市道真締川西通り線

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記事作成日:2017/1/26
情報この記事は真締川の新川相当区間の西岸を通る路線について記述しています。
山口大病院以北の真締川西通り2号線については こちら を参照してください。

市道真締川西通り線は、真締川大橋の西岸側より真締川に沿って遡行し、常盤通りおよび産業道路を横切って山口大学医学部図書館横付近へ至る認定市道である。
写真は新町付近。[2015/8/22]


ルートラボを掲載する。


全線にわたり真締川の西岸に沿って北上する。後年整備された終点付近を除いて1.6車線相当の幅で歩道は最初の一区画にのみ付属する。常盤通りを横切る地点は本路線の管理上は一続きとなっているが、実際には本路線は国道の中央分離帯により分断されており双方向とも往来ができない。[2009/1/25]


常盤通りを横断して真締川を遡行するも、緑橋の横を過ぎた先では本路線は若干の下りとなる。これは常盤通り自体が緑ヶ浜と呼ばれる東西に伸びる砂州の上に造られており、砂州より降りる形になるからである。以下の記事を参照。
派生記事: 内陸部に向かって下る箇所
寿橋の横を通過後、JR宇部線を真締川西踏切にて横切る。この踏切の両側は若干のスロープとなっている。これは先ほどとは別の理由で、後年宇部線の新川橋りょうを嵩上げして前後の線路も橋に合わせて擦り付けたためであろう。この踏切の一つ西側にある松浜踏切では本路線よりも道路が低いため、前後のスロープがよりきつくなっている。

県道の樋ノ口橋手前では若干曲がっている。この線形は江戸期における新川掘削の影響を受けていて東通りも同様になっている。県道取り付け部では真締川の河川改修で樋ノ口橋を嵩上げしたため、本路線も前後区間で軽いスロープとなっている。

県道を横断した先はセンターラインを有する対面交通仕様となる。この区間は2010年頃でもまだ護岸の工事が残っていて可動式のガードレールが置かれるなどした状態だった。
後述するようにヘリポート建設により山口大病院の敷地から先が廃道化処理[1]されたため一般車両の往来はなく、専ら医学部関連に用事のある車両の通路のようになっている。県道の交差点北側にもこの先行き止まりを示す案内板が出ている。[2017/1/11]


県道より北側のこの区間は上下線とも駐車禁止指定となっているが、一般の往来車両がない割に幅員にも余裕があるため平日昼間の違法駐車が非常に多い。特に医学部図書館利用者と思われる車両の違法駐車が常態化し、駐車禁止標識が明示されていながらまるで守られていない現状がある。山口大病院の私有地内の通路と誤解されているのかも知れないが、この区間も公道であり駐車禁止標識は当然ながら有効である。詳細は以下を参照。
今後は状況が変わるかも知れない…適正化されたならこの派生記事は除去する予定
派生記事: 違法駐車の常習地帯
本路線の終点は最も奥にあるゲートつき駐車場入口の手前までとなっている。そこから先は平成22年に建設された山口大学医学部のドクターヘリの発着地建設[2]でヘリポート周囲の安全を確保する必要性から廃道化され、現在は真締川公園の一部となっている。
《 歴史と変遷 》
他の河川でみられる土手道と同様の背景で生じた道とみられる。昭和20年代には既に現在とあまり変わらない線形ができている。[3]特に真締川河口部付近では両岸とも道路はやや川から離れて通っている。現在はこの緩衝領域は市公園緑地課の管理する真締川公園となっているが、かつては私有地だった。モータリゼーション隆盛期にむけて道幅を拡げ舗装したものと思われる。

現在の路線名に反映されるように、初期は真締川西通りと呼ばれていたのかも知れない。ただし今のところこの名称を記載した地図は未確認である。一般にも真締川西通りという呼称を耳にすることは殆どない。

これは昭和49年度撮影の地理院地図航空映像である。
場所は本路線の終点付近をポイントしている。


樋ノ口橋以北は平成十年代から継続的に施工された県による河川整備で護岸が両岸とも更新されている。
【 一部区間の廃道化 】
本路線は認定当初は起点より真締川の西岸を遡行し、国道490号南側交差点が終点となっていた。医学部敷地内にヘリポートを建設する必要上から本路線の医学部関連の敷地に接する区間を廃止する手続きがとられた。廃道化はドクターヘリの離発着において上空の安全を確保するためである。従来通行されていた通りの一つが廃道化される措置は市内でも極めて稀であった。この廃道化処理により本路線の終点が真締川公園手前に移動され、浜バイパスから北側の区間は市道真締川西通り2号線として分割変更された。

後述するように県の真締川護岸整備工事が以前から行われていたため、ヘリポート建設よりも前倒しして本路線の該当区間を廃道化している。ヘリポートの建設は廃道区間が真締川公園になった更に後の平成20年代だったため、交通量の多い本路線の一部廃道化の意図が理解できなかった市民は多い。護岸工事を終えた後でヘリポート建設のために本路線を撤去し公園化するとコストがかかるので、護岸整備の段階で本路線の当区間を廃止し工事車両のアクセスを容易にすると共にヘリポート建設に備えたものと思われる。実際、ヘリポート建設後に既にできていた真締川公園のウッドチップ舗装部にドクターヘリ離発着時の退避ラインを追加設置している。

現在は産業道路より先のヘリポート手前までは通行可能であり本路線の一部となっているが、この区間は護岸整備後に新規に造り直されたものであり、元からの道路敷は遺っていない。
【 区間廃道化の影響 】
真締川には宮地町付近まで東西の通りがあるが、国道490号南側交差点まで伸びているのは当初から西通りのみだった。東通りは宮地町より内陸部を通る狭い道のため、市役所方面から西通りを通る交通需要は当時から多く、樋ノ口橋を渡った先で右折する車が非常に多かった。ヘリポート建設後はこの区間が通れなくなったため、真締川西通りを通ろうとして樋ノ口橋の東岸で北へ向かい工学部通りに達して新西ノ宮橋を左折、橋をわたってすぐ右折し市道真締川西通り2号線へ向かうという交通交錯の多い通行が目立つ。以前から交通輻輳していた樋ノ口橋東側の状況を上流側の新西ノ宮橋へ移したに過ぎない状況となっている。
《 Googleストリートビュー 》
全線採取されている。画像は起点の映像。


常盤通り横断部は実際には連続走行できないのだが、充分に近接しているためクリックするのみで擬似的に走行可能である。
《 個人的関わり 》
前述のように市街部ではかつて重要な通りだったにもかかわらず当時の居住地から離れていたため通行した記憶があまりない。

注意以下には長文に及ぶ個人的関わりが記述されています。レイアウト保持のため既定で非表示にしています。お読みいただくには「閲覧する」ボタンを押してください。

四輪が通れないことはドライバーにとって不便である半面、歩行者や自転車にとってはむしろ安全な通路が確保されたとも言える。実際、県の護岸整備工事後も樋ノ口橋から東岸側の歩道整備が遅れて自歩道がない状態であったため、本路線と真締川公園の中を通ることが多かった。ただし廃道化された区間における真締川公園内は平成29年度より自転車の乗り入れが禁止される見込み。(後述する)
《 近年の変化 》
・平成29年度より本路線の終点から北側における真締川公園内の自転車走行が禁止される見通しとなっている。公園に入る前後地点に注意標識が設置され、自転車は押し歩きを求められる。荒れた園内のウッドチップ舗装は剥がされ通常のアスファルト舗装で補修される予定である。[4]土手道部分には前倒しで自転車の押し歩きを求める立て札が設置された。
以上の記述は真締川公園の記事を作成した折には移動する
出典および編集追記:

1. この表現は公的機関などでアナウンスされているものではなく全くの独自表現である。しかし道がなくなって通れなくなっている事実に変わりはなく、初めて知った頃から当時の地域SNSでも廃道化という表現を用いて記事を書いている。

2.「山口大学 Doctor Heli|ヘリポート概要

3.「宇部東部(M114)1947/03/12(昭和22年)米軍撮影の航空映像
画面左下の高解像度表示ボタンを押すと詳細画像が閲覧できる

4. 市公園緑地課による照会で確認済み。そもそも通路の入口部にステンレスパイプを設置しているのは自転車の往来を停める意図であったという。自転車通行禁止の看板設置は真締川公園の他の領域にも波及するかも知れない。「FB|見るも無惨な真締川公園(2017/1/24)」も参照。(要ログイン)

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