芝中の踏切

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記事作成日:2020/11/27
最終編集日:2023/4/22
ここでは芝中の踏切と題して、現在の芝中町および東芝中町に関連する4箇所の踏切について記述している。なお、既に存在しない踏切や近年廃止された踏切を含む。
《 芝中第1踏切 》
東芝中町1と笹山町1丁目16の間にある市道五反田笹山線の踏切である。


諸元は以下の通り。
種別位置通行制限
1種24K516M二輪の自動車以外の自動車通行止め(小特・軽を除く)
四輪の自動車は軽自動車までしか通れないのだが、まったく守られておらずタクシーなどは日常的に踏切を通過している。2014年夏頃より踏切から笹山町側が宅地整備され景観が一変している。

この踏切と宇部岬駅寄りにある笹山第2踏切も同様に普通車が通れない踏切であり、一般車が車で行き来するには国道190号に出るか笹山第1踏切まで迂回しなければならない。このため芝中第1踏切では笹山町側の宅地化進行が著しいのに対して東芝中町側は土地利用に殆ど変化がない。通行制限のある踏切が土地利用の障害となっている顕著な事例である。
《 芝中第2踏切 》
芝中第1踏切の20m程度西側を通る里道に存在していたと思われる踏切である。


既に踏切関連の設備はすべて除却され、横断禁止を告知する立て札などもない。しかし里道の痕跡は今も遺っており、笹山町側は鉄道沿いに設置されたフェンスとブロック塀は(里道を塞ぐことができないため)幅を空けて設置されている。現在も里道の草刈り自体は行われている。
芝中第3踏切
国道190号芝中跨線橋の西側下、芝中町と恩田町1丁目の間に存在していた踏切である。


芝中町側にある民家の通行補償のために設置された踏切らしく、踏切の先は民家の玄関へ続いているだけで他の里道に接続されない。[1]通り抜けられるだろうと判断して外部からの来訪者が横断するのを防ぐため、民家に居住者がなくなった十数年前より踏切の恩田町側にコンクリート資材を積む形で塞がれている。

なお、2022年頃に踏切に係るすべての設備が撤去され廃止された。現状は踏切跡の前後にネットフェンスが設置されている。詳細は項目に設置されたリンク先記事を参照。
《 芝中第4踏切 》
恩田街区公園付近と芝中町(字名切)を結ぶ里道の踏切である。


諸元は以下の通り。
種別位置通行制限
1種24K723M二輪の自動車以外の自動車通行止め(小特を除く)
恩田町側は物理的に四輪が通れない幅の里道であるため車が入ってくることはない。芝中町側は軽四がやっと通る狭い幅だったが、2010年頃にシャーメゾンのアパートが建ったときアパートまでの通路が4m幅に拡がった。

この里道に関する記事が時系列記事として作成されている。
記事中に現れる品位の悪い写真は再撮影後に殆ど削除している
時系列記事: 恩田町1丁目〜芝中町の道
出典および編集追記:

1. 国土交通省所管の道として分類されており公道であるという見方がある。「FBタイムライン|芝中第3踏切が撤去されるかもしれない?」参照。
《 個人的関わり 》
注意以下には長文に及ぶ個人的関わりが記述されています。レイアウト保持のため既定で非表示にしています。お読みいただくには「閲覧する」ボタンを押してください。

直近で撮影されたのは撤去されるかも知れない第3踏切であり、その先にある廃屋状態の民家と同様に緩やかな継続監視対象としている。

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