隧道あるはずでしょう物語

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記事作成日:2022/8/25
最終編集日:2025/12/21
ここでは、山口ケーブルビジョン「にんげんのGO!」のスピンオフ企画として放映された隧道あるはずでしょうに出演した宇部マニアックス目線によって作成された小冊子隧道あるはずでしょう物語(以下「物語」と略記)についてまとめている。
写真は当該小冊子の外観。2冊を表・裏で並べている。


小冊子は宇部マニアックス文庫としては初の出版物であり、初版は120部印刷された。2022年9月8日の午前中に納品され、当日中に限定100部のDVDを小冊子の最終ページに添付し販売可能な形で梱包した。
《 発案・企画に至るまで 》
隧道あるはずでしょうの企画で実際に現地で調査を行ったときから、視点が新しく面白い放映企画になるだろうという感触を得ていた。そのことは企画がNHK広島拠点放送局長賞を受賞するという形で明らかになった。熱心な視聴者からは番組に対する感動の手紙が寄せられていた。

「にんげんのGO!」は山口ケーブルビジョンの自社制作番組なので、契約者しか視聴できない。一出演者としてこの番組の視点や構成の秀逸さ、またこれからの番組作りの方向性を強く感じたが故に、契約視聴者以外にも広めたいと感じた。写真と文字による時系列記事が訴求力という点で映像によるテレビ番組に対抗できないことを承知の上で、記録に残したいと強く思って書き始めた。
《 物語の概要 》
物語がどの程度の分量で、どんな形式で印刷されるかについて公開可能な範囲の情報をここにまとめている。
【 出版物の諸元 】
外観: 無線綴じ小冊子(中央を糊付けした冊子)
サイズ: A4縦・左綴じ横書き
表紙: マットコート180
本文: コート90
ページ数: 50ページ(表紙4P + 本文46P) 表紙1・4:フルカラー
表紙2・3:印刷しない
本文:フルカラー
表紙1・4とは小冊子の表(p.1)と裏(p.50)で、表にはタイトルと副題、主要な構造物の写真2枚を載せている。裏は番組の出演者を撮った写真2枚(松田ディレクターによる撮影)を載せている。表紙2・3とは小冊子の表(p.2)と裏の裏面(p.49)で、無線綴じ小冊子印刷では空白のままにするのが仕様となっている。DVDを添付する場合は最終ページに挟み、サインする場合は表紙2・3のいずれかに描くこととしている。
【 構成 】
物語の構成は以下の通り。
はじめに
大元となる番組「にんげんのGO!」についての説明や、隧道あるはずでしょうが「隧道どうでしょう」なる定番企画からのスピンオフで生まれたことなどの概説。(p.3)
第1章 企画が生まれた背景
隧道どうでしょうのシーズンIIIで取り上げられた浅地川橋りょうからヒントを得て、類似する構造物が他にあるのではといった興味に始まり、それを裏付ける客観資料の発見によって実際に検証しようという気運が生まれるまでの概説。(p.4〜7)
第2章 本編
物語の中核的部分。実際に隧道あるはずでしょうで探索的ロケを行ったとき手持ちのカメラで撮影した写真を元に、次々と発見される構造物や思わぬハプニングなどを時系列記事として記述している。(p.8〜36)
第3章 受賞
隧道あるはずでしょうが受賞したことを知らされないままに山口ケーブルビジョン本社へ呼び出されたときの出来事。後にNHK情報維新やまぐちで放映されたときの場面も含まれている。(p.37〜42)
第4章 再放映に向けての動き
急遽隧道あるはずでしょうを再放送するということとなり、当時の出演者と現地を再訪したときの時系列記事。(p.43〜46)
あとがき
隧道あるはずでしょうという作品そのものに寄せる個人的所感。(p.47)
小冊子の購読者に宛てた宇部マニアックスによる pdf ファイル化された手描きメッセージ。発行元名と favicon宇部マニアのイラストを含む。(p.48)

小冊子を開いたイメージ。
1ページに最大2枚の写真を掲載している。


はじめにからあとがきまでのすべてが物語の構成要素であり、全体を通して読むことを想定しているため目次はなくページ数も印刷されていない。これはミスではなく当初からの意図的な仕様である。
通常の書籍では、末尾に著者名や発刊年月日などの諸元が枠書きされる。これを記載する必要性は感じていたが、表3に手描きメッセージを埋め込んだため最終的に省略された。
次作からは含めるかも知れない
【 添付品 】
100部限定で、最終ページに「隧道あるはずでしょう」の再放送放映回を収録したジャケットとイラスト付きDVDを添付している。写真は当該DVDの表と裏。
このDVD制作に係るコストはすべて山口ケーブルビジョンによって賄われた。


DVDは当初最終ページに両面テープで貼る予定だったが、手作業で100部に貼り付ける作業が大変なこと、ページを開閉するときDVDの重みで冊子が破れる恐れがあること、購入者が再生デバイスを持っておらずDVDが不要なとき取り外す手間をなくすためにDVDを挟むスタイルに変更された。そのままでは小冊子から脱落するので、A4サイズの小冊子が収納可能なビニル袋に封入して販売している。
《 販売と購入方法 》
小冊子の価格は1,000円(税込み)である。どの程度売れるか予測がつかなかったので120部のみ制作した。販売は原則として対面販売で、一般書店への委託販売やネット通販は行わない。概要を知って頂くために見本用を一冊拵えているが、立ち読みは容認していない(→引き売り手法)のでご了承頂きたい。予約されていた方から順次販売を開始した。なお、ご購入に合わせて今後の小冊子発刊のための応援資金を歓迎する。
よろしくお願いします
【 在庫について 】
この総括記事の最終編集日時点でDVD添付版は完売し、小冊子の在庫も残り7冊である。まとまった冊数の需要がない限り追加印刷は考えていない。

最終編集日時点で第2作目となる新川のほとりは在庫があるが、2025年中に開催した会合やイベントで売り出され残り少なくなっている。
【 郵送での購入について 】
日常生活で接点がなかったり遠方在住者の購入希望を受けて、郵送による対応を始めた。ゆうメールで配送し、1冊の場合配送料込みで1,500円(税込み)となる。[1]購入希望者は郵便番号・住所・お名前を明記してこちらからメールをお願いしたい。

A4小冊子が入る封筒に緩衝材を封入した状態でゆうメールで配送する。


請求書を封入している[2]ので、小冊子が到着次第所定の金額を請求書に書かれた口座へ振り込んで頂くことで決済する。
2024年の秋口より郵便料金の値上げが予定されており、送料込みの料金を改定する予定である。
《 その他 》
以下の記述は宇部マニアックス文庫の総括記事を作成した折には移動する。

この小冊子は、宇部マニアックスとしては初めての単独出版物である。(株)宇部日報社におけるサンデーうべのコラムは、すべてを私が行っているわけではなくレイアウトは同社の編集部が行っている。この小冊子では印刷に関するアドバイスや単独では困難なデジタル処理は局長のお陰を受けているが、本文と写真のレイアウトから入稿作業まですべて自分の納得いく方法で行った。

一般的にみてもこの小冊子はかなり稚拙な作りであり、後からみて改善を要する点が多い。小冊子に目次やページ番号、執筆者に関する諸元や問い合わせ先が書かれていないのは失念ではなく当初からの仕様である。今後の小冊子においては必要に応じて見直される。
【 得られた知見 】
この物語を書く過程で、ホームページの時系列記事制作と紙媒体での記事制作では手順が大きく異なるという知見が得られた。初期にはこのことを理解せず適当に書き進めたため、後でページの割り振りとレイアウトに難渋することとなった。これも次作の制作では、入稿作業が容易になるように始めから適切なフォーマットで作成している。

今後小冊子を発刊したときの統一性を考慮して、テキストのフォーマットや文字サイズ、彩色などを既定書式として定義づけた。今後発刊される小冊子は、読みにくいなどと読者からの改訂要望などがない限り既定書式を適用する。物語の登場人物における発言色はその一つであり、以前から時系列記事で用いられてきた。
たとえば宇部マニさんの発言は常にすたカラーで彩色されるなど

膨大な写真を10の物件カテゴリと1つの非物件カテゴリに分類し、それぞれにカテゴリカラーが構築済みである。このカテゴリカラーは、考案したときから将来的に小冊子などを刊行したときのタイトルの基調色に用いることが想定されていた。この物語のタイトルが茶色なのは、鉄道カテゴリに定義づけられたカテゴリカラーだからである。
【 メディアでの告知 】
2022年10月下旬より隧道どうでしょうの再放送が始まり、各放映回の最後に小冊子の宣伝を行うこととなった。山口市内在住の購読希望者が多いことを見越して、山口ケーブルビジョン本社で購入できるように10冊程度を松田ディレクターに預託したが、すぐに売り切れて再度補充しに行った。この預託販売は、小冊子の宣伝場面がなくなる11月末まで行われていた。

同年12月のサンデーうべのコラム Vol.79「2022年を振り返って」では、小冊子の発刊に触れると共に右下へ小さく小冊子の写真を掲載した。この写真だけで(株)宇部日報社から関心を示す購読者の連絡があり、担当者を通じて数冊を販売した。毎月のコラムは宇部市立図書館の郷土資料室のファイルに綴じられており、この過程で市立図書館からも購入希望があってつい先日対応したところである。

なお、舞台となる山口市では、県立図書館から依頼があって山口ケーブルビジョンを通して購入されている。今のところ公共機関からの購入はこの2件である。
出典および編集追記:

1. 当初はゆうメールの配送料215円を含めて1,215円(税込み)としていたが、予想外にかなりの郵送希望が寄せられたこと、大型封筒と梱包材の追加購入が必要になったことから郵送による対応のみ表記のように値上げさせて頂いた。

2. ゆうメールは信書の封入が禁止されているが、請求書や領収書のように簡素な金銭授受の指示を行うものはこの限りではない。

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