碍子と遮断器を結ぶウニュッとした曲線。山口変電所での撮影。(遠景・近接)
これに限らず変電所は身の回りに見られない奇妙なフォルムが沢山観察できる場所であり、異次元の視覚的刺激を提供してくれる題材である。当サイトで早くから変電所関連の記事が作成された所以である。
干潮時の厚東川にみられるぐにゃぐにゃ。(遠景)
満潮時には全部が隠れて両岸に接する一本の川になる。しかし…水面下でこのぐにゃぐにゃ曲がりは一定に保たれているようで、干潮になれば再び全く同じぐにゃぐにゃ経路が現れて少量の水が流れるようになる。ちなみに遠景で後ろに見える琴川橋は部分的に落とされ変形している。
雨上がりの鵜の島公園の芝生。(遠景・近接)
雨が続くと地面に浸透しきれなかった雨水が表面を移動する。この過程で枯れた芝を運ぶようである。何処かで枯れ芝が生きた芝に引っかかるとそこで滞留する。こうして不規則な位置で枯れ芝が堆積する。描かれたランダムな曲線は、秋芳洞の千枚皿を思わせる。
白いクラゲを思わせる何とも言えないウニュッとしたフォルム。
桃山配水池の3号配水塔に付属している排気フードである。雨水が入らないようにフードを取り付けているのだが、何故か他の何処でも見たことのない形をしている。クラゲのようなフォルムと書いたものの、実のところこれを見るたびにあるフォルムを想像してしまうのだ。そのフォルムとは…可愛いおんにゃの子の…(以下自粛略)
雪の日に駐車場で車を転回させたとき生じたフォルム。
別に撮影を意図して行ったのではない。ちょっと雪が降っているけど買い物して来なければ…と車を出した後、忘れ物を取りに戻ろうと車から出て気が付いたのである。ギリシャ文字のμに近いから文字系フォルムに分類されるだろう。
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