市道小串小羽山線

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記事作成日:2018/7/16
最終編集日:2018/8/16
市道小串小羽山線は、県道琴芝際波線の尾崎より坂を登り切った押しボタン式信号機より右に入り、崩しの坂頂上にある直角カーブを経て市道小羽山中央線の途中に出てくる認定市道である。
写真は宗隣寺上バス停付近。


ルートラボを掲載する。


後述する県道の道路改良区間には当初店舗や事業所などが殆どなかったため、市営バスの停留所は記事作成時の時点でなお本路線側に置かれている。
県道側にはいつでもバス停を移動できるよう設計時の段階でバス停擦り付けが造られていた
《 歴史 》
本路線は県道琴芝際波線の旧路線である。県道琴芝際波線の原形とも言える尾崎より尾根を登り始めて本路線を通る区間は大正15年に整備されている。[1]昭和50年代前半に小羽山ニュータウンが完成し地区を貫通する市道小羽山中央線が出来てからも県道は本路線区間を通っていた。この区間には崩しの坂の頂上付近で直角に折れ曲がる悪線形部があり、市営バスも通るために交通のボトルネックとなっていた。

平成10年代後半にこの悪線形を解消する道路改良工事が行われ、二反田堤の上方にある沢地を埋めることによって直角カーブをショートカットする道路改良が完成した。改良延長が短いせいもあり特に名称は与えられていない。これに伴い悪線形部分を含む区間が県道から格下げされることで本路線が誕生している。市道の整理番号が大きいのはこのためである。

本路線には県道接続部分付近以外は歩道が存在しないか、あっても歩行者一人が通るのがやっとの貧相な幅でしかない。県道がセンターラインを伴う対面交通の舗装路となった初期は、市民館前交差点から北へ向かう殆どの区間がこの規格だった。
《 経路の概要 》
起点は県道琴芝際波線の押しボタン式信号機の手前にある。視認性改良のため本路線は県道に対して直角に取り付けられているが、旧県道は右へスライスしていくような線形であり、一段高い場所へ側溝が遺っていることで確認できる。

県道は本路線の分岐点付近が小さなピークとなっており、道路改良区間はこれより若干下りになる。このため尾崎より長い坂を登って本路線へ入ろうと右折するとき、県道を直進してくる対向車両が見えづらい場合がある。終点側から県道へ出る地点には一旦停止の標識がなく停止義務はない。しかし市街部へ向かう交通量は殊の外多く減速なしに合流できることは殆どない。

起点よりややきつい登りとなり、宗隣寺墓地辺りでフラットとなる。この経路は尾崎から登り始めて護国神社の裏手まで続く北西に伸びる尾根筋を辿っている。

その後若干のカーブを経た直後に殆ど左直角折れ点と言っていいカーブに出会う。


このきつい左カーブは西側にある二反田堤の沢地を避けるためのものであり、尾崎から中山に向かう道が整備された初期から生じていた。双方からの見通しが悪いため急カーブありの大きな標識が設置されている。詳細は時系列記事の以下の記述を参照。
時系列記事: 市道小串小羽山線【1】|県道時代の悪線形部
また、この場所は沼方面から崩しの坂を経て小串台に至る古道の接続点と護国神社の裏手へ向かう地区道の接続もあり、実際には変形した十字路となっている。古道は市道丸山黒岩小串線の終点であり、崩しの坂部分は四輪が通行できる程度に拡幅されただけで殆ど初期の道の様相を保っていながら出入りする車が極めて多く、県道側へ交通量がシフトした現在においても出会い頭の衝突リスクが極めて高い要注意地点となっている。

直角カーブを過ぎてからはかなり急な下り坂となり、市道小羽山中央線に接続する。接続地点には止まれ標識があり、一旦停止義務が課せられている。県道の旧区間は小羽山中央線を横切って更に北へ伸びているが、この区間は小羽山中央線の枝線という扱いになっている。
出典および編集追記:

1.「宇部ふるさと歴史散歩」p.39
《 Googleストリートビュー 》

起点から終点までを自転車で走ったときの時系列レポート。全2巻。
2012年作成の記事であり、沿線の風景が現在とはかなり異なっている。初期の時系列記事では派生記事を別ファイルにしていないため必要に応じて後から記事文中に参照用インデックスを設けている。
時系列記事: 市道小串小羽山線【1】
《 個人的関わり 》
注意以下には長文に及ぶ個人的関わりが記述されています。レイアウト保持のため既定で非表示にしています。お読みいただくには「閲覧する」ボタンを押してください。

《 近年の変化 》
・2016年9月頃に本路線の直角カーブの内側領域の造成工事が始まった。カーブの内側に接する形で翌年には家屋の工事が始まっている。
ほぼ同じ頃に隣接する北側の敷地が造成されてeタウン小串という分譲地となった。


・2017年11月頃より本路線の終点に向かう下り坂右側の高台にレストランノエルの建築工事が始まっている。基礎工事は地山を掘削して部分的にコンクリートを流し込み、固化した後にコンクリート部を残して土壌を除去するという独特な工法を採用しており、一部メディアが報道している。[1]同種の工事を手掛ける建築家によるデザインとされている。

・2018年5月頃から市道丸山黒岩小串線の終点接続部にある十字路の角地に造成工事が始まった。数区画から構成される住宅地となるようで、護国神社裏へ向かう地区道の幅を拡げ、横断側溝なども自己負担で布設している。
出典および編集追記:

1.「まるで洞窟のようなレストラン&住居!建築の境界を飛び越える石上純也の最新作|ELLE

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