市道真締川東通り線

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記事作成日:2017/8/7
市道真締川東通り線は、二級河川真締川の河口東岸より遡行し新西ノ宮橋付近に至る認定市道である。[1]
写真は税務署付近の映像。
この場所の道路は税務署と共に数年後にはなくなる予定…詳細は将来起こり得る変化を参照


真締川東岸の河口部付近から宮地町までの川沿いの道が指定されており、工学部通りより北側には続きとみられる道があるが、市道西の宮鎌田線という別路線となっている。
《 成り立ち 》
江戸期に掘削された新川における土手道と思われる。路線名よりかつては真締川東通りと呼ばれていたようで、鉄道の踏切名にもその名がみられる。ただし現在ではこの呼び方は殆ど聞かれない。
市道は真締川護岸へ完全に貼り付いているのではなく、寿橋通りまでは間に細長い緑地を挟んでいる。これは最初期には私有地であったためで、岸辺から真締川へ張り出す形で造られていた民家がみられる。一連の領域は現在は市公園緑地課の管理する真締川公園となっている。通り名や沿線の土地利用については真締川西通りも同様である。

本路線の終点にあたる工学部通りとの接続部は、新西ノ宮橋架け替えによって変更されている。最初期は西ノ宮橋が若干下流側へ斜めに架かっており、そこへ接続する形になっていた。
《 経路の概要 》
《 Googleストリートビュー 》
全線採取されている。映像は起点の様子。


常盤通りの四輪横断は実際には不可能であるが、画面上では前後の映像を埋め込むことにより違和感なく往来できるように表示されている。
出典および編集追記:

1.「うべ情報マップ|地図表示
本路線中にみられる派生的案件。
派生記事: 市道真締川東通り線・横話
《 近年の変化 》
・2010年頃に本路線の常盤通りを横断する箇所に横断歩道と押しボタン式信号機が設置された。従来はガードレールで仕切られ横断不可能だった。ヒストリア宇部(山口銀行宇部支店跡)と市役所の往来を容易にするためのもので、従来は市役所前交差点まで遠回りする以外なく設置の要望があったものと思われる。ただし往来の影響を考慮して、横断リクエストには即座に応じることなく最寄りの交差点(市役所前交差点)の信号と連動している。

・2015年の秋口までに本路線の浜バイパス〜終点における真締川に接した歩道整備が完了している。

・2019年7月17日より本路線から税務署前で分岐する市道常盤通り小路3号線の起点が塞がれ通行できなくなった。宇部市役所新庁舎建設で敷地へ転用されるためである。
【 将来起こり得る変化 】
宇部市役所の庁舎が現在の場所からゲート付き駐車場へ若干寄せる形で建て替えられる計画があり、税務署を取り込んだ一つの領域になる。庁舎より本路線を挟んで真締川公園が隣接するが、新庁舎の位置では本路線の往来需要が低下するため、この区間を廃道化処理して真締川公園と一続きにする案が提出されている。

この計画の通りに進めば、本路線の常盤通り接続部から北側は税務署を少し過ぎた辺りまでが廃道化される。元々四輪では往来需要の少ない市道ではあるが、完全に公園化して自転車での往来も禁止されるとなれば明白に不便であり、この案が提出された段階で廃道化された折でも最低限自転車での往来を保証するように当サイトからも申し入れしている。
詳細は宇部市新庁舎建設ワークショップの記事を参照
《 個人的関わり 》
市街部であるため幼少期からの関わりは殆どない。車を運転するようになってからの関わりが最初であり、その場合も通行していた区間は緑橋の手前から本路線を起点方向に走り、常盤通りへ出る手前から左折して側道に入る経路である。

注意以下には長文に及ぶ個人的関わりが記述されています。レイアウト保持のため既定で非表示にしています。お読みいただくには「閲覧する」ボタンを押してください。

浜バイパス以北は自転車でも車でも殆ど通行しない。これは工学部通りとの接続部に信号がない割に交通の交錯が多く危険なためである。

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