市道横尾線・横話

インデックスに戻る

現地撮影日:2014/5/17
記事作成日:2014/7/8
ここでは、市道横尾線の派生記事をまとめて収録している。

《 ハイパーモールメルクス宇部 》
ハイパーモールメルクスとはミスターマックスが運営しているショッピングセンター[1]で、宇部市内では東岐波区の北端、山口市阿知須町との市境付近に存在する。
写真は市道横尾線起点付近に設置されているメルクスの看板。


宇部市の北端にありながら現在では市内の一大ショッピングモールを形成しており、買い物関連だけでなくアミューズメント系施設も入っている。当サイトは個別店舗の宣伝的記述にはまったく馴染まないので、ここではメルクスのある現地の変遷や個人的関わりに限定して述べる。

メルクスのある場所は横尾という地名で、かつてはなだらかな丘陵地帯であった。往来のある道路と言えば昭和後期までは大石から仙在方面へ抜けるメインの道だけで、国道190号は門前第2踏切を渡って日の山の裾野、道田池の近くを通っていた。
JR宇部線の踏切を渡らずに阿知須町の街並みから離れる東岐波バイパスが出来たのは平成期に入ってからである。しかしバイパス完成後すぐに現在のショッピングモールが造られたわけではない。

現在のメルクスがある丘陵部の一角には、かつてアーバーエーカーという外資系の養鶏業者が鶏舎を構えていた。[2]アーバーエーカーが撤退後、市内の大手開発会社による造成が始まった。現在ある敷地すべてが一度に施工されたのではなく、恐らく最初は市道横尾線の南側、現在のミスターマックス宇部店がある部分だった。一部の宇部市民には、当初「そんな宇部の端にショッピングモールを造って流行るのだろうか?」という懐疑的な見方があった。しかし時代はモータリゼーション真っ直中であり、まして市街部では慢性的かつ容易に解決し得ない駐車場不足という問題を抱えていただけに、多少遠くても広く安心して車を停められるメルクスはむしろ優位性があった。
敷地は更に拡張され、アミューズメント系店舗も入って国道からの出入りが多くなった。しかし集客規模を見越して、当初から東岐波バイパス側に専用の右折レーンが設置されていた。更に来訪者が増えてからは市道横尾線の起点に信号機が設置された。

アーバーエーカー時代に現地を訪れているので、メルクス以前の地勢は大まかだが覚えている。大変に長閑な場所で、夜はタヌキでもうろつくのではと思えるような寂しい田舎だった。造成工事には直接携わってはいないが、別件の仕事や建設省への書類提出関連[3]でこの方面を訪れることがたびたびあった。造成の過程で夜は人魂でも現れそうな寂しい横尾池が新しい護岸に固められた灌漑用水溜め池に変わったのも同じ時期である。

かつて暮らした恩田からも現在の居住地からも相当遠いため、個人的関わりはあまりない。カレーの専門的であるカレーハウスCoco壱番館が市内で最初に入った地であり、それ以前はもっとも近い店舗でも防府市街地まで行かなければならなかったので、東岐波パイバスを通ったとき何度か立ち寄っている。また、掲示板やチャットで知り合ったメンバーを交えて初めてオフ会を実施する定番地でもあった。

柄に似合わせず、私の車の後部座席には子ぐまのプーさんの大きめな縫いぐるみが置かれている。これはメルクスに入るアミューズメント系の店舗でくじに当たって贈呈されたものである。[4]
この写真は最初に作成したホームページに長いこと掲載されていた


時期的にはほぼ同じ頃と思われるが、中古パソコンの買い取り販売を手がけるショップが入っていて会社の同僚とノートパソコンを観に行ったことがある。ミスターマックスのある店舗のすぐ隣りか同じ店舗内だったと思う。

メルクスは市境に接して存在するので、宇部在住民にとっては市外東方へ向けて出かけたとき、帰路では宇部市に戻ってきて最初に休憩可能な場所となる。市境標識を見て宇部市へ戻ってきた一区切りにメルクスで買い物したり夕食を取ろうという考えはありがちなことだ。実際、毎年夏季に開催される「森と湖に親しむ旬間」のイベントで東方へ遠征したとき、夕食にカレーを食べに立ち寄ったことがあった。
ミスターマックスの店舗自体に入ったことは皆無ではないにしても記憶がない位に数少ない。

国道190号を含めてメルクスでも何枚か写真を撮っていそうなものだが一枚も見つからなかった。残念ながら本路線の走破レポート時には車の往来や買い物客が多く、とてもショッピングモール側にカメラを向けられる状況ではなかった。もし過去に撮影している画像があれば追加掲載しておこう。

《 まるっきり守られていない通行制限標識 》
本路線の終点は山口市道を含む十字路の一部となっている。終点より直進する道は農業関連の道で一般車両の通行は制限されているようだが、実態はまったくお構いなしで通行されている。
写真は本路線の終点から伸びるこの道の入口を撮影している。


この場所をポイントした地図。


入口の右側に何とも微妙な表現の立て札が設置されている。
設置者は小郡警察署と山口市なので、認定市道ではないが市の管理する道のようだ。


表現が「通行禁止」とはなっておらず通行を「ご遠慮ください」だ。法的拘束力がない公道上の取り決めは存在しないも同然なので、通行量は多い。直角に横切る市道新出横尾線からの通行量といい勝負くらいだった。

この道を通る理由は明らかで、国道190号と山口宇部道路の間を通っている昔からの道「農免道路」とメルクスを結ぶもっとも近い道だからだ。このうち農免道路は現在では市道山村上の原大田線となっていて農免道路時代から一般車両も問題なく通ることができていた。
守られない標識なら設置しても意味がないと思うのだが、現状では外部からの車をガンガン通すと農繁期には道路に面した田畑で作業する人の脅威だし、道路自体も早く傷んでしまうだろう。まぁ、余所の市が抱える道の問題なんだが…

この道の入口を挟んで反対側には宇部市が設置した交通事故注意の立て札がある。
かなり前に設置されたようで文字が色褪せていた。


市道新出横尾線側を撮影。
市の標識が入口左側に設置されているからと言ってこの道自体が市境となっているわけではない。地図ではこの付近の道路センターを通るようになっている。


市道新出横尾線の終点は、上の写真で見えている蛇行カーブの中ほどにあると考えられる。
市道インデックスのところで僅かばかり示唆しているように、横尾池があるこの近辺はかつて「テールランプの別れ」の舞台となったことで知られる。
知られると言っても自分一人がそう言っているだけなのだが…^^;

現地では一連の撮影後、農免を通って帰ることにした。この道は幅がそれほどない上に交通量が多いので、一本北側にある道を通ってみた。なるほど…その道は遠回りになるのみならず途中で沢を渡るため無駄な下り坂と上り坂があって余計な労力が要ったことも付け加えておこう。

《 横尾について 》
横尾(よこお)は、東岐波区の北端に存在する地名である。
東岐波区は住居表示改定が行われていないので、横尾は小字として存在していながら現在なお通用する地名と言える。横尾池をはじめ認定市道の路線名などに現れ、本路線の他に市道新出横尾線がある。

由来は恐らくそのまま「横に尾根が走る地」であろう。地名に現れる「尾」はその殆どが尾根、即ち山の始まる端っこの地である。横が何に対してのものかは不明だが、この近辺のランドマークとなるものと言えば日の山だろう。地勢は縦横の方向性があまり感じられない丘陵部であり、また現地の改変もあって地名との関連性を探りにくくなっている。厳密な調査は行っていないが今のところ市内の他地区で横尾という地名は見つけられていない。

出典および編集追記:

1.「Wikipedia - メルクス(曖昧さ回避)

2. 仕事で立ち寄り鶏卵を頂いたことがある。卵殻が大変に大きく、その殆どが現在では稀にしかみられない卵黄二つ入りの卵だった。

3. 東岐波バイパスに接する別店舗や私有地の歩道加工申請の書類作成。

4. 自分を含めて3名のオフ会を開催し、あるアミューズメント系施設でプリクラシールを作成した。このとき人気投票キャンペーンがあり、参加メンバー合名で応募した。後日、どういう経緯かは不明だが現地で自分たちのグループの当選を確認した。クレーンゲームの好きな縫いぐるみ一つを無償でもらえることになり、景品を取りに行ったのが自分だったので、当時受け持っていた家庭教師の生徒に自慢するためにプーさん縫いを選択した。この縫いぐるみはそのまま自分のものにしてしまったので他の2人からさんざっぱら批判された^^;(ごめんよN君にYさん…
撮影画像のタイムスタンプより当選を確認したのは2001/6/30であることが分かっている。

ホームに戻る