撮影画像の分類と統計【2022年4月22日】

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記事作成日:2022/4/23
最終編集日:2022/5/6
撮影画像とは、自己所有のデジタルカメラで撮影された後デジタル処理により生成された原典画像ファイル(動画を含む)を指します。2010年以前に撮影された画像の一部を除いて、[1]ホームページ掲載用にリサイズされたり加工されたりした画像は含みません。

撮影画像は被写体によって物件画像、非物件画像、接写画像に3区分されます。このうち撮影枚数として公表しているもの(公称撮影枚数)は、物件画像と非物件画像から個人記録に係る画像を除外した総数です。日々の撮影による追加や重複画像の削除に伴う公称撮影枚数の変動は画像管理ファイル(pictman.ods)に記録されています。

終末処理を経て利用可能となる画像は公称撮影枚数と完全には一致しませんが、将来的に一致するように区分作業が進められています。

以下、2022年4月22日現在における公称撮影枚数の画像のカテゴリ別ファイル/フォルダ数の統計を示します。前回(2018年)に行った統計については こちら を参照して下さい。
《 物件の画像 》
記事作成日現在において、保存用ドライブ[2]の直下にある Graphics フォルダ に以下のカテゴリを作成し保存されています。カテゴリの順番は、カテゴリ名に使われた漢字のJIS配列順です。

カテゴリカラーファイル数サブフォルダ数サイズ(GB)比率
海岸11,44815513.23.12%
建物40,4671,06542.511.02%
公園26,29056331.47.16%
山野12,06124516.83.29%
史跡14,67436819,34.00%
水系43,80677754.911.93%
鉄道18,68545622.85.09%
電気12,86430813.13.50%
道路146,0133,15316839.77%
利水40,79466150.111.11%

各カテゴリの比率を表した円グラフ。
円グラフ作成メーカーにより作成


物件の画像は撮影による追加と重複画像の削除を経て、全体的に増加しています。

物件全体において道路カテゴリの占める比率が高く、全体の3分の1を超えています。これは沿線にある微細な物件や撮影枚数が少ない別カテゴリの画像が含まれているからです。

特定カテゴリに偏って極端に多い画像分布は、画像検索するときの障害になります。現在、道路カテゴリの各セクションにある画像を妥当なカテゴリへ移動する作業を進めています。次回のデータ採取時には道路カテゴリの比率が若干低下することが見込まれています。
《 非物件の画像 》
前述の物件に該当しない画像の中から、後述する資料採取用などで接写された画像を除いたものを非物件画像としています。一連の画像は、当サイト管理者の生活記録やホームページ向けの素材、画像管理基準の策定以前に撮影されたものなどがあるため別のロケーションに保存しています。

非物件の画像全体をホームページの分類に準拠して擬似的に文化カテゴリとしています。

カテゴリカラーファイル数サブフォルダ数サイズ(GB)比率
文化------------
【 継承可能な文化カテゴリ画像 】
記事作成日現在において、非物件の画像は保存用ドライブ[2]Homepage フォルダ配下にある Graphics サブフォルダ に保存されています。現在のところ以下の4つのセクションから構成されています。

セクションファイル数サブフォルダ数サイズ(GB)
2010年以前3,507222.51
イベント4,3121045.79
映像化記録13,62333012.4
会合4,751644.79

2010年以前セクションのうち2006年以前の撮影画像にはプライバシーに係るものが多く含まれ、2008年以降は(撮影態度の変化から)物件画像の比率が高くなっています。部分的に継承不可な画像も含まれており、このセクションは将来的に継承不可に移すかも知れません。イベントと会合のセクションにも個人の特定可能な画像が含まれており、継承可能ではあっても取り扱いに注意を要します。

映像化記録とは分かりづらいセクション名ですが、具体的にはホームページやブログで記事を作成するために撮影された画像群で、作業手順や天候、身の回りの物品や動植物など雑多です。人物撮影を除外したスナップ写真に相当する内容なので、継承は可能です。
【 継承不可の文化カテゴリ画像 】
非物件の画像として分類されているもののうち、以下のセクションおよび配下にあるすべての画像は、個人情報の兼ね合いから継承対象から外されます。

セクションファイル数サブフォルダ数サイズ(GB)
個人記録23,58633823.6

個人記録セクションの内容は、自分の居住地や個人宅、特定可能な人物、業務上得られた知見、個人的な事件やイベントに係る画像です。終末処理作業に伴う閲覧は容認されますが、プライバシー保護の観点からこのフォルダ内のすべての画像利用はもちろん閲覧によって得られた情報を外部に漏洩することも禁止します。
《 上記以外の自己撮影画像 》
保存用ドライブ[2]の直下にある Imported フォルダ には、他者が撮影した画像を受け取ったりネット上にある画像をダウンロードしたファイルが置かれています。これとは別に、管理画像枚数を減らす目的で、以下の画像を物件・非物件フォルダよりここへ移動しています。
(1) 書籍、絵図、物品や映像など他者の著作物を自己参照目的で接写した画像。
(2) 健康管理などの目的により自己接写(いわゆる自撮り)した画像。
データ採取が目的で、周辺のものを含めず対象物だけを接写した画像が多いことから接写画像とも呼んでいます。これらの画像は物件・非物件のいずれでもなく撮影枚数にカウントされません。ファイル名も撮影直後は物件・非物件画像と同じ処理を受けますが、移動後に閲覧を容易にするように適宜変名されます。
【 Graphicsサブフォルダ 】
撮影者が誰であるかにかかわらず印画紙を接写した画像、小字絵図などの郷土資料を接写した画像、山口ケーブルビジョン「にんげんのGO!」の番組をカメラ接写した画像も撮影総枚数に含めるのは不適切であることからこのサブフォルダ配下へ移動しています。

Imported フォルダにある画像の利用に関しては、自己撮影されていないその他の画像ファイルと同様の扱いとなります。
出典および編集追記:

1. 2005年頃までは外部記憶装置が高価で、撮影した画像を保存するのに原典では入りきらないためリサイズしていたこと、2005年以降に外付けHDDクラッシュ事故を起こして保存していた画像が失われ、リサイズしてホームページ上に保存していた画像を回収したことに依ります。

2. 統計作成時では起動ドライブ(C:\)に一致しますが、将来的にSSDを起動ドライブに持つPCモデルを導入した場合には、頻繁に追加削除を行う画像の保存先はSSDでは不適切なので、画像保存場所をメインの外付けHDDに読み替えるものとします。

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