市道馬渡橋西割線

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記事作成日:2014/10/8
最終編集日:2018/3/27
市道馬渡橋西割線は妻崎開作の南方にある馬渡川を渡る馬渡橋に起点を持ち、国道190号西割交差点に向けてほぼ北進する市道である。
写真は宇部湾岸道路北側の妻崎新開作付近。


現在の経路を地理院地図に重ね描きした画像を示す。は起点、矢印は終点を表している。
経路のGeoJSONデータは こちら


起点となる西沖の山は、妻崎開作以降の埋め立てにより陸地化された領域で、梅田川の流れを取り込んだ馬渡川により妻崎開作側とは分断されている。地図の上では他の道路と繋がっているものの、興産道路の枝線として管理されており一般の通行ができないため、起点への到達は本路線自身を通る以外ない。

昭和中期架橋の馬渡橋を渡った後、宇部湾岸道路の下をくぐって妻崎新開作を北上する。JR小野田線を新開作第2踏切で横断した後、進路を若干修正して真北に変える。この変異は開作地の年代によるものであり、これより北側が妻崎開作となる。そのままほぼ直線的に北上し国道190号西割交差点にて終点となる。

起点から馬渡橋を渡り湾岸道路へ出るまでの間には、一部コンクリート舗装路が遺っている。これは埋め立て時代に重交通を通すための仕様であり、歩道が付属していない。


湾岸道路交差部より北側はセンターラインを伴った対面交通となり、歩道は歩行者向けの狭い幅のものが付属している。信号機は湾岸道路交差部と終点のみである。

開作地という地勢上、縦断勾配はまったくなくフラットである。馬渡橋および西沖の山側が若干高いため、起点スタート直後はコンクリート舗装路区間で若干の下りとなっている。現時点で本路線にバス路線は設定されていないが、2016年10月からの短い期間だけ市営バスが走っていた。
詳細は後述する
起点より終点までの沿線を自転車で撮影したレポート。市道レポートの最初期の作品であり、地域SNSへ公開していたものを移植している。
時系列記事: 市道馬渡橋西割線【1】(2009/9/19)
《 Googleストリートビュー 》

《 近年の変化 》
・馬渡橋を渡ったすぐ先に市道馬渡橋小島東割線の起点がある。この場所の十字路を知らせる道路標識が往来から90度近く捻れた状態のまま放置されている。[2014/9/9]


この標識は2012年夏には正常な向きだったものの2014年頃から捻れてしまい現在もそのままである。標示板に車が接触した痕跡はみられないので意図的に変形されたのかも知れない。

・かつて宇部市営バスの厚南循環線が設定され、本路線中にも新西北などのバス停が設置されていたが、2017年10月の改訂で路線自体が廃止されている。[2014/10/8]


厚南循環線の路線開設は2016年10月だったので、たった1年しか運行されなかったことになる。なお、2017年のバス路線改訂では桃山中学校の路線も廃止され民間委託のタクシーに転換している。
出典および編集追記:

1.「宇部湾岸線(街路事業)」に”渋滞の著しい宇部西割交差点付近(市道馬渡橋西割線側)”として写真付き説明が出ている。(PDFファイル)
《 個人的関わり 》
注意以下には長文に及ぶ個人的関わりが記述されています。レイアウト保持のため既定で非表示にしています。お読みいただくには「閲覧する」ボタンを押してください。

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