(自動スクロールに関するスクリプトのみを除去)も合わせて作成している。Amebaブログへ移植された下書き記事はそのまま保存されている。当サイトへ移植されたオリジナル版とスクロールなし版は、この記事を作成すると同時にリンク公開した。ただし閲覧数が増えると塩梅が悪いため検索除外設定はそのままだし更新履歴でも案内していない。
叙情詩の全文。最初にホームページへ公開していたときのファイルをそのまま移植しアップロードしている。
叙情詩: テールランプの別れ(オリジナル版)
上記より自動スクロールを取り除いた改訂版。
叙情詩: テールランプの別れ(自動スクロールなし版)
この自動スクロールの有無はPC上における動作であり、スマホ等閲覧デバイスによっては同じ表示状態となる。
叙情詩が作成された当時はネットに接続可能な携行デバイスが存在しなかったことに注意
出典および編集追記:

a1. ただし末尾の架空設定に反して、叙情詩の描写すべてが実際の出来事であることが早くから明らかにされていた。
《 近年の変化 》
Yahoo!ブログに移植した翌日の2006年9月21日に、自分向けの覚え書きとして当時の背景を「叙情詩の経緯について」という非公開記事に記録していたことが最近判明した。プライベートな内容を多く含んでいるため記事が公開されたことはない。

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