サンデーうべのコラム

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記事作成日:2019/5/16
最終編集日:2023/1/24
ここでは、株式会社宇部日報社(以下「宇部日報社」と略記)の発刊するサンデーうべ[1]に掲載される宇部マニアックスのコラム(以下「コラム」と略記)について記述する。
写真は最終編集日時点の最新版である Vol.79 が掲載された紙面。


コラムは毎月最終週の折り込み型サンデーうべのトップに掲載される。対象範囲を宇部市内に限定する代わりにさまざまな分野や校区から題材を選定し、写真と共に500〜600文字で解説している。2016年6月号より掲載が開始された。

なお、2020年にサンデーうべとサンデーワイドが統合され、現在ではサンデーうべ・ワイドという名称になっているが、以下はそのままサンデーうべのコラムと記述している。最新版およびバックナンバーの入手方法については「入手方法」の項目を参照されたい。
《 概要 》
当サイトに掲載されているような題材について内容を凝縮し、一般向けに書かれたものである。当サイトでは夥しい物件を掲載しているし、FBページでは更に拡張された題材まで写真つき投稿を行っている。それらはすべてネット接続を前提にしていることから、その手段を持たず紙媒体から情報を得ることが多い高齢者を主なターゲットにしている。

コラムの掲載サイズは縦17.3cm×横18.7cmで、折り込み型サンデーうべの表紙トップに配置されるのでインパクトは大きい。曜日の配置や年末要因から若干ずれることはあっても、毎月の最終週に掲載されていて休止したことは一度もない。コラム本文の執筆と写真を宇部マニアックスが提出し、この素材を元に宇部日報社の編集担当者がレイアウトしている。このことよりコラムは宇部マニアックスと宇部日報社編集担当者の合わせ技と表現されている。

それまでにも郷土題材のコラム掲載は宇部日報社の新聞などで行われてきたと思われるが、当初から複数枚の写真がカラーで掲載されるスタイルだった。最終編集日時点で6年以上掲載を続けているため次号を期待する読者は多い。一部の熱心な読者はコラムをスクラップ帳に整理したり、掲載された物件のある場所へ実地に訪れたりしている。

最終的に読者の元へ届く情報は紙媒体のコラムに記載されたものがすべてである。しかし実際には各コラム回において写真の選定をどう決めるかや本文の表現を変更したり、稀に殆ど一から書き直して差し替えているものもある。それら各回の制作に関する裏話は、将来的にバックナンバーを再構成し題材を追加した書籍版などで公開するかも知れない。
コラムの歴史
情報この項目は分量が多くなったので単一記事に分割されました。記事の移転先は項目タイトルに設定されたリンクを参照してください。

公開されたコラムのタイトル一覧
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《 コラムを読む手段 》
コラムは毎月最終週の新聞にサンデーうべ・ワイドの折り込みチラシとして配布される。注意したいのは、サンデーうべは単一の配布物ではなく一般向け(ポスティング折込)と朝刊購読者向け(朝刊折込み)に分かれている点である。ポスティング折込のサンデーうべは基本的に配布エリア内のすべての世帯に配布されるが、朝刊折込み型のは主要新聞の朝刊に折り込まれる形で配布される。現状で新聞を購読している世帯が少なくなったため、サンデーうべ自体は何度も見たことがあるのにコラムを目にしたことが一度もないという問い合わせが多い。

以下、コラムの掲載された現物の入手方法とコラムそのものを読む手段についてまとめている。
【 市立図書館で現物を入手する 】
2018年の中頃より、すべてのタイプのサンデーうべが他のパンフレット類と同様に宇部市立図書館の玄関を入ったロビーのラックに置かれるようになった。このことによりコラムがリリースされる日の翌日以降に図書館を訪れることで誰でも入手可能になった。


ただし他種のサンデーうべを配布する時期が来れば入れ替えられ、それまでに図書館の来訪者によって持ち帰られるためラックに存置されている期間は僅かである。
【 市立図書館で閲覧する 】
市立図書館の郷土資料室に、過去に配信されたコラムのバックナンバーを収録したファイルが置かれており、Vol.1からすべてのコラムを実際に配信された形で読める。入ってすぐ右側の書棚で、ピンクの背表紙に「宇部マニアックス的地元探訪記」のインデックスが貼られたファイルである。郷土資料室にある資料はすべて禁帯出であり借り出すことはできないが、コピーサービスを利用可能である。
【 宇部日報社で現物を入手する 】
サンデーうべに限らず宇部日報社では部数に余裕を見込んで印刷し、過去の配信分も一定数をストックしている。コラムのバックナンバーが欲しい場合は、ある程度の期間までは受け取ることができる。初期にはコラムの存在に気付いて保存されている可能な限りのバックナンバーを一部づつ入手した来訪者が相当あったということだった。

保管スペースの都合上、一定期間が経過したものは古いものから順次処分される。最新発刊分より2年以上前の現物は保管されていないと思われる。
【 ネット上で閲覧する 】
宇部日報社の運営するポータルサイト「ほいねっと」に宇部マニアックスのサブフォルダが作成されており、ここからコラムの全文と写真を閲覧できる。実際に配布された紙面とは異なる背景やテキスト構成だが、代わりに写真は原典相当のサイズで読める。
《 コラムがもたらした影響 》
郷土関連の情報を発信する当サイトの位置づけから見て、コラムは継続的に提出することで対価を頂く初めての仕事となった。それ以前ではうべ探検博覧会のプログラムでツアーを企画し実行した活動のみである。

書籍や新聞そのものへの掲載ではなく地方新聞に付随する配布物という位置づけではあるが、曲がりなりにも紙媒体に印刷され不特定多数の読者へ供されるコラムを継続提供するようになったのは大きな実績である。当サイトに掲載された夥しい記事も実績にはなろうが、それらは誤謬が見つかればいつでも書き換え可能である。また、掲載時期が定まらないため後から判明した事実を当初から知っていたかのような記述ができてしまう。この点で紙媒体に印刷され広域配布されるものは、配布前までに内容を理解し記述できた証しとなる。これは紙媒体で提供される情報がネット上の情報に対して持つ優位性の一つである。

毎月最終週の金曜日に配信されることから、テキストと写真を元に編集担当者が最終稿を仕上げるまでを逆算し、いつ頃までに執筆完了して提出すべきかの月単位スケジュールが日常生活に組み入れられた。日頃から生産力がないことを自覚している身であれば、どんなに不活発な月間でも最低一つは「形にしている」わけであり、その他の活動に関してもスケジュール化が進むようになった。

県内複数の自治体に跨がる配布物でもあり、コラムおよび当サイトを経由した知名度が上昇しているようである。私と会うのはまったく初めてという方でも宇部マニアックスというキーワードを耳にしたことがある人が相当ある。
《 その他 》
後で思い出した未整理の項目を載せている。

・毎月号が配信された後、宇部日報社から当該コラムが掲載されたサンデーうべの紙面が郵送される。初期には折り畳んで携行し、活動について興味を持たれた人に提示していた。近年はUSCの宇部マニさんぽを開催したとき興味を持って頂けた参加者に配ったり、最新号を車に積んで手渡せるようにしている。

・コラムが”宇部マニアックスと宇部日報社編集担当者との合わせ技”とは言っても、最終編集日時点で6年以上継続していながらまだ一度も実際に会って話をしたことがない。掲載案として送付されるゲラの端に印刷された編集担当者名が分かるだけである。自分としてはなかなかミステリアスであり、陰の存在のままにしておくのも趣があると思っている。
出典および編集追記:

1. 当初はサンデーうべ(折り込み型)に掲載されていたが、2020年の covid19 による問題からサンデーワイドと統合され、最終編集日現在においては「サンデーうべ・ワイド」となった。コラムの掲載日も月末最終週の水曜日から金曜日に変更された。

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