市道鵜の島南浜町線

市道インデックスに戻る

記事作成日:2018/4/25
最終編集日:2019/2/3
市道鵜の島南浜町(うのしま・みなみはまちょう)線は、小松原通踏切よりJR宇部線の北側に沿って西進し国道190号南浜町に至る認定市道である。
写真は鵜の島付近。


全経路のルートラボを載せる。
右下の再生ボタンを押すことで起点から終点へ経路を辿ることができる


全区間センターラインのない1.5車線幅相当の道路で、JR宇部線とガードレール一枚隔てた状態の同じ経路をとる。後半部では宇部電車区に向かっていた引き込み線跡に沿っている。
《 経路の概要 》
市道小松原通り線の小松原通踏切より分岐する。起点の接続部は小松原通りに対して直角ではなくやや捻れている。この理由は後述するような用水路由来の線形による。詳しくは以下の派生記事を参照。
派生記事: 局長カーブ
宇部線の車両入替用軌道がなくなる辺りで市道浜通り線を横切る。本路線の経路としては浜通りを横断しているし双方向から直接車で横断して構わないのだが、浜通りの交通量が極めて多いため横断する車は殆どない。

浜通り横断後、鵜の島公園入口の前を通る。宇部線は登り勾配となっているため本路線との高低差が徐々についてくる。公園の西の端で高低差は2m以上に及び、ここに原田踏切があるものの徒歩や自転車での往来に限られ、南側からの市道弥生町線は本路線とは繋がっていない。

引き込み線のあった部分は本路線より1m程度高く、コンクリート擁壁で仕切られている。国道が近づくにつれて本路線は若干の上りとなり引き込み線との高低差が縮まっていく。終点の国道190号取り付け部において両者の高低差はゼロとなる。終点接続部では視認性改善のため本来斜めに接続されていたものを若干捻って垂直にしている。このため国道の歩道は本路線を長い横断歩道で横切っている。国道は4車線で交通量が非常に多いため、本路線の終点より鍋倉方面はもちろん左折方向へ退出する車両も殆どない。
《 歴史 》
この周辺一帯は昭和中期まで田で占められていた。本路線は田にあてる灌漑用水および余剰水を供給・排出する水路由来であったことが明らかになっている。田は鵜の島開作由来で、南側は東西に伸びる低い砂州によって阻まれていた。そして水路そのものは最初期に西の居能方面へ流れていた間占川由来と考えられている。途中にあるJR宇部線の踏切名で示されるように、昔の字名は原田であった。

本路線の起点付近では「局長カーブ」と勝手呼称される奇妙な折れ線区間がある。これは最初期の河川流下方向を決定付ける要素であり、昭和中期までこれと並行する弧状ラインがより南側の砂州寄りに確認される。本路線はその弧にしたがわず直線的になっているのは、後に鉄道が敷かれることで分断されたため、水路を鉄道沿いに設定したからであろう。道の大元となった水路は現在の浜通り横断箇所手前で北へ進路を振っている。[1]

浜通り横断箇所より西は、単純に鉄道線形に合わせてその下へ道路を拵えたようである。居住空間を優先したため新規に区画割りと道路造りを行った結果である。
《 Googleストリートビュー 》

本路線の沿線にある物件の相載せ記事。先述の局長カーブの他に未知の石灯籠など。
派生記事: 市道鵜の島南浜町線・横話
出典および編集追記:

1.「宇部東部(MCG624)1962/06/01(昭和37年)国土地理院撮影の航空映像
《 個人的関わり 》
沿線の物件撮影以外では、国道近くにあるアルク南浜店へ買い物に行くとき往路でたまに通る程度であった。しかし西梶返より引っ越した後の2018年からは車で買い物した後、本路線の終点側から入って市道浜通り線へ出て左折することが多くなった。この経路は直接産業道路や浜バイパスへ出るのにかなりの遠回りとなるが、それ以外の経路では信号がなく主要な道路へ出るのが困難だったり信号が長い交差点だったりする。

ホームに戻る