市道藤曲厚東川線

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記事作成日:2016/9/13
市道藤曲厚東川線は、県下一交通量の多い国道190号藤山交差点より北上し、藤山小学校・藤山中学校の前を経て平原交差点を通過し再び国道190号の厚東川大橋手前に至るまでの認定市道名である。
写真は印象的な藤山小学校前の左急カーブ。[2009/12/1]


ルートラボを掲載する。


起点から終点まですべてセンターラインを有する対面交通で、歩道は左右どちらか片側のみの区間が多い。また見通しの悪い枝道が目立ち車の運転に気を遣う路線である。

本路線自体の交通量もかなり多く、特に夕刻時の藤山交差点方面に向かう区間は車が連なり、末尾車両はしばしば市道上条金山線との斜め交差点部分にまで及ぶ。


起点より宇部フロンティア大付近までは概ねフラットで、そこから藤山小の前を通過する辺りで若干の登り坂になる。この辺りは最初期の開作地である江ノ内開作の北の端にあたり、丘陵部にある小学校に合わせてスロープを造っている。[1]藤山中前を過ぎる辺りでは再び同程度の下りとなり平原交差点に差し掛かる。
平原踏切を渡り、市道昭和開作岩鼻線を横切った先で国道190号へのランプと分岐する。そのまま厚東川護岸のレベルまで登り坂となり終点に達する。なお、国道190号の下をくぐって左側から国道へ合流するまでのランプ部分も本路線の管理区間となっている。
したがってランプ前で枝分かれして終点を2つ持つことになる
《 歴史 》
国道190号の旧道区間である。厚東川大橋を経て流川に至るまでの区間は産業道路と呼ばれていた。
現在は国道190号の上下線とも単一の橋を通っているが、平成初期までは上下線で橋が分かれていた。現在の高架区間を指して厚東川バイパスと呼ぶ場合もある。[2]ただし現在では一般市民には現行の国道とみなされていてその呼称は殆ど聞かない。
以下では藤山交差点〜厚東川の区間に対して厚東川バイパスの語を用いている

厚東川バイパス区間が上下線双方の通行が可能になった後、本路線は妻崎開作側から厚東川大橋を渡って平原交差点方面へ降りる一方通行状態だった。
平成10年代に本路線および市道厚東川東通り線起点付近が改修され、平原交差点方面から橋の方へ向かって国道の市街方面へ合流できるようになった。下関方面は立体交差をくぐって以前から合流できていた。


この改良工事の後、厚東川の旧橋撤去工事が行われた。現在は両岸に僅かばかり橋の痕跡を残すのみとなっている。

本路線の厚東川バイパスに向かうランプを過ぎて終点までの区間は当時のコンクリート舗装路のままになっている。


この区間は本路線において相対的にもっとも交通量が少ないので、今後も当分の間は現状のままだろう。
出典および編集追記:

1. このスロープ部が地山でないことは道路両側の香川学園高校の敷地やグラウンドが道路面より低いフラットであることから推察される。特に校舎側には道路側面にコンクリートを交えた石積みがみられる。

2.「Wikipedia - 厚東川バイパス
《 近年の変化 》
・市道平原浜田線の起点となる三差路部分に設置されている藤山歩道橋は、ネーミングライツの活用により2015年に「三和電機(株)元気藤山歩道橋」に改名され全体が塗装し直された。
絵文字部分はスマイリーマーク
《 Googleストリートビュー 》
全線採取されている。起点の藤山交差点からの撮影。


《 個人的関わり 》
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現在では業務で東平原にある市営住宅に訪れたときは本路線を藤山交差点へ向かって走る。自転車の場合道幅が狭いので急ぎのとき以外は別の道を通っている。
出典および編集追記:

1. 起点から向かって右側にしか歩道がなく、登校時は自転車の右側通行になってしまうためと思われる。当時は自転車は車道ではなく歩道の中を走るよう指導されていた。

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