市道開墓地公園2号線

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現地撮影日:2014/9/27
      2015/1/8
記事公開日:2014/12/29
市道開墓地公園2号線は、開バス停付近から北へ向かう殆ど一本の道と認識されている道の一部である。
写真は起点からの撮影。


この場所をポイントした位置図を示す。


開方面をよく車で通る人なら、上の地図を示すまでもなく最初の写真で「あの通りにくい場所か」と察知なさったことだろう。近隣在住者には申し訳ないが実際ここは本当に嫌な場所だ。言うまでもなく車や自転車で通行するとき危険が伴うという意味で。
近接するメインの市道の記事で書いているから早々にネタバレ的に書くと、道路構造がおかしなことになっているのである。

これは市道常盤公園開片倉線側でも公開した路線地図だ。


常盤公園付近より野中や猿田を経てここに到達するメインの道は昔からの細い道を通っている。しかし早くから家が建って後年この道を拡幅できなかったからか、40m程度西側にずらした場所へ車が安全に通れる幅の本路線が造られた。

したがって工学部の方から来た車は左折で市道丸山黒岩小串線に合流した後すかさずここで右折して本路線へ入ってくる流れになる。
逆方向の流れも同程度に多い。


いずれの場合も対向車が切れるまで後続車を待たせることになる右折の要素がある。丸山黒岩小串線は殆ど車の切れ目がない程度に交通量が多く、しかも狭いので容易にドン詰まりが発生する。

歩行者にとっても脅威で、横断歩道は本路線の起点を横切る場所と直角方向の2箇所のみである。工学部へ向かう側の分岐路には横断歩道はない。


その他の写真および詳細な情報はこちらを参照。
派生記事: 開交差点(仮称)
ついでながら、ここで東西に伸びる市道丸山黒岩小串線への道草もできるようにリンクを案内しておく。この場所は本路線の最低標高地点だが、市道丸山黒岩小串線側では恐らく最高地点である。
派生記事: 市道丸山黒岩小串線|交点
本路線と市道丸山黒岩小串線との接続部。
先のような事情で片倉方面から来た車はほぼ100%ここで左折する。地元在住者で直進する車はあるかも知れないが右折はほぼ有り得ない。


何故ならここで右折するなら本路線の終点より更に北側にある市道沼風呂ヶ迫線の終点から右折している筈だからだ。わざわざこの見通しの悪い場所で右折する理由がない。精々、本路線の起点と風呂ヶ迫交差点の間の市道丸山黒岩小串線沿いにある民家や店舗を訪れる人限定だろう。
その場合でもここで右折せず風呂ヶ迫交差点を経由するのではなかろうか

更にここで左折した車の8割以上はすぐ次の開交差点で右折する。この近辺では東西と南北にそのまま移動する交通量が一番多いと思われる。


結局、東西を往来する車は道路線形こそ直線なのに南北へ出入りする車に足止めを喰らわされ、南北方向の車は毎回気兼ねしつつ東西の路線を横切るパターンになっている。あまりに危険なので私自身なるべくこの道を通らずに済むよう経路を選定はしているものの年に一度くらいはこのルートを通る。通勤や営業で日常的に通っている人もあるだろう。

さて、起点まで自転車を移動して撮影。[2015/1/8]
以下の3枚は後日追加撮影した写真


歩道どころか路側も殆どない。スタート直後いきなり古いガス庫らしき建屋で思い切り幅員が狭まっている。[2015/1/8]


先のような事情で交通量は結構多い。自転車で通っていけない訳ではもちろんないがお勧めはできかねる。[2015/1/8]


起点をスタート後一定勾配で登りとなっている。
センターラインがあるので車が通る分に支障はないが歩行者や自転車には厳しい。


短い路線であり沿線において特筆すべき物件はない。
風呂ヶ迫市営住宅の6号棟がある。
風呂ヶ迫地区を担当していたとき仕事で数回訪れたことがある程度


路線はほぼ完全な直線で、平坦になったあたりの右側から細い道が合流する。


終点から撮影。
写真では左に見えている細い古道が本線となる市道常盤公園開片倉線で、本路線は切れ目のないセンターラインの途中が終点となっている。



市道常盤公園開片倉線の古道接続点付近。
進入に関する標識類はない。いわゆる「見りゃ分かるだろ」規制の部類だ。殆どのドライバーはこっちへハンドルを切ろうという気持ちすら起きないだろう。


本路線の全行程である。
ルートラボで掲示するまでもない程単純だ。


ルートラボの縦断図では平坦に表示されているが、写真で見てきたように起点を出てすぐ若干の登り坂になっている。名称こそ開墓地公園2号線だが、終点は実際の開墓園よりかなり手前となっている。
また、本路線が2号線となっている位だから1号線に相当する市道開墓地公園線というのも存在する。本路線の起点より市道丸山黒岩小串線に沿って東側にもう一本開墓地公園に向かう細い道がそうである。
まったく通ったこともなく個人的関わりもない…レポートの予定はない
【路線データ】

名称市道開墓地公園2号線
路線番号504
起点市道丸山黒岩小串線・分岐点
終点市道常盤公園開片倉線・旧道合流点
延長約150m
通行制限特になし。
備考

延長など各データの正確性は保証できません。参考資料とお考えください
継続してここから先の市道常盤公園開片倉線に戻って先をトレースしたい読者は以下のリンクより移動できる。

(「市道常盤公園開片倉線【4】|合流点」へ続く)
出典および編集追記:

* 起点付近の写真が少なかったので3枚補充した。

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