常盤公園・西入口

公園インデックスに戻る

現地撮影日:2013/6/11
記事公開日:2013/7/2
記事編集日:2014/6/10
ここでは、常盤公園の西入口および近接する複数の施設についてまとめている。ときわレストハウスおよび焼肉店などがある入口については中央入口を参照されたい。
《 ときわミュージアム入口 》
出入口としての明確な名称はないが、ときわミュージアムに向かう通用門と出入口が存在する。


管理用資材の搬入通路であり普段は門が閉じている。駐車場はなく進行許可証のない一般車両の進入はできない。


しかしすぐ左横に人が通れる程度の入口が開いており、常時入場することができる。
押し歩きを前提に自転車の持ち込みも可


この通用門のすぐ前がときわミュージアムバス停となっている。
バス停名の拡大画像はこちら…このローマ字表記がちょっと痛い…


このバス停は東部循環線ルート「めぐりーな」と共に誕生した。
これはバス停が存在しなかったときの映像である。[2009/11/15]


この経路が造られたのはときわミュージアムと恐らく同時期で、かつては入口は存在しなかった。
以前は市道から常盤神社に向かって真っ直ぐ伸びる道があったのだが、市道寄りにミュージアムが設営されたので直線の道は分断された形になっている。
参道の一部が消失することに関して議論があったかも知れない

徒歩の場合、ときわミュージアム本館に向かうならこの入口を利用するのが一番歩く距離が短くて済む。また、進入路の途中にはロックガーデンに向かう分岐路が存在する。現在のときわミュージアム本館は旧サボテンセンターの位置になるので、西側の出入口としてはここが最大だったと思われる。
入園料徴収時代は当然西入口にも優待券チェックなどを行う事務所があった筈だが、正確にどの位置だったか、どのような建屋だったかまったく記憶がない。園内から外部へ退出のみが出来る回転する扉が設置されていたようである。[2]
《 西入口 》
ときわミュージアムより更に200m程度市道を進んだところに西駐車場と西入口がある。


西駐車場の収容可能台数は192台で、常設の駐車場としては東駐車場に次いで大きい。[1]有料化時代以前はときわミュージアム本館の前身であるサボテンセンターが近いこともあって、利用価値の高い駐車場だった。現在でもときわミュージアムや菖蒲苑に近いこともあって、平日昼間でも車の出入りはかなり多い。特に花見シーズンやビエンナーレなどの主要イベントがあるときは満車となることもしばしばある。
丘陵部のもっとも高い場所に造られているので、駐車場全体が市道側へかなり傾斜している。常盤公園の入場が有料、駐車場は無料だった時代は砕石を敷き均してロープで区割りしただけの簡素なものだった。駐車料金徴収化に際してゲートが設置され、全体をアスファルト舗装された。
歩道のインターロッキングは更にその後だったと思う

出入口は長方形状の敷地の両端にあり、そのうちの一つがここである。
現在はこのような形で塞がれている。


現在は進入・退出路が一ヶ所となり、歩行者と自転車向けの通路が仕切られている。
この進入路自体が緩い登り坂になっている。


通路から市道側に向いて撮影。


原付や自転車などの二輪は進入路の一番奥に置き場のラインが引かれている。


ここから園路は下り坂となり、菖蒲苑やあじさい苑に向かう。

西入口にあるサインは、正面入口と合わせて最近塗装替えされた。
当初のものと作業中に撮影した画像があるので、一連の経過を観察することができる。

塗り直し開始前のサインの状態。
カッタ君のデザインだった。[2009/11/15]
全部塗り替えられると思っていなかったので近くでは撮っていない


看板塗り直し作業中の状況。
ペンキ飛散防止のネットがかけられている。[2013/6/3]


これが塗装替え完了直後の状態である。
デザイン性には欠けるが、遠くからも視認しやすいサイン塔となった。[3]
国道190号に面したサイン塔も同時に塗装替えされた


サイン塔のすぐ近くにかなり早期に設置されたと思われるL字型オーバーハングがある。


漢字表記で「常盤公園西入口」とあり、その下に修正された形で「しょうぶ苑入口」となっている。


しょうぶ苑入口の下地に何が描かれていたかは推測も困難だが、もしかすると漢字表記の「菖蒲苑」だったかも知れない。
まさか「サボテンセンター」ということはないだろうか

バス停の案内は元より、公的にアナウンスする分は「常盤公園」から「ときわ公園」の表記に変更される傾向がある。このオーバーハングもいずれ撤去されるか、あるいは全体を塗り直して「ときわ公園西入口」のように書き換えられるのはほぼ確実だろう。
【 記事公開後の変化 】
西駐車場の車の出入りは従来、西側に造られた一箇所からのみだったが、2016年頃に東側から出口専用にゲートが追加設置された。


上記の写真のように、この場所は駐車場再整備当初から袖壁が開けられ車止めで塞がれる形になっていたことから、将来的な設置を予定していたものと思われる。
入口側は隣接して植え込みがあるため、野中五差路方面から来る車や自歩道を歩く人の動向が見えづらく危険な場所になっていた。改良後入口と出口が分離されたため、駐車場から退出するときの見通しが良くなった。
《 旧通用門 》
現地撮影日:2012/12/3
記事編集日:2014/8/17
西駐車場の入口より50m程度西側の市道沿いに昔使われていた通用門の痕跡が遺っている。
市道側から撮影してもフェンスで分かりづらいので内側から撮っている


この場所の拡大地図である。


園内のこの通路は一応アスファルト舗装されている。しかし市道には接続されていないので、この道を歩くには現在では園内から接近する以外ない。
具体的には菖蒲苑の入口を過ぎたところから市道方向へ進む道である。


真っ直ぐ市道の方へ登っている。
舗装されているので意外に道は荒れていない。


フェンスを背にして撮影している。
この古い外灯は園路として供用されていた頃のものだろう。


写真だけでは分かりづらいだろう。西入口から入ったところに掲示されているこの地図で説明すると分かりやすい。


しょうぶ苑から市道側へ寄った位置にあじさい苑がある。上の案内図では特に案内されていないが、あじさい苑に向かう黄土色の道が記載されている。この道は確かに市道の直前まで繋がっているのだが、最初に掲げた写真のように歩道とはフェンスで仕切られ相互の行き来が出来なくなっている。

ここを訪れる人があるにしてもアジサイが咲き乱れる時期に限られる。しかも色とりどりの品種が咲き乱れるしょうぶ苑とは違い、アジサイを眺めに訪れる人は少ない。それ以外の時期は誰も訪れないし車も通らないので、園路のこの部分は殆ど管理されず廃道のようになっている。この通路は市公園緑地課など常盤公園へ出入りする作業車が資材搬入・搬出用に使っていた。出入口は鉄門扉になっていて一般の出入りはできなかったと思う。

現在では園内で必要な資材を搬入する目的でときわミュージアム本館裏手に通用門が設置されている。付近には公園緑地課の軽トラがよく停まっていて、肥料などの資材搬入に使われている。この進入路部分をフェンスで完全に仕切って歩道の切り下げも施工されていないことから、今後通路として使うあてはまったくないと思われる。
出典および編集追記:

1. 「Wikipedia - ときわ公園|駐車場|収容台数」による。

2.「FBページ|2014/8/13投稿分」の読者コメントによる。(要ログイン)

3. 2013年後半にときわ公園のイメージロゴが公募され、採用が決定された新ロゴで2014年度のはじめに一連の看板が再び塗装替えされている。

ホームに戻る