ハイブリッド方式

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記事作成日:2018/11/4
最終編集日:2018/11/8
当サイトにおいてハイブリッド方式とは、特定の場所での踏査や一定範囲の物件探しを行うにあたって車に自転車を積み込んで目的地の近くまで行き、一定の拠点で自転車を降ろして行動開始するスタイルを指す。ハイブリッドで運用などとも表現している。
写真は2018年11月に万倉地区を調査したとき楠こもれびの里の駐車場へ自転車を降ろした直後の映像。


出発点であるアジトから目的地まで自転車で往復するのではなく、車に自転車を積んで目的地近くまで運ぶことでアジトから現地まで自転車を漕ぐ時間と労力を節約する運用法である。ハイブリッド方式という呼称は、内燃機関と電気を組み合わせたハイブリッドカーからの連想であり、車の高速性と自転車の機動性を活かした手法と言える。

似た方法はここで採り上げるまでもなく先人たちによって早くから行われていた。特に自転車を分解して袋に入れた状態で電車などの公共機関に乗り、現地で再度組み立てる輪行(りんこう)といった手法が知られる。しかし当サイトでは折りたたみ式ではない通常の自転車をマイカーに乗せて運ぶスタイルのみが援用されている。以下の説明でも主にその手法について解説する。
《 歴史 》
現在のような活動を始めてから現在に至るまで、自転車は3度、車は一度買い換えている。また、居住地もこの間に2度引っ越した。一連の条件や環境の変化によってハイブリッド方式の実施時期や運用方法は変わってきている。
【 初代自転車での試み 】
初代自転車を購入した当初は、明確に行きたい場所があった。当時はダムと用水路に興味があり、厚東川ダム厚東川水路橋がターゲットだった。特に厚東川水路橋は近くに車を停められる場所が皆無で、自転車か徒歩以外に接近する手段がなかった。そのため自転車を購入してかなり早い時期に現地を訪れている。

後にかねてからの興味の対象であった常盤用水路も全線を辿りたい気持ちが起きた。このときには厚東駅方面から持世寺に向かい、厚東川沿いに下ることで常盤用水路にアクセスしている。帰りは国道490号を走れば往路よりも距離が短縮されるが、交通量が多い上に坂がきつく大変な労力が要った。初代自転車は安くて堅牢な代わりに車体が重かったのも要因だった。このため野山時代は市街部に向けて自転車を漕いだのは数えるほどしかない。結局、厚東川ダムや宇部丸山ダムのような射程距離内にある題材を一通り訪問した後は、自転車単独で容易に行ける場所がなくなってしまった。

自宅から遠い場所にある一点なら車でサッと乗り付けられる。しかし一定範囲に訪問してみたい場所が多かったり車では入れない狭い山道があるなら自転車が優位である。このため車に自転車を積んで遠方まで出向き、そこで自転車を降ろして広域を丹念に調べてみたいという願望が起きるのは早かった。

実際、初代の自転車を購入した2ヶ月後には早くも当時の自分の車に自転車を乗せることを試みている。当時、私は中古の普通車を保有していた。普通車なら後部座席へ余裕で押し込めると思っていたのだが、タイヤの先が僅かにはみ出てしまいドアが閉められずどう頑張っても搭載不可能だった。[1]


助手席の背もたれを倒して後部座席と助手席に跨がって斜めに載せるなどすれば搭載可能だったかも知れない。しかしそれほど苦労して載せるなら、現地へ行ったとき取り卸すのも同程度に困難が予想される。その作業を往復で2度行わなければならず残念ながらこの方法では運用できないと諦めざるを得なかった。この中古の普通車はたまたま知り合いを介して安く入手できただけであり、車に特にこだわりはなかった。このため次に買い換えるときには自転車が積み込めることは最優先に考えるようになり、軽トラにしようかとも思っていたほどだった。
【 車の買い換えによる変化 】
初代自転車を購入した翌年の3月、生活拠点を野山から市街地の西梶返アパートに移した。この引っ越しの背景については以下の総括記事を参照。
総括記事: 個人的関わり・第6次引っ越し
引っ越して暫くは野山時代の普通車に乗っていたが、周辺の市道やアパートの駐車スペースが狭いので生活に大変不便だった。このため車検を通さず廃車にして中古の軽四を購入した。このときの中古車選定においてはメーカーやブランドに全くこだわらず、スポーツタイプの自転車を搭載可能な軽四を条件に探してもらった。この結果、中古のワゴンRが選定条件に適合した。

ワゴンRは後部座席を倒すとフラットになり大きな荷物が積める。実際に初代自転車の積み込みを試したところ、ややコツが要るがフラットにした後部座席空間に搭載した上でハッチを正常に閉められることが分かった。
撮影は2010年10月17日でとても粗雑な積み方をしている


このときの前輪の収まり位置は運転席の後ろの空間になる。
物理的に搭載はできたもののハンドルやサドルなどが動いて収まりはあまり良くない。
現在はこれよりもずっと出し入れが容易で安定した積み方をしている


それでも自転車を分解することなくそのまま車に積み込めたことは大きな成果で、その後当時は災害で運行が停止していたJR美祢線の奥畑地区や国道316号沿いの採石所跡の訪問を行っている。厚狭川沿いの松ヶ瀬橋付近に車を停めて自転車を降ろし、恐らくこれがハイブリッド方式運用の最初である。

更に県道37号宇部美祢線の堀越から美祢市街部へ至るまでの区間の走行に援用し、このときは美祢市役所を拠点とした。


車でも片道30分以上かかる場所であり、今まで運用されたうちで最も遠い拠点となるハイブリッド方式の事例である。その後現在のような市内限定での活動が主流となったために、遠隔地運用のこの記録は暫く破られないであろう。[2]
【 一時的な衰退 】
初代自転車に故障が目立ち始め、やがてギアに致命的な問題が発覚したことで2代目を購入し引退することとなった。2代目自転車も初代と同じくネットで購入したので、初代自転車なら何とか積み込めたワゴンRに2代目自転車も乗るかどうかは購入前に確認できなかった。タイヤは細めなもののタイヤ径は初代よりも大きく、載せられなくなるリスクはあった。しかし実際の購入にあたってはその辺りを深慮せず行っている。これには西梶返のアパート生活が始まってからはハイブリッド方式の運用がかなり少なくなっていたことが要因にあった。

西梶返は市街部のほぼ中心であり、厚南方面と西岐波方面がほぼ等距離になる。野山と比較して起伏も少なく、少々の遠距離でも自転車単独での往復が可能である。更には遠方に行かなくとも探索の対象が常盤用水路や工業用水などのトピカルなものから、市内に限定する代わりに多くの題材を扱うゼネラルなものに変遷してきたのが理由である。ハイブリッド方式でいきなり遠方の探索を始めるより前に、居住地の周りですら未だよく分かっていない訪問先や題材が山ほど存在していた。

それでもハイブリッド方式での援用がまったくなくなった訳でもなく、気分を変えて遠くの地を自転車で走ってみたいという気持ちはあった。幸い2代目の自転車は初代よりもタイヤ径が大きいながら問題なく車内に収まった。車体が軽い分だけ積み込みと取り下ろし作業は初代よりも楽になった。


後に2代目の自転車も安価であったが故にタイヤのが粗悪で、前後の車輪を総替えした直後にギアが破損した。ギアも交換して暫く乗っていたが今度はギアカバーが破損したため3代目の買い換えを決心した。この頃から市内限定での題材採取活動に関して知名度が上がり始め、今後も頻繁に乗ることは間違いないので価格よりも機動性や安全性を優先した。

この記事を作成する現時点で現役である3代目の自転車は、ネットではなく地元の自転車専門店で店員の意見も参考にして選定した。自転車店まではワゴンRで乗り付け、実際に積み込めるかどうかを確認している。しかし西梶返に在住する間は東は西岐波、西は厚南辺りまでは午後からでも自転車単独で運用できる距離だったので、ハイブリッド方式での援用はそれほど多くなかった。
【 再度の見直し 】
2018年3月に西梶返のアパートを退去し引っ越した。この引っ越しの背景については以下の総括記事である程度記述はしているが、当面は公開される予定はない。
総括記事: 個人的関わり・第6次引っ越し
3代目の自転車は高価な分だけ車体が軽い割に堅牢である。個人で行うと面倒で怠りがちな定期メンテナンスを購入時にオプションで付加し、ブレーキパッドの交換やギア調整を技術者に任せているため非常に良い状態で運用できている。そしてハイブリッド方式での援用は、アパート退去後現在のアジトに暮らすようになってからは頻度が確実に上昇してきている。この頻度上昇にはいくつかの要因がある。

殆ど10年近くかけて市内の多くの場所を訪問してきた中、自転車のみの運用で到達できる近場の新規物件が少なくなったこと、現在のアジトが西梶返のアパート時代よりも高所にあるという位置的な理由による。周辺よりも高い場所に住んでいれば、出かけるときは下り坂で楽でも帰りはくたびれている状態で坂を登ることになる。このことは引っ越し以前からおよそ予測されていたが、題材探しを含めて自転車による外出自体が大幅に減少した。これには近年の市街部における急速な道路交通事情の悪化も理由である。

これに代わってアパート時代なら直接自転車のみで往復していたような場所でもハイブリッド方式で援用することが多くなった。具体的には厚南や東岐波方面で、現在では体力的に余裕があるとか目的地までの間に立ち寄りたい場所がいくつもある場合以外はハイブリッド方式で運用している。また、コラム執筆に当たって最新の現地の写真を採取したいなど中程度に離れた場所で立ち寄る場所が少ない場合は、単純に車で現地へ向かい撮影のみを済ませることが多くなった。この変化は、暇つぶしや体力作りのためにぶらぶらと自転車を乗る手法から、業務としてのより効率的な題材採取にシフトしてきたことが大きい。
《 ハイブリッド方式援用の意義 》
ガソリンを節約し純粋に体力をつけたいなら、車を介在させず往復すべてを自転車に依るのが一番である。他方、コストはかかっても時間を節約したいなら現地まで車を走らせるのが最適である。その中間スタイルとなるハイブリッド方式を援用するメリットは沢山ある。
(1) 現地まで自転車で往復する時間と労力を節約できる。
(2) 現地調査で車を停め置ける拠点を一つ確保すれば済む。
(3) 車に必要な資材を積み込んで運搬できる。
(4) 不測の事態への対処が容易。
当サイトでの運用の歴史でもまず「既存の自転車をそのまま自前の車に積めること」が前提にあり、これを元に活用されてきた。別途折りたたみ自転車の調達の必要があったり積み込み取り下ろしが容易でなければ、以下のメリットも大幅に割り引かれる。
【 時間と労力の節約 】
出発地点からやや離れた場所を調査する場合、自転車のみだと毎回ほぼ同じ経路を通ることになる。市街部のように目的地へ到達する経路が何通りもある場合はいくつかの経路を取ることでその途中にある題材も採取できる可能性があるが、それも幾度となく走っていると目的地到達までの途中に要する時間が無意味となる。これは野山時代だとどの方向へ行くにも毎回必ず同じ道を通る以外なく、それ故に早くからハイブリッド方式での援用を行いたいという需要の元ともなっていた。

この「毎回同じ経路」の部分に車を使うことで、そこを往復する時間を節約して他の用途に充てることができる。特に遠方へ向かう場合、自転車のみだと帰りに要する時間と余力を温存しておく必要があった。これをハイブリッド方式にすることで自転車を漕ぐのがくたびれるまでエリア内を走り回ることが可能で、撮影も日が暮れる直前まで行える。自転車を車に積んで帰宅するときは車のライトを点けて走るような時間帯になっても全く構わず、しかも自転車で暗い中を帰るよりも安全である。
【 駐車スペース問題の軽減 】
都心は別として、市内の殆どの場所は自転車を停める場所を探すのに苦労は要らない。車の場合、目的地で車を停めておける場所を探すのに苦労する。できれば無料で時間に関係なく駐車できる場所が望ましいし、いくら広い場所でも後から私有地と分かってトラブルになるような事態も避けたい。

このような場合、市役所や市民センターなど公共機関に頼るのが一番である。関連する施設へ訪問する以外の駐車を認めていない場合もあるが、多くの場合はよほど長時間の駐車でない限り容認されている。車だけだと目的地から少しでも離れていると歩かなければならず、複数箇所を訪問する場合はその都度車を停めておける場所探しに苦労する。ハイブリッド方式では現地で自転車を乗り回す以上、調査地から少々離れていても殆ど問題にならない。どこか一箇所だけ安泰な駐車場所を見つけておけば、そこを拠点に自転車で動き回ることができる。
【 資材の積み込み 】
自転車のみでの現地調査は身軽な半面、携行可能な物品が限定される問題がある。普通はカメラ周りの付属品と携帯電話、非常用の金銭などで足りるが、長時間にわたって走行する場合は季節によっては着替えや飲食物が欲しくなるかも知れない。ハイブリッド方式であれば車にそういった物品を積み込んでおき、汗まみれになるほど頑張って走っても拠点へ戻って着替えることが可能である。このことは、夏場だと暑くてアジトから自転車を長時間漕ぐ気力が起きなくとも、拠点まで車を走らせてそこから一定エリアを自転車で走り回り、拠点に戻ってエアコンで涼むことができるため、少々暑い時期でも題材探しに向かおうという気持ちの助けになる。
【 不測の事態への対処 】
これも自転車のみの場合に比べて特に優位性がある。特に人里離れた場所まで走った場合、もしパンクしたなら自力で修理しない限り自転車店がありそうな場所まで押し歩きしつつ探すことになる。ハイブリッド方式の場合でも拠点から離れた場所でパンクしたなら同じ事態になるが、高々拠点まで戻ればそこから先は自転車店まで搬入するだけで済む。
カメラ周りでは、出先でカメラを落とすなどして動かなくなったとかバッテリーが充電されておらず撮影できなくなったとき、拠点に戻って車で最寄りの店舗まで必要なものを調達しに行ける。

予期しない雨に見舞われまったく止む気配がない場合、自転車単独では濡れながら帰る以外ないが、ハイブリッド方式なら拠点まで戻れば安泰である。元々、ハイブリッド方式では拠点がアジトから充分に遠くても拠点から更に遠方まで離れて自転車を漕ぐことは殆どない(そのような場合は再び自転車を積み込んで拠点を変更する)ため、雨が降り始めても拠点まで戻れる時間は短いのが普通である。この特性より自転車単独なら天気予報の塩梅で中止するような場合でも、夕方から雨降りと分かっていながらハイブリッド方式で敢行することもある。
《 運用にあたっての知見 》
幾度となくハイブリッド方式を援用してきて得られた知見をここでまとめている。
【 積み込むときの自転車の前措置 】
専用の機器が搭載されている場合は除いて、一般に自動車は室内に自転車を押し込んで安定的に運べるような造りにはなっていない。タイヤ径がよほど小さいものでない限り後部座席をフラットにしても横に寝かせた状態では積み込めず、自転車自体を斜めに立て掛けさせた形で運ぶこととなる。この状態では車内で自転車が安定しないことが多い。運転中に自転車がガタガタと振動したりカーブを曲がった折りに室内で動くのは好ましくない。自転車が傷むほか、突き出ているハンドルの先やブレーキレバー部分が車内のドア内側などに当たり傷が付くことがある。初期には積み込めることが大前提にあって、無造作に処理していた。

積み込みの時点で出来るだけ安定化した形にし、ブレーキレバーのような尖った部分が車内に接触しそうな場所にはタオルを折った状態で充てておくと良い。


雨上がりのぬかるみ道を走った後はタイヤに泥が着く。靴に着いた泥がペダルにも付着する。拠点に戻るまでにできるだけ乾いたアスファルト路を走ることでタイヤを乾かしておかないと積み込みのとき車内が汚れる。タイヤ側面まで付着した泥は落ちにくいので、拠点に戻るまで意図的に舗装路の水溜まり部分を走行して落とす場合もある。
【 積み込むときの車の前措置 】
運転に支障がない範囲で運転席・助手席は前方へスライドさせ、背もたれも立てる形にすると後部座席空間が広がって積み込み作業が容易になる。当然ながら後部座席は常に倒してフラットにするだけでなく、不要なものを積んだままにしておかない。車内でタイヤが当たる部分は、気になるなら何か敷物を用意する。しかし折りたたみ機能のない通常の自転車を直接積み込み運ぶというダイナミックな手法上、車内の汚れや多少の傷は避けられない。この点が気になるならハイブリッド方式の援用は無理であろう。

初期には積み込みと取り下ろしにかなりもたついていた。車内から自転車が取り出されるなら今でも折りたたみ式であることが多く、公共施設の駐車場のような人目のある場所で折りたたみ式でない自転車を取り出すのにもたつくのは、周囲の目をいたずらに惹いてしまい気が引けるものがある。手慣れた現在では積み込み・取り下ろし双方とも1分以内に完遂できる。前述の初期の写真では前輪を運転席の後ろに押し込んでいるが、現在では逆向きで助手席の後ろに前輪を落とし込み後輪が後部座席右隅へ対角になるよう配置している。正立させた状態ではハンドルが車内の天井に閊えるので、自転車本体を斜めに傾けた上で行うと簡単である。
《 類似する援用法 》
ハイブリッド方式というのは当サイトによる勝手呼称であり、同じことは車と自転車を保有しているなら誰でもできる。殆どが実行したことがないものであるが参考までに載せてみる。
【 折りたたみ自転車を使う方法 】
実際に調査したわけではないがこの方法は意外に多く使われている。オフィスときわでも特定地域の物件調査[3]では折りたたみ自転車を搭載し援用している。車の出入りが困難な狭い道の多い地区を調べて回るときに効果的である。しかし当サイトでは折りたたみ自転車を導入したことは一度もない。

実のところ初代自転車を購入するにあたって折りたたみ自転車も候補として検討はしていた。最終的に通常タイプの自転車にしたのは、折りたたみ式というだけで高価になること、安価なものでは堅牢性に懸念があり公道を走るとき重大事故に繋がりかねないこと、車に積むよりも自転車のみ単独で用いる比率の方が高いと予想されたことによる。通常の自転車を分解組み立てするよりは容易とは言え、折りたたみ自転車も走行前の下準備の手間が要る。通常の自転車なら取り下ろしてガタ付きのチェックのみですぐ走り始められる。展開や折り畳み作業が繁雑だと車から取り出すのが大儀になって載せたままになってしまうことも多い。

しかし車の拠点さえ確保できれば、折りたたみ式である分だけ準備が簡単で機動性が高い。やや広い市街地で走行範囲も殆どが舗装路なら最適な方法と言える。レンタサイクルは未だそれほど普及していないし、拠点まで自転車を戻しに行く手間と費用がかかる、日頃乗り慣れていない自転車に乗らざるを得ない難点がある。
【 他の交通機関を併用する方法 】
マイカーに積み込む代わりにバスや電車といった公共機関を利用する方法がある。手持ちの自転車を分解してパーツ一式を袋に入れて電車に乗り込み、目的地近くの駅で降りて再度組み立てて援用することは輪行と呼ばれる。パーツを収納する輪行袋もあるようだが、当初から一度も検討したことはない。よほど熟練しなければ現地で手早く組み立てられるとは思えないし、組み立て時の締め付け不良などに起因する走行中の事故は自己責任となるからである。

近年サイクル&ライドという語が普及し始め、時間帯や便によってはそのままの状態で自転車と共に乗り込める場合がある。往復の運賃が要ること、乗降拠点が駅に限定されることから出発点より相当に遠距離でなければメリットはない。現状では自転車を押し歩きしたまま陸橋を渡るとか路線によって扱いに差がでる可能性がある(例えば宇部線では載せられるけど山陽本線への乗り換えが出来ないなどといった場合)ことから、一般的手法となるには程遠い。
出典および編集追記:

1.「じでんしゃをのせたい|Yahoo!ブログ(2008/11/10)

2. 佐波川ダム管理事務所の駐車場を拠点にして素掘り隧道やその先を自転車走行する計画が立てられたことはある。

3. ここでの「物件」とは宇部マニ的定義に沿った物件ではなく、不動産に固有な元来の意味での物件である。

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