市道真締川西通り2号線

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記事作成日:2017/1/28
最終編集日:2018/7/16
情報この記事は山口大病院以北の真締川西岸を通る路線について記述しています。
新川相当区間の西岸を通る真締川西通り線については こちら を参照してください。

市道真締川西通り2号線は、浜バイパスより始まり真締川の西岸に沿って遡行し国道490号南側交差点に至る認定市道である。
写真は鎌田橋付近。[2013/12/15]


ルートラボを掲載する。


終点前の国道接続部付近を除いて真締川の西岸に沿って北上する。起点から工学部通りまでは真締川護岸改修に伴い整備され、西側に幅広の自歩道が付属している。工学部通りを横切った先は真締川とガードレール一つ隔てた線形である。

川添地区では真締川に沿って直線的に進み、西山に向かう市道から先で土田橋により真締川を横切る。そこより100m程度で国道490号南側交差点に到達し終点となる。
《 成り立ちと現況 》
かつて市道真締川西通り線であった。後述する医大のヘリポート建設に伴い離発着空間を保つ必要上から樋ノ口橋より宇部大橋までの西岸側が廃道化された。これに伴い、市道真締川西通り線は県道琴芝際波線を横切った先のヘリポート手前に終点を移動し、分断された北側の先の浜バイパス宇部大橋から元路線の終点までが本路線に変更された。整理番号が大きいのは路線修正の手続きが平成10年代という理由による。詳細は以下の項目を参照。
総括記事: 市道真締川西通り線|一部区間の廃道化
真締川の土手道から始まったのは川に沿う他の市道と同様である。戦前から土手道は存在していたが、同程度の規格の道があったのは市道西山線交差部までだった。特に四輪が対面交通で通れるように西の宮以北の土手道の幅を拡げたのは昭和40年代頃である。それ以前は土手にサクラの樹が植わり春先には秀逸な眺めであったらしい。このサクラは道路拡幅の折りにすべて伐られてしまったため建設当時かなりの批判を受けた。[1]現在は沿線に樹木は一本も遺っていない。恐らくこの拡幅時期あたりに市道西山線交差部より北側を延伸し、土田橋を渡って国道490号南側交差点へ接続する区間を新造している。

この道路拡幅によって従来市街部から善和方面へ向かう経路が参宮通り一本のみであったところから南側までの別ルートが加わることとなった。更に昭和50年代より小羽山ニュータウンへ入る道(市道真締川南小羽山線)が四輪の通れる道になってからは本路線の交通量は更に増大した。特に西の宮から東へ伸びる工学部通りとの三差路は市内でも著名な交通輻輳箇所として知られ、すべての方向からの通行を制御する3サイクル方式の信号機が設置されていた。工学部通りに入るにはこの信号を経て西の宮橋で真締川を斜めに渡る形になっていた。

かつて西の宮橋があった辺り。この少し先から現在の新西ノ宮橋が架かる辺りまで斜めに橋が架かっていた。
このイレギュラーな箇所は県の真締川護岸改修の折りに橋が架け替えられる形で解消されている。


また、平成20年頃まで道路と真締川の間は河川関連の資材が置かれたまま長らく放置されていたが、後に片付けられ上の写真のような脱色系アスファルトによる遊歩道が整備された。ただし車道からガードレールで仕切られているため通行する人はそれほど多くはない。

工学部通りの北側も河川改修の影響で若干線形を変更している。かつては河川にぴったり沿う形で伸びていたが、現在はやや離れる形の線形となっている。現在も昔のガードレールが遺っている箇所がある。[2016/3/17]
ガードレールが黄色なのは真締川が県管理であるためか


それより北側は県の河川改修対象外だったため、昭和中期に道路を拡げた当時のままの状態である。センターラインを有する対面交通なものの路側が狭く、幅員に充分な余裕がない。土手道沿いのため半径の小さくきついカーブが目立つ。

スペースが確保できるカーブ箇所では胃袋状に外側を拡げている。そのような場所はしばしば車の停め置きスペースとなっている。[2014/6/25]


工学部通りより北側は市道西山線交差部に押しボタン兼感応式信号機があるだけなので、参宮通りよりも狭いながら交通の流れは速い。本路線に接続されたり横切ったりする市道は結構あるものの、いずれも信号機を要するほどではない。設計速度は道路幅と線形から40km/hに設定されているがそんな低速で走っている車など皆無である。工学部通りの交差点となる宮地付近より西から北迫方面へ向かう車はほぼ無条件で本路線を選択する。大型車両の通行制限はないが、幅員が狭いためかあまり通らない。また、当初からバス路線には設定されていない。このことは高齢化が進みバス利用が多い高齢者にとって不便な状況をもたらしている。川添地区在住の高齢者は、市営バスを利用するにも参宮通りまで歩いて出なければならない。
市営バス自体の採算性の問題もあるため今後もバス路線となる可能性は極めて低い

歩道も恐らく当初は存在せず後から追加設置されている。片側が河川で他方が個人所有の田畑という物理的制約上、歩道を含めて拡幅できる余地がない。このため殆どの区間で歩道は車道側面に支柱を設置する張り出し桟橋形式となっている。物理的にも自転車が中を通るのが不適切な幅(2.0m以下)しかない区間が多い。[2014/2/2]


しかし自転車の車道走行は交通量の多さと幅員の狭さから危険であり、狭い歩道内を通るのもやむを得ない状況となっている。川添方面から走ってくる自転車も車道の左側を通らず歩道内を右側通行する事例が多い。

当初から南側交差点は本路線経由の道が接続していたが、この拡幅以降交通量が急増したため国道接続部(当時は県道宇部秋芳三隅線)に信号機が取り付けられた。信号機設置前は国道側は一本道状態だったところが信号設置により確率高く停められることとなった。しかも国道と本路線の交通量に見合わないほど本路線側の青時間が高く設定されたため、参宮通りから走ってきた車の方が信号で停まることとなる確率が高くなる逆転現象が起きた。これは信号機の設置された昭和50年代にはすでに確認されており、現在もなお交通量や重要度を勘案すれば本路線の方が青時間の比率が高い状況のままになっている。
以上の内容は南側交差点の項目を作成した折には移動する
出典および編集追記:

1. 上宇部在住者による談話。「宇部の水道」p.160 に昭和30年代初期の真締川のモノクロ写真が掲載されており、土手道にサクラが植わっている様子が分かる。
《 Googleストリートビュー 》

《 個人的関わり 》
注意以下には長文に及ぶ個人的関わりが記述されています。レイアウト保持のため既定で非表示にしています。お読みいただくには「閲覧する」ボタンを押してください。

現在も歩道の整備が十分でないため、自転車では通りたくない路線である。特に終点方向へ進む場合は左側に歩道があるものの起点方向に走る場合は幅員の狭い車道を走らざるを得ず危険なため、なるべく通らないようにしている。市役所方面へ向かう場合は若干の丘越えとなることを承知で鎌田橋を渡り琴芝通りに向かうことが多い。
《 近年の変化 》
土手道由来であり道路改良の余地がないため、本路線自体の変化は殆どない。2010年頃に鎌田橋の接続部分が若干手直しされた程度である。近年の旺盛な宅地需要により、沿線の空き地開発の変化が大きい。

・2010年頃(正確な時期は不明)に本路線と新西の宮橋の交差点角にローソンができた。この場所はかつて宇部興運の事務所があった。これより北側に位置するセブンイレブンは既に出来ていたので「ローソンの風上商法」の実例を一つ増やすことになっている。

・2014年にセブンに隣接する広大な空き地が開発された。周囲を擁壁で囲って低かった田を地上げすることで安心ライフ中宇部という高齢者向け複合施設ができている。2017年後半には追加の棟を築造する工事も始まった。

・2017年3月31日午後3時より本路線を横切る市道西の宮小松原通り線が全線供用開始された。小松原通りより工学部通りへ直進する車が増加している傾向を考慮して、本路線側の青信号時間が若干短くなっている。以前は本路線の青時間が多めに設定されていて、新西ノ宮橋の上で右折車が大混雑で本路線側は完全に車が捌けた後もなお青時間のままになっている場面が多かった。

・2017年5月26日をもって本路線沿いにあった丸喜川添店が閉店した。内装はすべて片付けられたものの秋口頃まで建物はそのままになっていた。川添は居住年数の長い住民が多く、地区内最寄りのスーパーであっただけに影響は大きい。建屋は8月末までは現存していたことが分かっている。その後取り壊されて跡地にはファミリーマートが出来ている。

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