28分の1テレビ

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記事作成日:2023/5/6
最終編集日:2023/12/30
ここでは、山口ケーブルビジョン「にんげんのGO!」における特別企画28分の1テレビについて記述する。
写真は各放送回の冒頭に流れていたオープニングの画面接写画像。


にんげんのGO!の10周年企画として、2023年5月の連休中(5/1〜5/7)の放映を企図して制作された。過去に放送された名作の再放送と、本企画に合わせてスタジオ収録された内容で構成されている。この企画を知ったのは恐らく4月上旬で、同じ月に隧道どうでしょうのロケも行われており、個人的にも一ヶ月のロケおよび収録回数としては過去最多だった。

この総括記事を編集追記している時点で本企画の放送は終了している。以下、出演メンバーの一人として理解できている範囲の公開可能な内容を記述する。明確に公開されなかった情報もあり、一部は推測が含まれる。
《 概要 》
28分の1テレビという企画名は、労力を減らす代わりにすべての放送日および時間帯に異なる内容を流す特別構成に由来する。にんげんのGO!では、通常で毎日4回異なる時間帯に同じものが一週間続けて放映される。週明けの月曜日に更新されるので、都合28回同じものが流れる。本企画では10周年を記念して5月の連休にあたる一週間だけ、28回の放映枠に異なる内容を盛り込むことが企画された。毎日4つの異なる企画を準備して放映するとなれば、大変な労力を要する。

そこで各回は再放送やスタジオ収録された内容に殆ど手を加えず流す(撮って出し)ことで簡素化された。単一企画の制作より28分の1のクオリティーになるかも知れないが、更新頻度優先で制作したというのが命名の由来である。
【 放送内容と収録 】
にんげんのGO!の放映開始時間は11時25分、14時40分、19時40分、22時40分の一日4回(以下、説明の便宜上これらを1〜4枠と記述している)である。このうち14時台(2枠)と19時台(3枠)から始まる14回は、過去の名作に枠撮りを挟む形で早期に制作されていた。

11時台(1枠)と22時台(4枠)に相当する14回は、視聴者からのお便りを紹介するディスクジョッキー風に構成され、番組の出演者をゲストとして招いて各人が持ち合わせるベスト10を発表したり、事前に収録されていた映像などが使われた。

出演者トークなどの最終的な収録は4月30日にまとめて本社スタジオで実施され、殆ど手を加えないまま翌日1日から放送された。
撮って出しを可能にするために、実際の放送時間(19分)から28分の1テレビの番組タイトルが流れる部分(30秒)、挿入されるCMの時間(2分)、スポンサー名掲示(15秒)、最後のタイトル掲示(5秒)を差し引いた16分10秒で制作されている。

映像を流す部分、スタジオへのカメラの切り替え(出演者を撮る可動式と全体像を撮る固定式)、CMへの切り替わりは不自然にならないようにコンマ秒単位の厳密な管理が求められ撮り直しが困難なため、28分の1の労力どころか出演者もスタジオ関係者も通常のスタジオ収録よりもはるかに難易度が高かった。

この日の収録は午前8時から昼食を挟んで午後8時過ぎまで行われ、にんげんのGO!開始以来最長のスタジオ収録となった。
4月30日の長い一日だけで別途時系列記事を作成するかも知れない
【 出演者 】
最初期の放送分で関係者と接触が困難なものを除いて、にんげんのGO!のほぼ全ての出演者が登場する。面白いところでは風景印220景である郵便局を訪れたときハッセー(敬称略、以下同様)と間違われた一般人の偽ハッセーも登場している。

過去の名作については、再放送分を挟んでどさけんとハッセーが開始直前の「それではVTRどうぞっ!」と、終了後のキーワードと次回放送予告などを行っている。

各出演者は収録されるときだけスタジオに居れば良いので、午後から合流したり自分の収録が終了すれば退出は可能だった。しかし実際には殆どのメンバーが自分の枠の収録が終わっても他のメンバーの収録を見学したり情報交換したりで終了時刻まで滞在していた。
【 視聴者プレゼント 】
スタジオ収録時に紹介されたお手紙を送った視聴者には、事前に用意されたプレゼントが贈られた。また、各回の最後に発表される一文字のキーワードを記録し、28回すべてを視聴して得られたフレーズを書いて応募すると抽選で2名にGoProが、10名に出演者の寄せ書きが当たるプレゼント企画が実施された。この応募締め切りは5月10日だった。

番組の反響が大きかったことは、すべての回を視聴しなければ分からないフレーズを書いて応募した視聴者数が相当数に上ったことで如実に示された。当初それだけ視る人は居ないから豪華賞品の当選確率が高いと案内されていたが、思いの外低確率になってしまったようである。
《 放送終了後の状況 》
宇部マニアックスに関しては、1日のファーストインパクト物件ベスト10と、5日の宇部マニ杯ショートフィルムコンテストが新規の内容である。このうち1日の物件ベスト10はスタジオで概ね予定されていたトークを行えていたが、5日のショートフィルムコンテストは(当然別の日に収録は行われていたが)この企画形式で紹介されると知らされていなかった。収録直後に告知されていた週間スケジュールとは異なっており、直前に変更されたようである。

詳しくは視てからのお楽しみという意図もあり、公式ブログではショートフィルムコンテストのみ写真で紹介されていない。[1] 放映は5日の4枠一度きりであり、自宅に居る間ずっとチャンネルを合わせている契約視聴者であっても3枠よりは視聴されている確率は低いかも知れない。しかし事前に企画を知っていたり前日の予告編で知った視聴者は(連休中で夜更かし可能なので)遅い時間帯でも影響は小さいし、録画しておいて後からまとめて視聴する人もあるだろう。
出典および編集追記:

1.「にんげんのGO!公式ホームページ|5月5日金曜日〜28分の1テレビ

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