市道新天町線【2】

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(「市道新天町線【1】」の続き)

ジャン〜♪
エントリー4番、地域SNSうべっちゃ

どうですか…なかなか凝ってるでしょう?拡大対象画像です。
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一番左に吊られているピンク色の星(ヒトデじゃないよw)は、うべっちゃのマスコット”つつじひめ”を模しています。くす玉の背景になっている黄緑色の花はすべて私が制作しました。

表からは見えませんが、くす玉は直径90cmの竹かごが芯に入っています。植え付けられているのは卒業式のときなどによく使われる色紙の花です。これにモールをくっつけて竹かごに留めています。
竹かごを花で埋め尽くすには、およそ250〜300個の花が必要です。デザインを決め、植え付け位置をテープで割り出し、色分けしてそれぞれの色の花がどれだけ要るか計算し、各自に割り当てて花を折ったってわけね。
最後に色ビニールの吹き流しを取り付けて完成です。完成品をまちづくりプラザに持ち込み、担当者に取り付けて頂きました。

さて、先へ向かいましょう。

見た感じすぐには分かりませんが、ここで琴芝通りを横切ります。いずれレポートでお伝えすることになると思いますが、正式名は市道琴芝通り南京納川津線です。


琴芝通りとの交点付近はひときわ目立つインターロッキングが埋め込まれていました。
レンガ調の色彩と形状で、中央には方角を指し示すサインが埋め込まれています。
こんなのがあったって…もしかして気づかなかったとか?

エントリー7番、デイサービスセンター”かもめ”
エントリー8番、日中一時支援施設”わかばの森”
カモメが飛んでいるオブジェとその下の文字が凝っています。


くす玉紹介ばかりでアーケード街に目が行っていませんでしたが…sweat
アーケード街の至る所には休憩用のテーブルや椅子が置かれており、自由に使うことができます。
この撮影の翌日から毎日昼にお世話になろうとは…


この椅子が置かれている休止中店舗の手前左側に古くからの通りがあります。
派生記事作成のためこの写真だけ新規に撮り直しています


この細い路地はえびす横町などと呼ばれており、新天町アーケード街から国道190号までの細い路地に商店がぎっしり並んでいます。
詳細は以下の派生記事を参照。
派生記事: えびす通り

エントリー9番、社会福祉法人光栄会 日の山園 日之山大學
個人的にはこの作品がお気に入りでした。色彩鮮やかで見栄えがするし、垂れ足の部分も沢山使っている大作です。


次の交差点へ。
市道東本町寿町線が横切っています。交差点の向こう側左に中津瀬神社の鳥居が見えています。


エントリー10番、新神原保育園
保育園らしいデザインで子どもが喜びそうです。
毎年、参加なさっている常連さんだったような気が…


中津瀬神社の鳥居は国道側ではなく海の方を向いています。
この日は七夕祭りイベントに合わせて境内で何か催し物があったようで大勢集まっていました。


予定よりくす玉制作グループの応募が少なかったのか、この区間は飾りがなくちょっと寂しい感じ。


市道柳町線を横断します。
次のブロックまでがアーケード街で、最後の作品が見えています。


近くで撮影。
最後の作品はエントリー番号も名前もないのでどちら様の作品か分かりません(>_<);


アーケード街はここまでで、抜けたところで市道東本町寿町2号線を横切ります。
振り返って撮影。


この時になって初めて気がついたんだけど、最後の作品のくす玉って表と裏で表情が違ってたんだよね。芸が細かい…



アーケード街を出ても市道そのものはもう少し先まで続きます。やがて4車線で中央分離帯も目立つ太い道に出会います。市道参宮通り線です。


ここで新天町線は終わっているように見えますが、参宮通り線を横切るときちょっと線形がねじれているだけでまだ先に続いています。
アーケードでないこの区間は制限無く車も通行できます。


前方に赤のランプがピコピコしている交差点に出会います。市道と交差する場所では概ね優先権を主張する新天町線ですが、珍しくここは新天町線の方が下位です。
横切るのは市道明治町東新川線、角に錦町郵便局があります。


道の両側に商店が並びます。道幅は狭いのですが交通量はそれほどではありません。
飾りがなく寂しい感じはしますが、七夕の時期には両側に短冊を纏った笹が並びます。


こうして次に信号がある交差点で唐突ながら新天町線は終点を迎えます。
ここで到達するのは市道恩田通り線、ここから直進した先は市道岬通り線になります。


終点より振り返って撮影。見かけは全く一本の道路で、路線が異なることは言われなければまず気づかないでしょう。


この市道の経路を図示してみました。


日本全国何処の地方アーケード街に共通して観られた現象ですが、新天町も例外ではなく昭和後期をピークに個人店舗の閉鎖や撤退が相次ぎ、シャッター通り化していました。アーケードがあるので雨風を凌ぐために通るという利用価値だけでした。

しかし地道な地域活動もここ最近少しずつ実り、人の流れは確実に戻ってきています。新天町アーケード街にあっては、現時点では営業されず閉まったままの店舗の方が少なくなっています。ぶらぶらと歩いて楽しめるアーケード街も視野に入ってきた感じです。

実際、この写真を撮り終えた翌日から昼間の仕事に行き始めて、アーケード街にあるテーブルがしばしば私の昼食場所になりました。
また今年も同じような時期が来るかどうかは…^^;
【路線データ】

名称市道新天町線
路線番号465
起点市道真締川西通り線・新錦橋前
終点市道恩田通り線・錦町バス停付近
延長約1300m
通行制限アーケード街は11〜8時は歩行者専用道。
備考

延長など各データの正確性は保証できません。参考資料とお考えください

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