市道野原線

市道インデックスに戻る

記事作成日:2025/6/19
最終編集日:2025/6/22
市道野原(のばら)線は、国道190号競技場前交差点を起点とし、陸上競技場の外周に沿って進み俵田体育館の裏手で市道恩田野中線に到達する認定市道である。
写真は国道T字路を過ぎて恩田スポーツパーク(旧称恩田運動公園)入口に向いての撮影。


現在の経路を地理院地図に重ね描きした画像を示す。は起点、矢印は終点を表している。
経路のGeoJSONデータは こちら


国道分岐点から公園入口まではセンターラインのある対面交通仕様で、他は1.2〜1.5車線相当幅の舗装路である。公園入口前で右折し、旧補助競技場の外周に沿うまでの区間は市道恩田則貞線と重用状態にある。外周路部分はクランクが多く見通しは悪い。俵田体育館への往来は本路線を通った方が近道になるので交通量が意外に多い。陸上競技場との公式な通用門はなく、一部のブロック塀を切り欠くことで人と自転車の往来は可能。
2012年に撮影された写真を元にした全区間の踏査レポート。単巻。
時系列記事: 市道野原線【1】
出典および編集追記:

1. 地図では恩田運動公園と記載されているが、現在は恩田スポーツパークとして1期工事で多目的運動場やアーバンスポーツエリアなどの整備が終わっている。2期工事で陸上競技場の改修を行った後で名称が変更されるかも知れない。
《 記事公開後の変化 》
・2014年5月までに本路線に隣接する山口県境職員宇部住宅1号棟が解体され、敷地はパナホームに売却された。解体された正確な時期は調べていない。なお、2号棟は最終編集日時点でも居住に供されている。

・同年7月に上記1号棟のあった場所は宅地整備され「パナホーム・コート恩田運動公園前」として、宅地整備に並行して分譲開始している。


全8区画は同年中にすべて売約済となり、最終編集日現時点では新興住宅地となっている。

・2018年4月より隣接する恩田運動公園の俵田体育館の改修工事が始まり、本路線に面する側も同年6月までには飛散防止のフェンスが設置されている。詳細は「俵田翁記念体育館・改修工事」を参照。

・2018年6月までに本路線の起点付近角地が造成された。元は畑だったと思われる。


撮影時点では何ができるか分からなかったが、秋口までに現在国道190号恩田交差点の北側にある西京銀行が移転してくるという情報を得た。その後12月までに銀行の建物自体は完成している。移転営業開始時期は未定。なお、移転後は銀行の奥に位置している徳久内科医院が国道沿いまで移動してくるという情報を得ている。

・2024年3月に旧補助競技場北側の整備工事の過程で、本路線が陸上競技場手前でクランクする部分と雨水排水、下部法面が整備された。


なお、2期工事で陸上競技場の改修が予定されており、競技場本部のある周辺の変化が見込まれる。
計画では陸上競技場の本部建屋が西側のアーバンスポーツ側に移転する予定
《 野原について 》
野原(のばら)は恩田町の北側に隣接する町名で、かつての小字である野原を含む。
写真は本路線沿線にある野原公会堂。


野原は常に「のら」と読まれる。イントネーションの置き方も上記の通りで、一般名詞の野原(のはら)とは明確に異なる読まれ方である。

野原町の東側には野中町があり、両者はしばしば混同される。学校区が琴芝だった時代は野中野原という呼び方もされていた。近隣在住者は別として野原と野中の位置関係を正確に把握している市民は少ないかも知れない。領域としては野原町より野中町の方が広い。
町名としては存在しないが、陸上競技場の西側、現在野球場がある地はかつて野地(のじ)という小字が存在していた。このことから近隣地域一帯はいわゆる平原で、識別のため「野」を含む異なる地名が発生したように思われる。

ホームに戻る