常盤池・土取

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記事公開日:2013/2/3
常盤池においての土取(つちとり)とは、常盤池の古地図に記載されている入り江の一つである。
写真はサッカースタジアム端からの撮影。


入り江の先端部分をポイントした地図を示す。


常盤溜井之略図では北側に張り出した入り江のうちの東側として記載されている。


北に向かって三つ叉のフォーク状に伸びる入り江の一つであり、その中でもっとも幅が広い。
かつては市道丸山黒岩小串線の旧道部分まで入り江の先端が伸びていたが、野球場やサッカースタジアムなどを整備する過程で入り江の先端部分が埋め立てられた。これにより現在の入り江の長さが150m程度切り詰められている。埋め立てられる以前の入り江の姿は、国土画像情報閲覧システムで確認することができる。[1]

入り江に流れ込む微細な小川はサッカースタジアム整備に伴い暗渠化されている。
この暗渠はサッカースタジアムに面する護岸に排出口をもつ。[2012/11/25]


サッカースタジアムの裏手と護岸の間には舗装されていない周遊園路の支線のような小道が存在する。
しかしこの小道は半島部分に突き当たって行き止まりである。護岸部には擬木の洒落た柵が設置されているものの通る人は誰も居らず、殆ど用を為していない謎の存在である。[2012/3/17]


ときわ湖畔北キャンプ場と周遊園路本線を連絡する支線は、土取の副次的入り江の続きである沢に沿って造られている。この沢は周遊園路支線に対して著しく深い。また、その沢の先端部分には常盤池とは切り離された無名の溜め池が存在する。


入り江の左岸側に3つ程度の副次的入り江を持っている。このうちの一つにときわ湖畔北キャンプ場が設置されている。キャンプ場前の小さな入り江は先端部分すべてに周遊園路支線から降りる階段が設置されており、親水設計になっている数少ない場所の一つである。[2010/4/6]


土取は7つある入り江のうち、両岸ともに最も接近が困難である。周遊園路の支線以外には汀を辿る道や小さな入り江に降りる道はまったく存在しない。
隣接する高畑の入り江との間に形成される半島の先端に岬があるが、古地図にも名前は記されていない。また、岬そのものに到達する道は現在のところ未だ知られていない。
高畑の入り江左岸途中から半島を横切ってサッカー場へ抜ける小道は知られている

ときわ湖畔北キャンプ場付近と周遊園路支線の接続部付近には数年前から数匹の飼い猫が棲みついている。
近寄っても逃げないことから、ウォーキングに訪れる人やキャンプ場利用者から餌をもらっているのかも知れない。[2012/3/17]


左岸側末端部付近に未知の入り江が存在する。
この副次的入り江は周遊園路を含めて陸路から到達する安泰な経路がいっさい存在しない。しかし岸辺整備などの目的で舟を使って入り江に到達した形跡がみられる。[2012/11/25]


《 アクセス 》
周遊園路から容易に到達できる。車の場合は市道丸山黒岩小串線の旧道を経て常盤スポーツ広場駐車場を利用し、そこからときわ湖畔北キャンプ場へ向かう支線を歩けば入り江の先端部分が見えてくる。
《 地名としての土取について 》
地名的な意味での土取(つちとり)とは、大字上宇部に存在する小字である。ただし明治期作成の「山口県地名明細書」にはみられない。
由来として常盤池の本土手を築くのに必要な土を採取した場という説がある。[1]ただし土取の入江は本土手から遙か離れており、この場所以外に築堤に適した土が採取できなかったのかは不明である。
《 その他の記事 》
サッカースタジアム背面から右岸を辿る初期の試み。
派生記事: 土取【1】|土取【2】
周遊園路より”未知の入り江”に直接到達したときの記録。
派生記事: 土取【3】

東側の入江 東側の入江に移動 西側の入江に移動 西側の入江
東條高畑

1. ときわ公園物語

2.「国土画像情報閲覧システム - 常盤池北部(昭和49年度)の航空映像

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